Tag Archives: 健康けんこう

日米にちべい共同きょうどうで運営うんえいする放射線ほうしゃせん影響えいきょう研究所けんきゅうじょ（放ひ影かげ研けん）は広島ひろしま、長崎ながさきの被爆ひばく者しゃとその子こどもたち「被爆ひばく2世せい」のゲノム（全ぜん遺伝いでん情報じょうほう）解析かいせきの計画けいかくについて、2024年度ねんど以降いこうに約やく500家族かぞくを対象たいしょうに本格ほんかく調査ちょうさを始はじめる方針ほうしんだ。4月に広島ひろしま、長崎ながさき両市りょうしで市民しみん向むけの公開こうかいシンポジウムを開ひらき、調査ちょうさへの理解りかいを図はかっていく。 調査ちょうさは原発げんぱつ事故じこなどによる被ひばくの次世代じせだい影響えいきょうの解明かいめいにも応用おうようできる可能かのう性せいがある一方いっぽう、被ひばくを巡めぐり新あらたな差別さべつを招まねく恐おそれもある。被爆ひばく2世せいへの健康けんこう被害ひがいはこれまで分わかっておらず、当事とうじ者しゃは期待きたいと不安ふあんが交錯こうさくする。 放ひ影かげ研けんによると、調査ちょうさは1985年ねんから定期ていき的てきに血液けつえきなどの提供ていきょうを受うけてきた約やく500家族かぞくの約やく1500人にんが対象たいしょう。親おやの放射線ほうしゃせん被ひばくが子こどもの健康けんこうに与あたえる影響えいきょうを調しらべるのが目的もくてきで、ゲノム変異へんいを解析かいせきし、今後こんご、論文ろんぶんで研究けんきゅう成果せいかを発表はっぴょうする。 全文ぜんぶんは被爆ひばく者しゃらのゲノム解析かいせき　放ひ影かげ研けん方針ほうしん、次世代じせだいへの影響えいきょう調査ちょうさ via 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん

（略りゃく） １９３０～４０年代ねんだいを中心ちゅうしんに国内こくないで使用しようされた造影ぞうえい剤ざい「トロトラスト」。放射ほうしゃ性せい物質ぶっしつ「二酸化にさんかトリウム」を主成分しゅせいぶんとし、注射ちゅうしゃされると体内たいないにとどまって放射線ほうしゃせんを出だし続つづけ、多おおくの患者かんじゃががんを発症はっしょうするなどして亡なくなった。「そんな恐おそろしい薬くすりが使つかわれていたのか」と驚おどろくとともに、全まったく知しらなかったことを恥はじた。しかし、周まわりに知しっている人ひとはいない。知人ちじんの薬剤師やくざいしに聞きいても「知しらない」と言いう。 　■国くにの支援しえんや補償ほしょう、全まったく足たりていないのでは 　７６（昭和しょうわ５１）年ねん、旧きゅう陸海りくかい軍ぐん病院びょういんでトロトラストを注入ちゅうにゅうされた戦傷せんしょう者しゃに健康けんこう被害ひがいが多数たすう発生はっせいしていることが全国ぜんこく紙しで報道ほうどうされ、国くには７７年度ねんど以降いこう、傷痍しょうい(しょうい)軍人ぐんじんを対象たいしょうに検査けんさを実施じっし。トロトラストが沈着ちんちゃくしていると判定はんていされた２４６人にんについて恩給おんきゅうを増額ぞうがくするなどの支援しえんをした。清沢きよさわさんは、沈着ちんちゃくを判定はんていするため国くにが設置せっちした委員いいん会かいの委員いいん長ちょうだった。 　一方いっぽう、国くには７８年ねんの国会こっかい答弁とうべんで、トロトラストを注入ちゅうにゅうされた患者かんじゃは「２万まんないし３万まん人にんと言いわれている」との見方みかたを示しめしていた。「国くにの支援しえんや補償ほしょうは全まったく足たりていないのではないか」と疑問ぎもんが湧わいた。 　委員いいん会かいは２０１７年ねん、把握はあくする患者かんじゃが全員ぜんいん死亡しぼうしたとして解散かいさん。