新型しんがたコロナウイルス

感染かんせん症しょうの行動こうどう計画けいかく案あんを了承りょうしょう　10年ねんぶり抜本ばっぽん改定かいていへ　政府せいふ対策たいさく会議かいぎ

　政府せいふは24日にち、専門せんもん家からによる新型しんがたインフルエンザ等とう対策たいさく推進すいしん会議かいぎを開催かいさいした。新型しんがたコロナウイルスの経験けいけんを踏ふまえ、重大じゅうだいな感染かんせん症しょうへの対応たいおうをまとめた「新型しんがたインフルエンザ等とう対策たいさく政府せいふ行動こうどう計画けいかく」の改定かいてい案あんを示しめし、大筋おおすじで了承りょうしょうされた。医療いりょう逼迫ひっぱく（ひっぱく）時じには総合そうごう的てきに判断はんだんし、必要ひつように応おうじ緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんを講こうじるとした。2013

群馬ぐんま県民けんみんのコロナワクチン接種せっしゅは平均へいきん3・65回かい　86万まん回分かいぶん以上いじょう廃棄はいき

　新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだい後ご、ワクチン接種せっしゅが始はじまった2021年ねん2月がつから無料むりょう接種せっしゅが終了しゅうりょうした24年ねん3月がつまでに、群馬ぐんま県民けんみんが計けい693万まん1280回かいのワクチン接種せっしゅを受うけたことが19日にち、県けんのまとめで判明はんめいした。1人ひとりあたりの回数かいすうは0～7回かいとばらつきがあるが、3月1日にち現在げんざいの人口じんこう（189万まん4824人にん）で1人ひとりあたり3・

「備そなえは重要じゅうよう」　コロナ禍かで見みえてきたこと　群馬大ぐんまだい大学院だいがくいん神谷かみや教授きょうじゅ

　新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの治療ちりょうや医療いりょう提供ていきょうに関かんする国くにの公費こうひ支援しえんが終了しゅうりょうし、4月がつから通常つうじょうの医療いりょう提供ていきょう体制たいせいへと移行いこうした。ただ、新型しんがたコロナそのものが終息しゅうそくしたわけではない。4年間ねんかんにわたるコロナ禍かで見みえてきたこととは。国内こくないでは数少かずすくないコロナウイルスを専門せんもんとする研究けんきゅう者しゃ、群馬大ぐんまだい大学院だいがくいんの神谷かみや亘わたる教授きょうじゅ（ウイルス学がく）に聞きいた

コロナワクチン接種せっしゅ後ご死亡しぼう　遺族いぞくら「国くにの広報こうほう不十分ふじゅうぶん」と集団しゅうだん提訴ていそ

　新型しんがたコロナウイルスのワクチンの危険きけん性せいを伝つたえないまま接種せっしゅを推奨すいしょうしたのは違法いほうとして、ワクチン接種せっしゅ後ごに死亡しぼうした男女だんじょの遺族いぞくら13人にんが17日にち、国くにに総額そうがく約やく9150万まん円えんの賠償ばいしょうを求もとめる集団しゅうだん訴訟そしょうを東京とうきょう地裁ちさいに起おこした。原告げんこく側がわは全員ぜんいんが死亡しぼうや後遺症こういしょうとワクチン接種せっしゅとの因果いんが関係かんけいを国くにに認みとめられており、「国くにはマイナス情報じょうほうを事実じじつ上じょう

コロナワクチン廃棄はいき2.4億おく回分かいぶん、6653億おく円えん相当そうとう　厚労省こうろうしょう

　厚生こうせい労働省ろうどうしょうは16日にち、新型しんがたコロナウイルスワクチンの廃棄はいき量りょうが約やく2億おく4415万まん回分かいぶんに上のぼると明あきらかにした。購入こうにゅう金額きんがくに換算かんさんすると約やく6653億おく円えん。厚労省こうろうしょうの担当たんとう者しゃは「その時々ときどきの状況じょうきょうによって必要ひつようなワクチンを購入こうにゅうしたので、無駄むだとは考かんがえていない」と説明せつめいしている。　厚労省こうろうしょうによると、これまでのワクチンの契約けいやく量りょうは約やく9億おく28

