Uber Eats(ウーバーイーツ)で収益をアップさせている飲食店が増えてきています。
今回の記事は、そんな噂を聞いて、自分も飲食店として「加盟(出店)してみようかな」「レストランパートナーになってみようかな」と思っている飲食店の方向けのコンテンツです。
- Uber Eats(ウーバーイーツ)に加盟・出店するメリットとデメリット
- Uber Eats(ウーバーイーツ)への加盟・出店に向いている事業者
- 加盟・出店後にやるべきこと
Uber Eats(ウーバーイーツ)に加盟・出店する方法から、実際にかかるコスト、メリットやデメリットまで、詳しくご説明いたします。
Uber Eats(ウーバーイーツ)のレストランパートナーとは?
Uber Eats(ウーバーイーツ)とは、世界45か国 6,000 都市以上で展開するデリバリーサービスで、Uber(ウーバー)という、2010 年に米国サンフランシスコでサービスを開始したヒトやモノの移動を革新的なテクノロジーで支える企業が運営しているサービスです。
Uber(ウーバー)は、現在アプリを利用した配車サービスを世界で69か国 10,000 以上の都市で展開しており、テクノロジーを活用して各都市の交通渋滞や環境問題に取り組んでいます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)はご注文者様、レストランパートナー様、配達パートナー様の三者をUber の革新的なテクノロジーで繋ぐことにより、最短時間で人気店の美味しい料理をお届けしてくれます。
日本では 2016年9月に東京でサービスを開始しました。現在、日本全国47都府県にて展開しており、サービスを利用しているユーザーも年々増加傾向にあります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)に加盟(出店)している事業者のことを、【レストランパートナー】と呼びます。
加盟(出店)するには、個人・法人問わず条件を満たしていれば、様々な業態の事業者が登録を行って、デリバリーやテイクアウトのサービスを利用することができます。
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Uber Eats(ウーバーイーツ)加盟(出店)のメリット
そもそも、Uber Eats(ウーバーイーツ)に加盟(出店)して、レストランパートナーになるメリットはどんなところにあるのでしょうか?6つのメリットをご紹介いたします。
以下に詳しく解説していきたいと思います。
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【メリット1】手軽にデリバリーサービスが始められる
いままでは、自社にバイクや専属のドライバーを雇わなければ、デリバリーサービスをはじめる事は出来ませんでした。
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、配達パートナーが商品を注文者のもとへ配達してくれるため、自社で配達員を雇う必要がありません。
コストをかけずに、デリバリーサービスをスタートすることができるのは、最大のメリットです。
【メリット2】デリバリーによる売上アップが見込める
Uber Eats(ウーバーイーツ)は、注文受付をするかしないかを自由に決められるので、手の空いているときは注文受付をONに、忙しい時はOFFにすることができます。
シンプルに今まで0だったデリバリーサービスの売上が増えるので、店舗の売上のアップに繋がります。
初期投資・固定費をかけずにデリバリーやテイクアウトを導入することができますので、利益を生むまでに時間はかかりません。
デリバリーサービスや、テイクアウトサービスで副業をしているような感覚なので、ローコストで売上を上げる事が出来ます。
【メリット3】より多くの人に認知してもらえる
今までアプローチできなかった顧客層にもお店の名前を知ってもらうことができ、店舗認知の向上が期待できます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)は、自転車やバイクで配達可能なエリアの注文者に対して、配達可能な店舗の情報を提示します。そのため、いままで近くを通ったりSNSでたまたま見てもらう事でしか、認知してもらえなかったものが自然と認知され、広告を掲載しているような効果を得る事が出来ます。
【メリット4】認知度アップにより、来店に繋がり来店数も上がる
今まで店舗に来たことがなかった人にもUber Eats(ウーバーイーツ)を通じてアプローチすることができ、より多くの人に認知してもらえるようになります。
もちろん認知度が上がるのは、Uber Eats(ウーバーイーツ)の世界の中だけではありません。
認知度が上がる事によって、「また、あのお店の料理が食べたい」「アツアツをお店で食べてみたい」などというきっかけを生む事になり、来店に繋がる事も見込めます。ショップカードや、店舗の案内などを同梱することによって、ファンを逃さず、来店に繋げる事ができます。
【メリット5】データやフィードバックを提供してもらえる
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、「レストランマネージャー」と呼ばれるツールを使って注文を受けたり、配達員に通知を送ったりします。
その、レストランマネージャーでは注文者の傾向の分析や、商品や料理に対するフィードバックを得る事ができます。売上のアップに繋がるヒントや、商品開発に活かせる情報などを得る事が出来ます。
レストランダッシュボードの使い方を解説して居る公式動画がありますので、こちらも参考にしてみてください。
【メリット6】自店の状況にあわせて、注文を受けるか決めれる
始めたい時間にタブレットをONにすればすぐに開始、休みたい時はOFFにするだけで、自店の状況にあわせて、注文を受けるか決めることができます。
お店が忙しい時や、人材が不足している時などは、注文を受け付けないステータスにすることができますので、フレキシブルに対応することができます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)加盟(出店)のデメリット
では、逆にUber Eats(ウーバーイーツ)加盟(出店)のデメリットは何でしょうか? 考えられる3つのデメリットをご紹介いたします。
以下に詳細を解説します。
【デメリット1】店舗のオペレーションが煩雑になる
来店しているお客様プラスアルファーで、注文が入ってくるため、オペレーションが煩雑になる可能性があります。
日によって、注文の数やタイミングの傾向が読みづらいため、在庫の管理やアルバイトの管理も煩雑になってしまい、うまくコントロール出来ない可能性もあります。
【デメリット2】包装代や包材が店舗の場所を取る
包材を追加で購入したり、その購入した包材を保管しておく場所を確保する必要があります。
広い倉庫や店舗であればよいですが、お店自体や厨房が狭い場合は場所を取ってしまう可能性もあります。
【デメリット3】やり取りの工数がかかる
配達パートナーとの受け渡しや、やり取りが発生する可能性があります。
通常の接客や調理を行っている合間にやってくるため、タイミングが悪いとピークタイムで対応に追われる可能性もあります。
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Uber Eats(ウーバーイーツ)の加盟(出店)に向いている事業者
Uber Eats(ウーバーイーツ)のレストランパートナーとして加盟(出店)したほうが良いお店はどんなお店でしょうか?