厚生こうせい労働省ろうどうしょうにトロトラストの使用しよう実態じったいや国内こくない流通りゅうつう、ドイツの製造元せいぞうもとからの輸入ゆにゅう経路けいろに関かんする資料しりょうがないか尋たずねたが「存在そんざいしない」。委員いいん会かいの議事ぎじ録ろくも「ない」とされた。被害ひがいが歴史れきしから消けされかけている―。そう感かんじた。 　■見みつけた資料しりょう 　専門せんもん家かへの取材しゅざいを重かさねると、長崎ながさき大原おおはら爆ばく後ご障害しょうがい医療いりょう研究所けんきゅうじょ（長崎ながさき市し）にトロトラスト患者かんじゃの資料しりょうが保管ほかんされていることが分わかり、昨年さくねん２月がつに訪たずねた。資料しりょう保管ほかん室しつにあったのは、今いまも放射線ほうしゃせんを出だし続つづけているという患者かんじゃの臓器ぞうきの標本ひょうほんや、患者かんじゃに関かんする大量たいりょうの紙かみの資料しりょう。その中なかに「都道府県とどうふけん別べつ」と書かかれたファイルがあった。長野ながの県けんのページを開ひらいた時ときに気付きづいた。「あれ？　女性じょせいが１人にんいる」。女性じょせいが傷痍軍人しょういぐんじんである可能かのう性せいは低ひくい。県内けんないの１３人にんが載のったリストには、国くにの支援しえんを受うけていないとみられる患者かんじゃが他ほかにも数すう人にんいた。 （略りゃく） ■生身なまみの人間にんげんを苦くるしめた被害ひがいの実態じったい 　この遺族いぞくの父親ちちおやは従軍じゅうぐん中ちゅうにトロトラストを注入ちゅうにゅうされたとみられるが、国くにの補償ほしょうは受うけていなかった。「おなかが張はる」と不調ふちょうを訴うったえてから亡なくなるまでわずか４カ月かげつ。肝臓かんぞうの血管けっかんに腫瘍しゅようができ、腹水ふくすいがたまって苦くるしんだ。若わかい担当たんとう医いに「俺おれはもう助たすからないから、死しんだら解剖かいぼうして役立やくだてて、立派りっぱな医師いしになって」と声こえをかけていた―。遺族いぞくは「おやじのように苦くるしんだ人ひとがいると知しってもらえれば、供養くようになります」と言いった。それまでぼんやりとして見みえづらかった被害ひがいを、「生身なまみの人間にんげんを苦くるしめたもの」として実感じっかんできたような気きがした。 　昨年さくねん１０月がつ、国くにの支援しえんから漏もれた患者かんじゃが多数たすういた可能かのう性せいがあると報道ほうどう。遺族いぞくの証言しょうげんなども記事きじにした。一方いっぽう、武見たけみ敬三けいぞう厚労相こうろうしょうは同月どうげつ、国くにとして被害ひがいを「新あらたに調査ちょうさすることは考かんがえていない」との姿勢しせいを示しめした。 全文ぜんぶんは「おなか張はる」から、亡なくなるまで4カ月かげつ…生身なまみの人間にんげんを苦くるしめたトロトラスト　知識ちしきゼロから始はじまった「日本にっぽん初はつの薬害やくがい」の取材しゅざい via 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん

2021.11.27 12:02　 日本にっぽん被団協ひだんきょうが実施じっしした被爆ひばく２世せいを対象たいしょうにした調査ちょうさでおよそ６割わりが「被爆ひばく２世せいとしての不安ふあんや悩なやみがある」と回答かいとうしたことがわかりました。 　調査ちょうさは２０１６年ねんから２０１７年ねんにかけて実施じっし。およそ３４００人にんが回答かいとうしました。 　このうち６０・３％の２０５８人にんが「被爆ひばく２世せいとしての不安ふあんや悩なやみがある」と答こたえました。 　その内容ないようを複数ふくすう回答かいとうで聞きいたところ最もっとも多おおかったのは「自分じぶんの健康けんこうや体調たいちょうへの放射線ほうしゃせんの影響えいきょう」で７８・６％でした。 　