シニアのくらしセミナー

コロナ禍かが一息ひといき　化粧けしょうで気分きぶんを上あげ、いざ外そとへ　資生堂しせいどう×毎日新聞まいにちしんぶん

　新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうが落おち着つき、人々ひとびとの外出がいしゅつ機会きかいが増ふえたことで、再ふたたび化粧けしょうへの関心かんしんが高たかまっている。コロナ禍かから抜ぬけ、気持きもちを上向うわむかせてくれる化粧けしょうの魅力みりょくが再さい認識にんしきされている。　◇来きた時ときよりも奇麗きれいになって帰かえる　資生堂しせいどうと毎日新聞まいにちしんぶん「生活せいかつの窓口まどぐち」は3月がつ20日はつか、東京とうきょう都内とないで「大人おとなのためのパーソナルビューティー講座こうざ

コロナ営業えいぎょう時短じたん協力きょうりょく金きん、不正ふせい受給じゅきゅうの2.3億おく円えんが未み返還へんかん　福岡ふくおか

　新型しんがたコロナウイルス対策たいさくとして営業えいぎょう時間じかん短縮たんしゅくの要請ようせいに応おうじた飲食いんしょく店てんなどに支給しきゅうしてきた協力きょうりょく金きんに関かんして、福岡ふくおか県けんは11日にち、不適切ふてきせつな受給じゅきゅうが約やく4億おく1000万まん円えんあったと明あきらかにした。うち約やく2億おく3000万まん円えんが未み返還へんかんという。　県けんによると、協力きょうりょく金きんは2021年ねん1月がつ～22年ねん3月がつに複ふく数すう回かい出でた営業えいぎょう時間じかん短縮たんしゅくや休業きゅうぎょう要請ようせいに伴ともない、県内けんないの

MediaNOW!

コロナ禍かの犠牲ぎせいとなった学生がくせいたちへ　弱者じゃくしゃの視点してんで考かんがえられる大人おとなに＝近藤こんどうサト

　4年ねん前まえの3月がつ、世界せかい保健ほけん機関きかん（WHO）はパンデミックという言葉ことばを用もちい、新型しんがたコロナウイルスの世界せかい的てきな大だい流行りゅうこうを宣言せんげんしました。日本にっぽん国内こくないの感染かんせん者しゃも増ふえ続つづけ、第だい1波はが押おし寄よせます。東京とうきょうオリンピック・パラリンピックの開催かいさい延期えんきが決きまり、緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんが出だされました。　当時とうじ、海外かいがい旅行りょこう中ちゅうに感染かんせんしたとされる関西かんさいの大学生だいがくせいが

コロナワクチン非ひ接種せっしゅ者しゃへのハラスメント、消防しょうぼう長ちょうを停職ていしょくと降格こうかく処分しょぶん

　滋賀しが県けんの甲賀こうが広域こういき行政ぎょうせい組合くみあい消防しょうぼう本部ほんぶ（甲賀こうが市し）で、新型しんがたコロナウイルスワクチンの接種せっしゅを受うけなかった女性じょせい職員しょくいんが「接種せっしゅ拒否きょひ者しゃ」として廊下ろうか脇わきで勤務きんむさせられるなどした問題もんだいで、同どう組合くみあいは28日にち、感染かんせん対策たいさくとして不適切ふてきせつな判断はんだんをしたなどとして、本田ほんだ修二しゅうじ消防しょうぼう長ちょう（60）を停職ていしょく3カ月かげつの懲戒ちょうかい処分しょぶん、部長ぶちょう級きゅうから課長かちょう級きゅうに降任こうにんする分限ぶげん処しょ

ワクチン接種せっしゅコールセンター　京都きょうと市しへの過大かだい請求せいきゅう、計けい8.9億おく円えんに

　新型しんがたコロナワクチン接種せっしゅのコールセンター業務ぎょうむなどを京都きょうと市しから受託じゅたくしていた「日本にっぽんトータルテレマーケティング」（東京とうきょう）が委託料いたくりょうを過大かだいに請求せいきゅうしていた問題もんだいで、同社どうしゃは27日にち、過大かだい請求せいきゅうの総額そうがくが最終さいしゅう的てきに約やく8億おく9410万まん円えんに上のぼると明あきらかにした。2023年ねん11月の中なか間あいだ報告ほうこくでは約やく7億おく9000万まん円えんだったが、オペレーターの

