ベストセラー作家、浅田次郎の時代小説を神木隆之介主演で映画化する『大名倒産』が6月23日(金)より公開となる。本作より、キムラ緑子、梶原善、高田延彦ら第2弾キャスト7名が解禁となった。
『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18)、『老後の資金がありません!』(21)、『そして、バトンは渡された』(21)などの前田哲が時代劇初挑戦で監督を務める本作。『七つの会議』(19)やドラマ「半沢直樹」の丑尾健太郎と、ドラマ「特捜9 season2~4」、「下町ロケット」の稲葉一広が共同で脚本を手がけ、ひょんなことから越後丹生山藩、第十三代藩主となる青年、松平小四郎(神木)の人生逆転エンターテインメントを描きだす。先日、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、小日向文世、宮﨑あおい、浅野忠信、佐藤浩市ら豪華俳優陣が神木の脇を固めることが発表され話題を呼んでいた。
このたび、第2弾キャストとして発表されたのは、キムラ緑子、梶原善、高田延彦、藤間爽子、ヒコロヒー、勝村政信、石橋蓮司の7名。キムラは、金貸業を行う大坂の豪商、天元屋のタツを演じている。また、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」での演技も記憶に新しいバイプレイヤー、梶原は丹生山藩の付家老、天野大膳と、その弟の中膳、小膳の三役を演じ、プロレスラーとして数々の伝説を残し、タレント、俳優として活動する高田は、幕府の実力者と名高い旗本、小池越中守に扮している。
キムラは「とても楽しかったです!騒いでいる間に終わったという感じです。奇想天外で、前田監督の発想はどこまで飛んでいくんだろうって楽しみな気持ちになりました」と撮影を振り返る。梶原は「和やかに時間を過ごせて、幸せな時間となりました。その楽しさや雰囲気は、きっと映画の中でしっかり伝わっているかと思いますので、ぜひ楽しみにしていて頂けますと嬉しく思います」と、高田は「芝居経験の少ない私ですが、現場の皆さんが非常に親切でムードも居心地も良く、お陰様で楽しく気持ち良く撮影に臨むことが出来ました」とそれぞれコメント。また、小池越中守の娘であり、新次郎と恋仲であるお初役を日本舞踊家で女優の藤間、橋爪佐平次の妻であるしの役をピン芸人のヒコロヒー、江戸幕府の老中である板倉周防守役を勝村、幕府の老中首座である仁科摂津守役を石橋蓮司がそれぞれ演じることが明らかになった。
個性豊かなキャスト陣が演じるキャラ達は、神木演じる巻き込まれ系プリンスとどのように関わっていくのか?人生逆転のエンターテインメント作品の公開を楽しみに待ちたい!