国くにや自治体じちたいに求もとめることを複数ふくすう回答かいとうで聞きいたところ「医療いりょう費ひの助成じょせい」と「被爆ひばく２世せいの健康けんこう手帳てちょうの発行はっこう」が半数はんすう近ちかく挙あげられ「がん検診けんしんの実施じっし」が４１・９％でした。 続つづきは全国ぜんこく被爆ひばく２世せい実態じったい調査ちょうさ「約やく６割わりが不安ふあんや悩なやみ」と報告ほうこく 当とうサイト既出きしゅつ関連かんれん記事きじ：被爆ひばく２世せい「不安ふあんや悩なやみ」６割わり　うち７８％「健康けんこうと放射線ほうしゃせん影響えいきょう」　日本にっぽん被団協ひだんきょうアンケート via 朝日新聞あさひしんぶん

「皆様みなさまの声こえをお寄よせください」 私わたしたちNPOはっぴーあいらんど☆ネットワークでは、学校がっこうでの甲状腺こうじょうせん検査けんさ継続けいぞくを求もとめ広ひろく意見いけんを集あつめています。子こどもたちの受診じゅしん機会きかいを守まもるため、私わたしたちの意見いけんを福島ふくしま県けんに届とどけませんか？特とくに子育こそだて世代せだいの皆みなさま、ご協力きょうりょく宜よろしくお願ねがい致いたします。 そもそも甲状腺こうじょうせん検査けんさは、東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしま第だい一いち原発げんぱつ事故じこ後ごに健康けんこう被害ひがいが起おこることが懸念けねんされ、「30年ねん先さきまで県民けんみんの健康けんこうを見守みまもる」という目的もくてきで開始かいしされました。そして学校がっこうでの検査けんさは、仕事しごとを休やすんで検査けんさに連つれて行いくなど保護ほご者しゃにかかる負担ふたんを軽減けいげんし、検査けんさ希望きぼう者しゃが等ひとしく受診じゅしんできる機会きかいを確保かくほするため導入どうにゅうされました。 疾病しっぺいの「早期そうき発見はっけん・早期そうき治療ちりょう」という目的もくてきをかんがみても、子こどもたちにとって必要ひつような検査けんさですので、受診じゅしん率りつの安定あんていした学校がっこうでの検査けんさは重要じゅうようです。 ところが最近さいきん「県民けんみん健康けんこう調査ちょうさ検討けんとう委員いいん会かい」では、学校がっこう現場げんばの疲弊ひへいと検査けんさの強制きょうせい性せい（任意にんい検査けんさであるにもかかわらず）を理由りゆうに、学校がっこう検査けんさについて続つづけるべきかどうかの議論ぎろんがなされています。年内ねんないに県内けんない20校こう程度ていどの学校がっこう現場げんばへのき取きとり調査ちょうさが行おこなわれるようです。当事とうじ者しゃの声こえも反映はんえいさせるとは言いっているものの、星ほし北斗ほくと座長ざちょうは「その具体ぐたい的てきな方法ほうほうは非公開ひこうかいの場ばで決きめる」とし、またWEB上じょうで当事とうじ者しゃの意見いけんを聞きくべきだという意見いけんについては、「その予定よていはない」と却下きゃっかしています。 このままでは、学校がっこう現場げんばの負担ふたんを理由りゆうに、学校がっこうでの甲状腺こうじょうせん検査けんさが無なくなってしまうかもしれません。受診じゅしん機会きかいが保障ほしょうされることは、無用むような被ひばくを強しいられた子こどもたちにとっての権利けんりです その権利けんりを守まもるため、私わたしたちの意見いけんを届とどけましょう。 下記かきのフォームから皆みなさんの声こえをお聞きかせください。いただいたご意見いけんは、NPOはっぴーあいらんど☆ネットワークで福島ふくしま県けんへ届とどけて参まいります。 ＊ご意見いけんフォーム＊ （匿名とくめいでの意見いけん記載きさいも可能かのう） ブログと＊県民けんみん健康けんこう調査ちょうさ検討けんとう委員いいん会かいを「検討けんとう」する会かい　第だい2回かい＊ のビデオは『学校がっこうでの甲状腺こうじょうせん検査けんさが無なくなってしまう？』

