第だい35回かい【9/15(日ひ)】道長みちなが(柄本えもと佑たすく)は彰子あきこ(見上みかみ愛あい)の懐妊かいにん祈願きがんのため、息子むすこの藤原ふじわら頼通よりみち(渡邊わたなべ圭けい祐ゆう)と共ともに御嶽みたけ詣もうでへ向むかう。だが、険けわしい行程こうていと悪天候あくてんこうに悩なやまされ、目的もくてき地ちである金峯山こんごうざん寺てらへの到達とうたつに手てこずる。その頃ころ、伊い周しゅう(三浦みうら翔しょう平たいら)は武者むしゃを引ひき連つれ、不穏ふおんな動うごきを見みせていた。一方いっぽう、まひろ(吉よし高こう由里子ゆりこ)の書かく物語ものがたりに興味きょうみを持もつ一条天皇いちじょうてんのう(塩野しおの瑛あきら久ひさ)は、まひろに物語ものがたりの真意しんいを尋たずねては自身じしんの境遇きょうぐうを重かさねる。そんな中なか、まひろは彰子あきこの本心ほんしんを知しる。