第だい6話わ～第だい9話わ

各かく話はなし一覧いちらん

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  第だい6話わ 心しんの檻おり

  あらすじをみる 徳川とくがわの使者ししゃとして、関ヶ原せきがはらの戦たたかいの後のちの上杉うえすぎに対たいする処遇しょぐうを伝つたえるため、会津あいづを訪おとずれる真田さなだ信之のぶゆき。対峙たいじする直江なおえ兼けん続つづけは、徳川とくがわによる無慈悲むじひとも思おもえる厳きびしい沙汰さたに対たいし、激はげしく抵抗ていこうするのだが、決死けっしの覚悟かくごで臨のぞむ信之のぶゆきも一いち歩ほも退しりぞかない…。一方いっぽう真田さなだ幸村ゆきむらは、死刑しけいを免まぬかれ九度山くどやまへ流罪るざいとなったものの、兄あに、信之のぶゆきに問とわれた「生いきる意味いみ」を見みいだせずに空虚くうきょな日々ひびを送おくっていた。そんなある日ひの夜よる、幸さいわい村むらの滞在たいざい所しょ周辺しゅうへんがにわかに騒々そうぞうしくなり…。
  あらすじをみる 徳川とくがわの使者ししゃとして、関ヶ原せきがはらの戦たたかいの後のちの上杉うえすぎに対たいする処遇しょぐうを伝つたえるため、会津あいづを訪おとずれる真田さなだ信之のぶゆき。対峙たいじする直江なおえ兼けん続つづけは、徳川とくがわによる無慈悲むじひとも思おもえる厳きびしい沙汰さたに対たいし、激はげしく抵抗ていこうするのだが、決死けっしの覚悟かくごで臨のぞむ信之のぶゆきも一いち歩ほも退しりぞかない…。一方いっぽう真田さなだ幸村ゆきむらは、死刑しけいを免まぬかれ九度山くどやまへ流罪るざいとなったものの、兄あに、信之のぶゆきに問とわれた「生いきる意味いみ」を見みいだせずに空虚くうきょな日々ひびを送おくっていた。そんなある日ひの夜よる、幸さいわい村むらの滞在たいざい所しょ周辺しゅうへんがにわかに騒々そうぞうしくなり…。
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  第だい7話わ 紅蓮ぐれんの刃は

  あらすじをみる 徳川とくがわ秀忠ひでただが、父ちち、徳川とくがわ家康いえやすの跡あとを継つぎ二に代だい将軍しょうぐんとなり、大坂おおさかでは反はん徳川とくがわの機運きうんが高たかまる中なか、真田さなだ信之のぶゆきは徳川とくがわの使者ししゃとして大坂おおさか城じょうの豊臣とよとみ秀頼ひでよりに謁見えっけんする。秀頼ひでよりの悠然ゆうぜんとした振ふる舞まいに戸惑とまどいつつも、信之のぶゆきはしばらく大だい坂さかに滞在たいざいすることに。一方いっぽう、禁きんを破やぶったことで更さらに警備けいびが強化きょうかされた九度山くどさんの真田さなだ幸村ゆきむらのもとに、関ヶ原せきがはらで深手ふかでを負おった井伊いい直政なおまさが現あらわれる。幸さいわい村むらの槍やりを携たずさえ、対決たいけつを迫せまる直政なおまさだが、二度にどと槍やりは持もたないと誓ちかった幸村ゆきむらは、直政なおまさの求もとめに応こたえようとはせず…。
  あらすじをみる 徳川とくがわ秀忠ひでただが、父ちち、徳川とくがわ家康いえやすの跡あとを継つぎ二に代だい将軍しょうぐんとなり、大坂おおさかでは反はん徳川とくがわの機運きうんが高たかまる中なか、真田さなだ信之のぶゆきは徳川とくがわの使者ししゃとして大坂おおさか城じょうの豊臣とよとみ秀頼ひでよりに謁見えっけんする。秀頼ひでよりの悠然ゆうぜんとした振ふる舞まいに戸惑とまどいつつも、信之のぶゆきはしばらく大だい坂さかに滞在たいざいすることに。一方いっぽう、禁きんを破やぶったことで更さらに警備けいびが強化きょうかされた九度山くどさんの真田さなだ幸村ゆきむらのもとに、関ヶ原せきがはらで深手ふかでを負おった井伊いい直政なおまさが現あらわれる。幸さいわい村むらの槍やりを携たずさえ、対決たいけつを迫せまる直政なおまさだが、二度にどと槍やりは持もたないと誓ちかった幸村ゆきむらは、直政なおまさの求もとめに応こたえようとはせず…。
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  第だい8話わ 帰かえらずの道みち

