『ジャスティス・リーグ』『IT』ワーナー洋画ようがが上位じょうい独占どくせん

　DCコミックスのヒーロー、バットマンやワンダーウーマンら超人ちょうじんたちがスーパーチームを結成けっせいしたアクション超ちょう大作たいさく『ジャスティス・リーグ』が、27日にちに興行こうぎょう通信つうしん社しゃが発表はっぴょうした土日どにち2日間にちかん（11月25～26日にち）の全国ぜんこく映画えいが動員どういんランキングで1位いを獲得かくとく。2位いにはホラー映画えいが『IT／イット　“それ”が見みえたら、終おわり。』が入はいっており、1位いと2位いをワーナーの洋画ようが作品さくひんが占しめた。

【画像がぞう】めっちゃ笑顔えがお！フラッシュ＆サイボーグ俳優はいゆうが日本にっぽんに

　同どう作さくの先週せんしゅう末まつの成績せいせきは動員どういん13万まん3,453人にん、興行こうぎょう収入しゅうにゅう2億おく442万まん5,500円えん。23日にち（木き・祝しゅく）から全国ぜんこく639スクリーンで公開こうかいされており、4日間にちかんの累計るいけい動員どういんは28万まん5,373人にん、累計るいけい興きょう収おさむ4億おく3,181万まん1,900円えんとなった。実力じつりょく派は声優せいゆうが参加さんかした吹ふき替かえ版ばんも好評こうひょうで、23日にちの初日しょにちはアメコミファンとみられる30代だい以上いじょうの男性だんせい層そうが多おおかったが、土日どにちになると20代だい、カップル、そして親子おやこ連づれの姿すがたも見みられるようになったという。作品さくひん自体じたいの評価ひょうかも良好りょうこうで、SNS上じょうには早はやくもリピーターの声こえも。今後こんごの推移すいいが期待きたいされる。

　同おなじく11月23日にちに318スクリーンで公開こうかいされた『火花ひばな』は、動員どういん8万まん2,400人にん、興きょう収おさむ1億おく1,100万まん円えんをあげ3位いにランクイン。興行こうぎょう通信つうしん社しゃ調しらべによる期待きたい度ど調査ちょうさでは、期待きたい度どは23％、認知にんち度どは76％。認知にんち度どはほぼどの世代せだいでも7割わりを超こえており、期待きたい度どについても男性だんせい40代だい、女性じょせい30代だい以外いがいでは20％以上いじょうをマークした。また、配給はいきゅう元もとが行おこなった初日しょにちアンケートによると、客層きゃくそうの男女だんじょ比ひは40.6対たい59.4。年代ねんだい別べつでは20代だい31.1％、50代だい21.9％、40代だい15.5％、16～19歳さいが14.3％と幅広はばひろい層そうに支持しじされた模様もよう。複数ふくすう回答かいとう可かの鑑賞かんしょう動機どうきとしては「キャストが好すき」91.3％、「原作げんさくが好すき」31.1％、「お笑わらいが好すき」21.9％、「感動かんどうできそう」18.7％となった。幅広はばひろい層そうに支持しじされていることから、今後こんごの平日へいじつやレディースデーでの高こう稼働かどうに期待きたいがかかる。