　東京電力とうきょうでんりょくは２５日にち、福島ふくしま第だい１原発げんぱつで内部ないぶ被曝ひばく（ひばく）線量せんりょうを調しらべるホールボディーカウンター（ＷＢＣ）で、別べつの作業さぎょう員いんが「替かえ玉だま」で検査けんさを受うけた事例じれいが計けい３１件けんあったと発表はっぴょうした。 （略りゃく） 　東電とうでんによると、原発げんぱつ内ないにあるＷＢＣを受うけた記録きろくがあるのに、同おなじ日びに原発げんぱつ内ないに入はいった記録きろくがない作業さぎょう員いんが見みつかった。平成へいせい２８年ねん４月がつ～今年ことし２月がつを対象たいしょうに調査ちょうさした結果けっか、協力きょうりょく企業きぎょうの作業さぎょう員いん１５人にんの代かわりに同僚どうりょう９人にんが検査けんさを受うけていた。 　検査けんさには本人ほんにん確認かくにんのための「管理かんり区域くいき立入たちいり許可きょか証しょう」が必要ひつようだが、９人にんは本来ほんらい検査けんさを受うけるべき作業さぎょう員いんの許可きょか証しょうを持もち出だしていた。 全文ぜんぶんは被曝ひばく検査けんさで「替かえ玉だま」３１件けん　福島ふくしま第だい１原発げんぱつの作業さぎょう員いん

厚生こうせい労働省ろうどうしょうはこのほど、「眼めの水晶すいしょう体たいの被ひばく限度げんどの見直みなおし等とうに関かんする検討けんとう会かい」の報告ほうこく書しょを発表はっぴょうした。眼めの水晶すいしょう体たいの等価とうか線量せんりょう限度げんどを５年間ねんかんの平均へいきんで、年とし20ミリシーベルトとし、年とし50ミリシーベルトを超こえないこととすることが適当てきとうとした。同どう等価とうか線量せんりょうが継続けいぞく的てきに年とし20ミリシーベルトを超こえるおそれがある者ものに対たいしては、健康けんこう診断しんだんの項目こうもくの白内障はくないしょうに関かんする眼めの検査けんさの省略しょうりゃくは認みとめないことを方向ほうこう性せいとして示しめしている。 （略りゃく） 電離でんり放射線ほうしゃせん障害しょうがい防止ぼうし規則きそくの改正かいせいの検討けんとう結果けっかでは、限度げんどを５年間ねんかん平均へいきんで、１年ねん当あたり20ミリシーベルトかつ１年ねん当あたり50ミリシーベルトを超こえないこととすることが適当てきとうとした。 十分じゅうぶんな放射線ほうしゃせん防護ぼうご措置そちを講こうじても、高たかい被ひばく線量せんりょうを眼めの水晶すいしょう体たいに受うける可能かのう性せいがある者ものについては、約やく３年ねんの期間きかん、眼めの水晶すいしょう体たいの等価とうか線量せんりょう限度げんどが年とし50ミリシーベルトを超こえないこととすることを提示ていじ。 また、眼めの水晶すいしょう体たいの等価とうか線量せんりょうが継続けいぞく的てきに年とし20ミリシーベルトを超こえるおそれがある者ものに対たいしては、健康けんこう診断しんだんの項目こうもくの白内障はくないしょうに関かんする眼めの検査けんさの省略しょうりゃく（電離でんり則そく第だい56条じょう第だい３項こう）は認みとめないとの考かんがえを示しめした。 水晶すいしょう体たいの等価とうか線量せんりょうを算定さんていするための実用じつよう量りょうでは、外部がいぶ被ひばくによる線量せんりょうの測定そくていを、実効じっこう線量せんりょうおよび人体じんたいの組織そしき別べつの等価とうか線量せんりょうを算定さんていすることから、放射線ほうしゃせんの種類しゅるい・エネルギーに応おうじて、１センチメートル線量せんりょう当とう量りょう、３ミリメートル線量せんりょう当とう量りょうまたは70マイクロメートル線量せんりょう当とう量りょうのうち適切てきせつなものについて行おこなうことなどを挙あげている。 全文ぜんぶんは眼めの水晶すいしょう体たい被ひばく　新あらたな限度げんどを示しめす　厚労省こうろうしょう報告ほうこく書しょ