コロナ検査けんさ補助ほじょ金きんの不正ふせい申請しんせい、21事業じぎょう者しゃ393億おく円えんに　都と発表はっぴょう

　東京とうきょう都とは26日にち、新型しんがたコロナウイルスの無料むりょうPCR検査けんさ事業じぎょうを巡めぐり、17事業じぎょう者しゃが約やく211億おく円えんの都との補助ほじょ金きんを不正ふせいに申請しんせいしていたと発表はっぴょうした。都とは昨年さくねんも不正ふせい申請しんせいした事業じぎょう者しゃを調査ちょうさしており、総額そうがくは21事業じぎょう者しゃ計けい約やく393億おく円えんに膨ふくらんだ。交付こうふ済ずみ総額そうがくは約やく102億おく円えん。返還へんかん額がくは約やく2370万まん円えんにとどまっている。　都とによると、

あした元気げんきになあれ

コロナで育児いくじに変化へんかが…＝小国おぐに綾子あやこ

　コロナ禍かの4年間ねんかんで「子育こそだて」はどう変かわったのか――。埼玉さいたま県けん和光わこう市しの北きた第だい二に子育こそだて世代せだい包括ほうかつ支援しえんセンター「おやこ広場ひろばもくれんハウス」に、センター長ちょうの野の宗そう玲子れいこさんと、家庭かてい訪問ほうもん型がたの子育こそだて支援しえんをしている特定とくてい非ひ営利えいり活動かつどう法人ほうじん「ホームスタート・ジャパン」代表だいひょう理事りじの森田もりた圭子けいこさんを訪たずねた。　2人ふたりが口くちをそろえたのは「ママ

厚労相こうろうしょう、尾身おみ茂しげる氏しらに感謝かんしゃ状じょう　新型しんがたコロナ対策たいさくの検討けんとう会かいが3月廃止はいし

　新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう対策たいさくを検討けんとうする厚生こうせい労働省ろうどうしょうの「アドバイザリーボード」が3月がつ末まつで廃止はいしされることを受うけ、武見たけみ敬三けいぞう厚労相こうろうしょうは25日にち、尾身おみ茂しげる・結核けっかく予防よぼう会かい理事りじ長ちょうらメンバーに感謝かんしゃ状じょうを贈呈ぞうていした。合あわせて「未み曽そ有ゆうの危機ききにおける国民こくみんの命いのちを救すくうための尽力じんりょくと功績こうせきに、深ふかく感謝かんしゃを申もうし上あげたい」と謝意しゃいを伝つたえた。　アドバイ

全すべては「次つぎにつながる」　校庭こうてい使つかえなかった6年間ねんかん　PTAの贈おくる言葉ことば

　東京とうきょう都と文京ぶんきょう区立くりつ誠之せいし小学校しょうがっこうで25日にち、卒業そつぎょう式しきがあった。卒業そつぎょうする6年生ねんせいが入学にゅうがくする前まえから、誠之せいし小しょうは校舎こうしゃの改築かいちく工事こうじ中ちゅうで、卒業生そつぎょうせいは一いち度ども校庭こうていを使つかうことができなかった。ひとつでも多おおく特別とくべつな思おもい出でを残のこしてもらえたらと、PTAから桜さくらの絵えのメッセージボードをプレゼントした。　誠之せいし小しょうは校舎こうしゃ、校庭こうてい、体育館たいいくかん、プールを全面ぜんめん改あらため

コロナのワクチン冷凍庫れいとうこ、第だい二にの道みちへ　無料むりょう接種せっしゅ終了しゅうりょうで研究けんきゅう機関きかんに譲渡じょうと

　新型しんがたコロナウイルスを巡めぐり、国内こくないでは3月がつ末まつでワクチンの無料むりょう接種せっしゅが終了しゅうりょうし、入院にゅういん・治療ちりょうの特別とくべつな助成じょせいがなくなるなど公費こうひ負担ふたんのあり方かたが大おおきく転換てんかんする。群馬ぐんま県けんが保有ほゆうしていたワクチン保管ほかんのための超ちょう低温ていおん冷凍庫れいとうこはいずれも研究けんきゅう機関きかんなどに譲渡ゆずりわたされた。2020年ねん3月がつに県内けんないで初はつの感染かんせん者しゃを確認かくにんして以来いらい4年ねんがたち、4月がつからは通つう

