橋本 操
(はしもと・みさお)
NPO法人 ALS/MNDサポートセンターさくら会 理事 長
日本 ALS協会 顧問
関連 サイト:
「闘 えALS!さくら会 」
http://www31.ocn.ne.jp/~sakurakai/- みなさん、こんにちは。
SMA(脊髄 性 筋 委縮 症 )家族 の会 の代表 をしております、東 良 (ひがしら)と申 します。 SMA家族 の会 は、SMAの患者 とその家族 を中心 に、医療 や教育 の専門 家 やボランティアのご協力 を得 て1999年 に発足 致 しました。現在 会員 数 は約 300を数 えます。SMAの治療 法 確立 に向 けての活動 に加 えて会員 同士 の交流 にも力 を入 れております。
私 は、小学校 6年生 の息子 がSMAのⅡ型 と診断 され当会 へ入会 しました。
私 達 家族 も息子 が確定 診断 を受 けた時 は、将来 への不安 と絶望 に苦 しみましたが、今 では、夢 も希望 ももって毎日 楽 しく家族 で生 きております。かけがえのない日常 は必 ずやって来 ます!共 に前 へ進 んでいきたいですね。 中田 郷子 (なかたきょうこ)
特定 非 営利 活動 法人 MSキャビン理事 長
1993年 に多発 性 硬化 症 (MS)を発症 しました。国内 の情報 不足 を痛感 し、1996年 にホームページ「MSキャビン」を開設 。以来 、情報 提供 活動 を主 におこない、今 では全国 各地 で講演 会 を開催 するようになりました。2004年 に法人 格 を取得 しています。
私 自身 は2001年 から2日 に1回 のインターフェロン療法 をはじめ、以来 、再発 頻度 と程度 が治 まりました。病状 が安定 している今 は、どこも何 ともなさそうに見 えると思 います。よろしくお願 いいたします。川口 有美子
(かわぐち・ゆみこ)
NPO法人 ALS/MNDサポートセンターさくら会
日本 ALS協会 理事
(有) ケアサポートモモ代表
関連 サイト:
立命館大学 大学院 先端 総合 学術 研究 科
http://www.arsvi.com/w/ky03.htm岸 紀子 (きしのりこ)
CMT友 の会 事務 局長
子供 の頃 から運動 が苦手 でしたが、1993年 にシャルコー・マリー・トゥース病 (CMT)と診断 されました。2005年 にCMT当事 者 が運営 していた掲示板 の存在 を知 り2006年 7月 に開催 されたオフ会 に参加 したことから患者 会 の設立 に携 わることとなり、2008年 6月 にCMT友 の会 発足 となりました。友 の会 ではホームページを通 じた情報 提供 、各地 での交流 会 開催 、医療 班 の研究 活動 への協力 などを行 っています。CMT友 の会 運営 関係 者 一同 、当事 者 ・家族 ・医療 がつながる関係 作 りへの歩 みを進 めていきたいと願 い、活動 しています。高知 記念 病院 神経 内科
高橋 美枝
すべての神経 難病 患者 さんが必 ずしも神経 内科 専門医 を主治医 とするわけではありません。また最初 に神経 内科 医 が主治医 であっても通院 が難 しくなると地元 のかかりつけ医 (ホームドクター)に紹介 され療養 生活 を継続 するのが現状 です。そこで、どこに住 んでいようとすべての神経 難病 患者 さんが希望 する医療 を受 けられるような医療 体制 として『二人 主治医 制 』を提唱 し実践 しています。
『二人 主治医 制 』とは、かかりつけ医 (主治医 )と神経 内科 医 (二人 目 の主治医 )が一人 の神経 難病 患者 さんに関 わる体制 です。普段 の診療 は患者 さんの居住 する地域 のかかりつけ医 が行 います。神経 難病 の進行 に応 じて節目 節目 に定期 的 な神経 学 的 評価 を行 ったり、症状 の変化 がみられたときに診療 方針 のアドバイスをかかりつけ医 や患者 さん・家族 に説明 します。実際 に運用 してみると『二人 主治医 制 』を利用 することで患者 さんの満足 度 が高 まり、家族 の介護 負担 度 が減少 することが示 されています。
