細田守監督作品歴代No.1の興行収入となった『竜とそばかすの姫』(公開中)より、細田監督とメインテーマを手掛けたmillennium paradeの常田大希との初対談映像映像が解禁となった。
『時をかける少女』(06)、『サマーウォーズ』(06)、『おおかみこどもの雨と雪』(12)、『バケモノの子』(15)、『未来のミライ』(18)を世に送り出してきたアニメーション映画監督、細田守。そんな細田監督が、かつて『サマーウォーズ』で描いたインターネット世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生をヒロインにして描いた最新作『竜とそばかすの姫』は、興行収入65億円突破間近となり、10月22日からはMX4D上映もスタートしている。
millennium paradeと物語の主人公、Belleがコラボレーションした映画のメインテーマ「U」はリリース当初より20を超える主要ストアチャートで1位を総なめにし、以降各トータル7000万回ストリーミングを越える大ヒット。サウンドトラック収録楽曲の3000万回ストリーミングと合わせて、トータル1億回ストリーミングを突破するほどの人気だ。
本作を通じて出会った2つの才能の初対談が実現し、東宝MOVIEチャンネルで公開された。対談は、細田監督がLAの映画祭を訪れた10月中旬に、早朝の現地と常田がいる深夜の東京を繋ぎ、リモートで実施された。アニメ、音楽、美術、ファッションとジャンルや国境を飛び越え、アニメのボーダーを作品ごとに越えていく監督同様、さまざまなアーティストやクリエイターを巻き込み、音楽、映像、アート、ファッションと領域をまたいで活躍している常田は、その方向性や価値観など共通する点も多く、今作を通じて、よりお互いの才能をリスペクト。対談は作品への想いや海外での反応、「U」の制作秘話、公開後に思うことを語り合い、今後の活動やパーソナルな部分にも踏み込んでいる。
コロナ禍を経て、世界を見据える2人が何を感じているのか?公開後だからこそ語れる『竜とそばかすの姫』のアフターストーリーに注目だ。
文/タナカシノブ