東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしま第だい１原発げんぱつ事故じこに伴ともない全ぜん町まち避難ひなんが続つづく双葉ふたば町まちの空間くうかん放射線ほうしゃせん量りょうなどを検証けんしょうしている町まちの委員いいん会かいは２７日にち、来年らいねん３月がつ末まつごろまでの避難ひなん指示しじ解除かいじょを目標もくひょうとする一部いちぶ地域ちいきの線量せんりょうについて「解除かいじょに当あたっては、十分じゅうぶんに低減ていげんしていると判断はんだんする」との検証けんしょう結果けっかをまとめ、町まちに報告ほうこく書しょを提出ていしゅつした。 検証けんしょう結果けっかを受うけ、町まちは今後こんご、解除かいじょの是非ぜひについて町議会ちょうぎかいや町民ちょうみんと協議きょうぎするなど、解除かいじょに向むけた手続てつづきに入はいる。 検証けんしょう委いが解除かいじょ範囲はんいの線量せんりょうを検証けんしょうした結果けっか、帰還きかん困難こんなん区域くいきに再ふたたび人じんが住すめるよう整備せいびする特定とくてい復興ふっこう再生さいせい拠点きょてん区域くいき（復興ふっこう拠点きょてん）内ないにあるＪＲ双葉ふたば駅えき周辺しゅうへんや町まち道どうの線量せんりょうの平均へいきん値ちは、除染じょせん前まえの２０１３（平成へいせい２５）年ねん１０月がつ～１８年ねん２月がつが毎時まいじ４.９５マイクロシーベルトだったのに対たいし、除染じょせん後ごの１９年ねん７月がつは７２％減げんの同どう１.３８マイクロシーベルトに低減ていげんした。 ただ、除染じょせんしていない区域くいきからの影響えいきょうで、町まち道どうの一部いちぶなどに線量せんりょうが高たかい地点ちてんがあることも確認かくにん。報告ほうこく書しょでは「早急そうきゅうに除染じょせんに着手ちゃくしゅして線量せんりょうの低減ていげん化かを図はかるべきだ」と課題かだいが指摘してきされた。 避難ひなん指示しじ解除かいじょ準備じゅんび区域くいきの線量せんりょうの平均へいきん値ちは、除染じょせん前まえの１４年ねん３月がつ～１６年ねん５月がつが毎時まいじ０.５６マイクロシーベルトで、除染じょせん後ごの１９年ねん６～９月がつは７１％減げんの同どう０.１６マイクロシーベルトに低減ていげんした。 町まち役場やくばいわき事務所じむしょで２７日にち、非公開ひこうかいで開ひらかれた会合かいごうの後のち、前ぜん原子力げんしりょく規制きせい委員いいん長ちょうで検証けんしょう委い委員いいん長ちょうの田中たなか俊一しゅんいち氏しが伊沢いさわ史朗しろう町長ちょうちょうに報告ほうこく書しょを手渡てわたした。 報告ほうこく書しょには、２２年ねん春はるの復興ふっこう拠点きょてん全域ぜんいきの解除かいじょを見据みすえ、放射線ほうしゃせんに対たいする健康けんこう不安ふあん対策たいさくの重要じゅうよう性せいが盛もり込こまれた。田中たなか氏しは報道陣ほうどうじんの取材しゅざいに「線量せんりょうについては基本きほん的てきには問題もんだいがない。放射線ほうしゃせんの不安ふあんをどう解消かいしょうするかが大おおきなポイント」と述のべた。 続つづきは「線量せんりょう、十分じゅうぶんに低減ていげん」　福島ふくしま・双葉ふたばの検証けんしょう委い、町まちが先行せんこう解除かいじょ着手ちゃくしゅへ