限 りある医療 資源 を有効 利用 するために、この体制 がインターネットを利用 することでさらに普及 することを望 んでいます。齋藤 加代子 (さいとうかよこ)
東京女子医科大学 附属 遺伝子 医療 センター所長 ・教授
小児科 教授 兼任
大学院 先端 生命 医 科学 系 専攻 遺伝子 医学 分野 教授 兼任
SMA(脊髄 性 筋 萎縮 症 )家族 の会 では、1999年 の設立 準備 当初 から、発足 メンバーと共 に会則 作成 や運営 に関 する体制 構築 などを行 いました。設立 以降 は、医療 アドバイザーとして、厚生 労働省 への特定 疾患 指定 に関 する要望 書 の提出 、勉強 会 や定例 会 での講演 や医療 相談 などを行 っています。
SMAをもちつつ人生 を前向 きにエネルギッシュに生 きて行 く素晴 らしい人々 と接 し、専門 職 として、何 とかしてSMAを治 したい、進行 を止 めたいと熱望 します。皆 がSMAを理解 して、患者 さん・家族 の方 たちが人生 を楽 しみ、最善 の治療 を受 けることができるよう努力 を続 けて参 ります。小林 貴代 (こばやしきよ)
日本 ALS協会 近畿 ブロック副 会長
作業 療法 士 (kobaレディースクリニック理事 ・森ノ宮 医療 大学 非常勤 講師 ・横山 病院 非常勤 ・大阪 難病 医療 情報 センターコミュニケーション支援 員 )として、ボランティア支援 者 として、専門 職 の皆様 の研修 ・勉強 会 開催 やITサポーターと共 にコミュニケーション支援 ・日常 生活 動作 や福祉 用具 等 のよろず相談 に近畿 一 円 を走 り回 っています。ALSの傍 らで感 じ、考 え、学 びながら得 た経験 や出会 いを、1人 でも多 くの皆様 と共有 出来 たらと思 っています。よろしくお願 いいたします。立岩 真 也(たていわ・しんや)
立命館大学 大学院 先端 総合 学術 研究 科 教授 ・社会 学
関連 サイト
http://www.arsvi.com/ts/0.htm井村 修
所属 :大阪大学 人間 科学 研究 科 (臨床 心理 学 分野 )
これまで筋 ジストロフィー研究 の神野 班 に所属 し,筋 ジストロフィーの患者 さんやその家族 ,さらには関係 する医療 者 の心理 的 問題 やサポートの仕方 を研究 してきました。その中 で明 らかになってきた主 なことは以下 の3つでした。
1.筋 ジストロフィーの患者 さんは,さまざまな思 いを抱 えながら生 きていること。そしてその思 いを聞 いてもらえる対象 を求 めているが,そのような機会 が少 ないこと。カウンセリングが有効 と考 えられるが,現状 では臨床 心理 士 の配置 がほとんどなされておらず,患者 さんのニーヅに対応 ができていないこと。
2.家族 は,診断 を受 け病名 や予 後 の説明 を受 けた後 ,衝撃 を受 け心理 的 な危機 を体験 すること。その後 ,徐々 に立 ち直 っていくが,患児が思春期 を迎 えるころ,病気 の説明 や対応 に困難 を経験 する家族 が多 いこと。また医師 も病気 説明 には葛藤 を持 っていること。
3.筋 ジストロフィーの場合 ,療養 の比重 が大 きくなるため,看護 師 は患者 さんとの人間 関係 やJob Identityに悩 むこと。そのためより良 き療養 環境 を提供 するためには,看護 師 のメンタルヘルスを高 める必要 があること。
以上 の経験 を生 かしながら,橋本 班 での研究 を推進 していきたいと考 えています。臨床 心理 の強 みは,患者 さんや家族 に直接 出会 い,心理 的 な援助 (カウンセリング等 )を行 えることです。またSEIQol-DWの研修 を受 けた大学院生 もいますので,患者 さんや家族 を対象 としたQoL評価 も可能 です。
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