  あらすじをみる 武士ぶしとしてしか生いきられないと悟さとった真田さなだ幸村ゆきむらは、九度山くどさんを脱出だっしゅつして大だい坂さかへ向むかう。同おなじ頃ごろ、加藤かとう清正きよまさ・福島ふくしま正則せいそくも徳川とくがわ軍ぐんを離反りはんし大坂おおさかへ向むかう。徳川とくがわと豊臣とよとみの対決たいけつの気運きうんが高たかまる中なか、家康いえやすは、幸村ゆきむら・清正きよまさ・正則せいそくらの追撃ついげきに藤堂とうどう高虎たかとら・伊達だて政まさし宗むね・片倉かたくら小しょう十じゅう郎ろうを向むかわせる。一方いっぽう真田さなだ信之のぶゆきは、徳川とくがわへの帰路きろにおいて、前田まえだ慶けい次じと出会であう。慶けい次じから幸さいわい村むら出奔しゅっぽんの報ほうを聞きいた信之のぶゆきは、幸さいわい村むらのもとへ馬うまを走はしらせる…。
  あらすじをみる 武士ぶしとしてしか生いきられないと悟さとった真田さなだ幸村ゆきむらは、九度山くどさんを脱出だっしゅつして大だい坂さかへ向むかう。同おなじ頃ごろ、加藤かとう清正きよまさ・福島ふくしま正則せいそくも徳川とくがわ軍ぐんを離反りはんし大坂おおさかへ向むかう。徳川とくがわと豊臣とよとみの対決たいけつの気運きうんが高たかまる中なか、家康いえやすは、幸村ゆきむら・清正きよまさ・正則せいそくらの追撃ついげきに藤堂とうどう高虎たかとら・伊達だて政まさし宗むね・片倉かたくら小しょう十じゅう郎ろうを向むかわせる。一方いっぽう真田さなだ信之のぶゆきは、徳川とくがわへの帰路きろにおいて、前田まえだ慶けい次じと出会であう。慶けい次じから幸さいわい村むら出奔しゅっぽんの報ほうを聞きいた信之のぶゆきは、幸さいわい村むらのもとへ馬うまを走はしらせる…。
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  第だい9話わ 大坂おおさかの風ふう

  あらすじをみる 前田まえだ慶けい次じとともに大坂おおさかへ到着とうちゃくした真田さなだ幸村ゆきむらは、豊臣とよとみ秀頼ひでよりと対面たいめん。若わかき主おもの覚悟かくごを知しり、戦たたかう決意けついを新あらたにする。ほどなく、徳川とくがわ家康いえやすと豊臣とよとみ秀頼ひでよりの会談かいだんが行おこなわれ、そこで家康いえやすは、秀頼ひでよりに天下てんか人じんとしての器量きりょうを認みとめる。もはや徳川とくがわと豊臣とよとみの戦せんが避さけられないことを真田さなだ信之のぶゆきも確信かくしんする。戦せんに向むけて動うごき出だす大坂おおさか城じょう。徳川とくがわの大軍たいぐんを相手あいてにいかに戦たたかうか、考かんがえ抜ぬいた幸村ゆきむらはある秘策ひさくを思おもいつく。
  あらすじをみる 前田まえだ慶けい次じとともに大坂おおさかへ到着とうちゃくした真田さなだ幸村ゆきむらは、豊臣とよとみ秀頼ひでよりと対面たいめん。若わかき主おもの覚悟かくごを知しり、戦たたかう決意けついを新あらたにする。ほどなく、徳川とくがわ家康いえやすと豊臣とよとみ秀頼ひでよりの会談かいだんが行おこなわれ、そこで家康いえやすは、秀頼ひでよりに天下てんか人じんとしての器量きりょうを認みとめる。もはや徳川とくがわと豊臣とよとみの戦せんが避さけられないことを真田さなだ信之のぶゆきも確信かくしんする。戦せんに向むけて動うごき出だす大坂おおさか城じょう。徳川とくがわの大軍たいぐんを相手あいてにいかに戦たたかうか、考かんがえ抜ぬいた幸村ゆきむらはある秘策ひさくを思おもいつく。