世界せかいの平均へいきん寿命じゅみょう、1.6歳さい短みじかく　新型しんがたコロナ流行りゅうこうの2年間ねんかんで

　新型しんがたコロナウイルスが世界せかい的てきに流行りゅうこうした2020～21年ねんの2年間ねんかんで、世界中せかいじゅうの人々ひとびとの平均へいきん寿命じゅみょうが1・6歳さい短みじかくなったとの推計すいけい結果けっかを、国際こくさい研究けんきゅうチームが英えい医学いがく誌し「ランセット」に発表はっぴょうした。過去かこ約やく70年間ねんかんは世界せかい的てきに長ながくなる傾向けいこうだったが、流行りゅうこうにより84％の国くにと地域ちいきで短みじかくなった。　チームの研究けんきゅう者しゃは「新型しんがたコロナの流行りゅうこうは、

福岡ふくおか・飯塚いいづかの病院びょういん、7600万まん円えん不正ふせい受給じゅきゅう　コロナ病床びょうしょう巡めぐり返還へんかん命令めいれい

　新型しんがたコロナウイルスの病床びょうしょう確保かくほ料りょうや設備せつび整備せいびの補助ほじょ金きんについて、2022年ねん9月がつ～23年ねん9月がつに不正ふせいな申請しんせいがあったとして、福岡ふくおか県けんは21日にち、飯塚いいづか市しの「飯塚いいづかみつき病院びょういん」に対たいし、交付こうふ済ずみの約やく7600万まん円えんの返還へんかんと、加算かさん金きん約やく900万まん円えんの支払しはらいを求もとめると発表はっぴょうした。看護かんご師しの配置はいちなど、コロナ患者かんじゃの入院にゅういんの受うけ入いれ態勢たいせいが整ととのって

コロナ専門せんもん家か組織そしき、3月がつ末まつで廃止はいし　冬ふゆの流行りゅうこう対応たいおうで大おおきな問題もんだいなく

　厚生こうせい労働省ろうどうしょうに新型しんがたコロナウイルス対策たいさくを助言じょげんする専門せんもん家か組織そしき「新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう対策たいさくアドバイザリーボード」（脇田わきた隆たかし字じ座長ざちょう）が3月がつ末まつで廃止はいしされる方向ほうこうとなったことが分わかった。この冬ふゆの流行りゅうこうでも、対応たいおうに大おおきな問題もんだいが生しょうじなかったのが理由りゆう。厚労省こうろうしょうが15日にち、明あきらかにした。　尾身おみ茂しげる・結核けっかく予防よぼう会かい理事りじ長ちょうも構成こうせい員いんとして

新型しんがたコロナワクチン、自己じこ負担ふたん7000円えん程度ていどに　4月がつから国くにの助成じょせいで

　4月がつからの新型しんがたコロナウイルスワクチンの「定期ていき接種せっしゅ」（65歳さい以上いじょうの高齢こうれい者しゃと60～64歳さいで基礎きそ疾患しっかんがある人ひとが対象たいしょう）について、厚生こうせい労働省ろうどうしょうは15日にち、自己じこ負担ふたん額がくが7000円えん程度ていどになるよう、市町村しちょうそんに助成じょせい金きんを支給しきゅうすると発表はっぴょうした。　ただ、国くにの助成じょせい以外いがいに市町村しちょうそんが独自どくじに補助ほじょする場合ばあいがあるため、実際じっさいの自己じこ負担ふたん額がくは市町村しちょうそん

中小ちゅうしょう企業きぎょう向むけのコロナ資金繰しきんぐり支援しえん、6月がつ末まつまで延長えんちょう　経けい産さん省しょう

　斎藤さいとう健けん経済けいざい産業さんぎょう相しょうは8日にちの閣議かくぎ後ごの記者きしゃ会見かいけんで、新型しんがたコロナウイルス禍かで事業じぎょうが困難こんなんになった中小ちゅうしょう企業きぎょう向むけの資金繰しきんぐり支援しえんを6月がつ末まつまで延長えんちょうすると発表はっぴょうした。7月がつ以降いこうは経営けいえい改善かいぜんに重点じゅうてんを置おいた、コロナ前まえと同どう水準すいじゅんの支援しえんを継続けいぞくする。　3月がつ末まつで終了しゅうりょう予定よていだった民間みんかん金融きんゆう機関きかんの「コロナ借換かりかえ保証ほしょう」のほか、日本にっぽん政策せいさく金融きんゆう公庫こうこなど政府せいふ