廣瀬ひろせ智紀ともき、染谷そめや俊之としゆき、赤澤あかざわ燈とうがXmasの思おもい出で語かたる「天秤てんびんをゆらす。」初日しょにち舞台ぶたい挨拶あいさつ

「天秤てんびんをゆらす。」の初日しょにち舞台ぶたい挨拶あいさつが12月23日にちに東京とうきょう・池袋いけぶくろHUMAXシネマズで行おこなわれ、キャストの廣瀬ひろせ智紀ともき、染谷そめや俊之としゆき、赤澤あかざわ燈とう、監督かんとくの毛利もうり安孝やすたかが登壇とうだんした。

本ほん作さくは、アラサー男子だんしの自堕落じだらくな日々ひびと成長せいちょうを描えがいた「カニを喰くえべる。」「羊ひつじをかぞえる。」に続つづくシリーズ第だい3弾だん。「羊ひつじをかぞえる。」から出演しゅつえんし、本ほん作さくで主演しゅえんを務つとめた廣瀬ひろせは「最初さいしょは（2作さく目めだけの）ゲスト出演しゅつえんというイメージでいたので、3作さく目めがスピンオフという形かたちになり、主演しゅえんを務つとめさせていただけることになってびっくりしました」と述懐じゅっかいする。

染谷そめやは3度目どめとなる田宮たみや役やくに関かんして「劇げき中ちゅうの設定せっていと実際じっさいの撮影さつえい時期じきが、前作ぜんさくからちょうど1年ねん後ごだったので、役やくと一緒いっしょに年としを重かさねていて、等身とうしん大だいの姿すがたで変かわらずいたほうがいいのかなと思おもい撮影さつえいに臨のぞみました」とコメント。その言葉ことばに同おなじく3度目どめの青島ちんたお役やくを務つとめた赤澤あかざわも「僕ぼくもまったく同おなじことを思おもっていました。一言ひとこと一いち句く、同おなじでしたね」と被かぶせ、会場かいじょうの笑わらいを誘さそう。

廣瀬ひろせは自身じしんが落おとし穴あなに落おちるシーンを見みどころに挙あげ、「一応いちおう目印めじるしはあったんですけど、演技えんぎをしながらだったので、実際じっさいは目印めじるしを見みずに落おちました。新鮮しんせんなリアクションができたと思おもいます」と振ふり返かえる。現場げんばで見みていたと言いう染谷そめやは「（廣瀬ひろせが）『アトラクション感覚かんかく』って言いってたよね」と明あかす。

イベントではキャスト陣じんがクリスマスの思おもい出でを話はなす一幕ひとまくも。赤澤あかざわは「イブにものすごく血ちが出でる舞台ぶたいを観かんに行いって後悔こうかいしたことがあります」、染谷そめやは「小学生しょうがくせいの頃ころ、入手にゅうしゅが難むずかしかったゲームソフトが欲ほしくて、人気にんき作さくだからサンタさんが持もってきてくれるのは難むずかしいかなと不安ふあんに思おもっていたんですけど、朝あさ起おきたら枕元まくらもとにあってすごくうれしかった」とそれぞれ答こたえる。一方いっぽう、廣瀬ひろせは「小学生しょうがくせいのとき、クリスマスイブに外そとからシャンシャンと音おとが聞きこえてきて、サンタさんが来きたと窓まどを開あけたら灯油とうゆ屋やさんだった」と珍ちん回答かいとうをした。

最後さいごの挨拶あいさつで廣瀬ひろせは「この作品さくひんは田宮たみやと青島ちんたおがずっとがんばってきてくれて、そして監督かんとくが愛あいを持もってシリーズを続つづけてくださったので、3作さく目めの主演しゅえんをやらせていただけたと思おもっています。本当ほんとうに幸しあわせです」と語かたり、イベントの幕まくを引ひいた。