第だい9回かい【3/3(日ひ)】東三条ひがしさんじょう殿どのに入はいった盗賊とうぞくの正体しょうたいは直秀なおひで(毎まい熊くま克哉かつや)ら散楽さるがく一座いちざだった。道長みちなが(柄本えもと佑たすく)の命いのちで検非違使けびいしに引ひき渡わたされる。一方いっぽう、直秀なおひでらの隠かくれ家がを訪たずねていたまひろ(吉よし高こう由里子ゆりこ)は盗賊とうぞく仲間なかまと勘違かんちがいされ、連行れんこうされる。宮中きゅうちゅうでは、花山はなやま天皇てんのう(本郷ほんごう奏そう多た)と義ぎ懐ふところ(高橋たかはし光臣みつおみ)の関係かんけいが悪化あっかし、代かわって道みち兼けん(玉置たまき玲れい央ひさし)が信頼しんらいを得え始はじめる。その頃ころ、兼けん家か(段田だんだ安則やすのり)を看病かんびょうする詮かい子こ(吉田よしだ羊ひつじ)を思おもいもよらぬ事態じたいが待まち受うける。