起業志望者からアイデアを募り、3カ月間の支援を通じて新たな事業創生を目指すため毎日新聞社などが設立した「毎日みらい創造ラボ」は29日、第1期のシードアクセラレータープログラムの受講チームを決定した。
選ばれたチームと事業領域は、Ventus.Inc.(ヴェンタス)=ブロックチェーンによるスポーツチーム支援▽ウェルナス=ナス由来成分を活用したヘルスケア▽Gaudiy(ガウディ)=アプリを使ったマーケティング支援▽スマートモチベーション=AIを使った学習支援▽Eighty Days(エイティ デイズ)=インバウンドを活用した地域創生--の5チーム。
5チームは、DeNAへの投資で注目を集めた日本テクノロジーベンチャーパートナーズの村口和孝代表や、シリコンバレーで投資と事業開発を行うSVフロンティアの鈴木陽三社長など国内外の著名投資家や起業家からのアドバイスでアイデアを磨き、法務や財務、プレゼンテーションといった起業ノウハウを専門家から学ぶ。
毎日みらい創造ラボは来年の3月7日、投資家や大手企業の担当者を招き、3カ月間の成果を披露する「デモデイ」を開催する予定だ。【永井大介】