　子こどもたちに絶大ぜつだいな人気にんきを誇ほこる児童じどう書しょシリーズの30周年しゅうねん記念きねん映画えいがとして、原作げんさくでも描えがかれなかったゾロリの秘密ひみつを描えがく『映画えいが　かいけつゾロリ ZZ（ダブルゼット）のひみつ』は全国ぜんこく113館かんで公開こうかいされ、動員どういん3万まん403人にん、興きょう収おさむ3,381万まん760円えんをあげ8位いにランクイン。これは2015年ねんに公開こうかいされた前作ぜんさく『映画えいがかいけつゾロリ　うちゅうの勇者ゆうしゃたち』（全国ぜんこく86館かんスタート／最終さいしゅう興きょう収おさむ8,000万まん円えん）との興きょう収おさむ比ひで250％。さらにシリーズ最高さいこう成績せいせきとなった2012年ねんの『映画えいがかいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』（全国ぜんこく67館かんスタート／最終さいしゅう興きょう収おさむ1億おく8,000万まん円えん）興きょう収おさむ比ひでも160％という数字すうじとなり、シリーズ最高さいこう興きょう収おさむの更新こうしんが期待きたいされる。30周年しゅうねんのメモリアルイヤーで、数々かずかずの催もよおし物ものが行おこなわれ、関心かんしんが高たかまったこともこの人気にんきの背景はいけいにありそうだ。客層きゃくそうはメインターゲットとなる小学校しょうがっこう1～3年生ねんせいとその親おや世代せだいが中心ちゅうしんだが、ももいろクローバーZの百田ひゃくだ夏なつ菜子さいこが声優せいゆうを務つとめたこともあり、ももクロファンとみられる層そうもみられた。

　先週せんしゅうに1位いを奪還だっかんした『IT／イット　“それ”が見みえたら、終おわり。』は2位いにランクダウンとなったものの、公開こうかい4週しゅう目めの週末しゅうまつ成績せいせきが興きょう収おさむ1億おく4,893万まん5,200円えんと好調こうちょうをキープ。累計るいけい成績せいせきも、動員どういん116万まん2,426人にん、興きょう収おさむ15億おく2,683万まん6,200円えんと動員どういん100万まん人にん、興きょう収おさむ15億おく円えんを突破とっぱした。

　公開こうかい3週しゅう目めの『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』は4位いにランクダウンしたものの、累計るいけい動員どういん68万まん人にん、累計るいけい興きょう収おさむ9億おく3,000万まん円えんとなり、興きょう収おさむ10億おく円えん突破とっぱも間近まぢかとなった。さらに公開こうかい4週しゅう目めの『ラストレシピ　～麒麟きりんの舌したの記憶きおく～』は累計るいけい動員どういん73万まん4,849人にん、累計るいけい興きょう収おさむ9億おく2,527万まん500円えんとなり、こちらも興きょう収おさむ10億おく円えん突破とっぱが間近まぢかだ。

　今週こんしゅう末まつは『鋼はがねの錬金術れんきんじゅつ師し』『探偵たんていはBARにいる3』『パーティで女おんなの子こに話はなしかけるには』『曇天どんてんに笑わらう〈外伝がいでん〉　～決別けつべつ、犲の誓ちかい～』『青春せいしゅん夜話やわ Amazing Place』『希望きぼうのかなた』『デメキン』『ムーミン谷たにとウィンターワンダーランド』などが公開こうかい予定よていとなっている。（ランキング・数字すうじなどは興行こうぎょう通信つうしん社しゃ、文化ぶんか通信つうしん社しゃ、配給はいきゅう元もとなど調しらべ）（取材しゅざい・文ぶん：壬生みぶ智裕ともひろ）

【2017年ねん11月25～26日にちの全国ぜんこく映画えいが動員どういんランキングトップ10】※（）内ないは先週せんしゅうの順位じゅんい

1（初はつ）『ジャスティス・リーグ』：1週しゅう目め
2（1）『IT／イット　“それ”が見みえたら、終おわり。』：4週しゅう目め
3（初はつ）『火花ひばな』：1週しゅう目め
4（2）『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』：3週しゅう目め
5（6）『ラストレシピ　～麒麟きりんの舌したの記憶きおく～』：4週しゅう目め
6（3）『GODZILLA 怪獣かいじゅう惑星わくせい』：2週しゅう目め
7（4）『泥棒どろぼう役者やくしゃ』：2週しゅう目め
8（初はつ）『映画えいが　かいけつゾロリ ZZ（ダブルゼット）のひみつ』：1週しゅう目め
9（7）『映画えいがキラキラ☆プリキュアアラモード　パリッと！想おもい出でのミルフィーユ！』：5週しゅう目め
10（8）『ご注文ちゅうもんはうさぎですか?? ～Dear My Sister～』：3週しゅう目め