加盟(出店)に向いている事業者は、以下の3つのうち1つでも当てはまる事業者です。
以下に詳しく解説していきたいと思います。
オープンしたばかりで認知度がない飲食店
新規開店したばかりのお店では、新規の顧客を見つけるのに苦労することも多くあるかと思います。
デリバリーやテイクアウトを導入するという目的以外で、新規の顧客を集める手段のひとつとして、レストランパートナーへの登録は有効です。
新規オープンした場合は、お客様にお店を認知してもらうというところからスタートするかと思います。そのサポートをUber Eats(ウーバーイーツ)というプラットフォームに掲載することで行う事ができます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)を利用しているユーザーに「お店の名前」や「どんな商品を売っているのか」というところを認知してもらうことができます。また、お客様の来店が少ない場合でも、Uber Eats(ウーバーイーツ)経由の注文で店舗の初期の売上の補填を行う事ができる可能性もあります。
立地が悪くてお店を見つけてもらいにくい飲食店
大きな通りに面していない、小道を入ったところにある、ビルの2階や地下などにお店が入っているという場合には、なかなか新規でお店をみつけてもらう事が難しいかもしれません。
そんな場合には、広告を使ったり看板を立てたりして集客を行うかもしれませんが、その方法の一つとしてUber Eats(ウーバーイーツ)を入れることをオススメします。
Uber Eats(ウーバーイーツ)は、様々な切り口から多くのお店を探す事ができるプラットフォームです。単純に、Uber Eats(ウーバーイーツ)にお店の情報を掲載するだけで、地域に住んでいるかなりの方の目に触れることになります。
もちろん、掲載料は無料ですし、固定費もかかりません。あくまでも発生した注文に対してのみ手数料を支払う形となりますので、コストがかからない広告手段といえます。
1円でも多く売上を上げたい飲食店
Uber Eats(ウーバーイーツ)に加盟することによって、店舗の売上がダウンするということは考えにくいかと思います。
もちろん、最初は包材などに経費を使う必要はあるかと思いますが、中長期的にみればもちろんペイできる事が多いかと思いますので、1円でも多く売上を上げたい飲食店は、Uber Eats(ウーバーイーツ)を取り入れて収益のアップを目指す事をお勧めします。
もちろん、Uber Eats(ウーバーイーツ)に加盟することによって新しいオペレーションが発生して負荷もあるかもしれませんが、しっかりまわるようになれば収益をアップできます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)に加盟(出店)後にやるべき事
Uber Eats(ウーバーイーツ)に加盟(出店)した後に、効率よくUber Eats(ウーバーイーツ)を活用していくやめにやっておくべきことを2つご紹介いたします。
サポートセンターの連絡先を確認しておく
何かわからない事や、困った事があった時に質問をできるサポートセンターがUber Eats(ウーバーイーツ)にはあります。その連絡先をしっかり登録後には確認しておくことをお勧めいたします。
自店のスタッフも配達パートナーに登録してもらう
自店のスタッフをUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーに登録しておくことです。
通常、注文が入った時に配達パートナーが周りに居ない場合注文がキャンセルになります。ランチタイムなど忙しい時間帯のキャンセルはやむ無しかと思いますが、閑散としている中途半端な時間帯で売り逃がしを防ぐ事が売上げアップのためには重要になってきます。
自店のスタッフがUber Eats(ウーバーイーツ)の 配達パートナー として活動できる状態になっていれば、売り逃しを防ぐ事が可能になります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)には飲食店以外も出店可能!
Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店できるのは、飲食物を提供しているレストランだけなんじゃないの?と思っている方も多いかもしれませんが、実はそうではありません。
飲食店以外の業種でも、Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店・加盟することができるんです!
以下のような様々な販売事業者が出店・加盟することができます。
世界の一部の地域では、2020年3月以降、食料雑貨のオンライン注文が 200% 増加しており、購入者の 61% は料金が以前より高額でも購入されているというデータがあります。
地域に根差したベーカリーやスーパーマーケットを展開している事業者も、Uber Eats(ウーバーイーツ)を利用すれば、オンライン注文や配達にローリスクで対応することができます。
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Uber Eats(ウーバーイーツ)に加盟(出店)するメリット・デメリット まとめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)に加盟(出店)するメリット・デメリットについてみてきましたがいかがでしょうか。
オペレーションが煩雑になる等デメリットもありますが、それを上回るたくさんのメリットがあります!
- 手軽にデリバリーサービスが始められる
- デリバリーによる売上アップが見込める
- より多くの人に認知してもらえる
- 認知度アップにより、来店に繋がり来店数も上がる
- データやフィードバックを提供してもらえる
- 自店の状況にあわせて、注文を受けるか決めれる
Uber Eats(ウーバーイーツ)に加盟(出店)して、レストランパートナーになるためには、まず公式サイトから問合せをすることからスタートです。登録料金は無料で、販売価格から手数料が35%引かれます。
しっかり、売上・原価・人件費の計算を行って、利益がでる加盟(出店)を心がけましょう!