二階堂にかいどうふみが「翔とんで埼玉さいたま」キャストで一番いちばんまとも？GACKT「京本きょうもとワールドヤバい」

「翔とんで埼玉さいたま」のジャパンプレミアが本日ほんじつ1月がつ28日にちに東京とうきょう・東京とうきょうドームシティホールにて行おこなわれ、キャストの二階堂にかいどうふみ、GACKT、伊勢谷いせや友とも介かい、ブラザートム、島崎しまざき遥香はるか、加藤かとう諒りょう、益えき若わかつばさ、中尾なかお彬あきら、京本きょうもと政樹まさき、監督かんとくを務つとめた武内たけうち英樹ひできが登壇とうだんした。

魔ま夜よる峰みね央ひさしの同名どうめいマンガを実写じっしゃ化かした本ほん作さくは、埼玉さいたま県民けんみんなどが迫害はくがいを受うける架空かくうの世界せかいを舞台ぶたいとするコメディ。二階堂にかいどうが東京とうきょうの男子だんし高校生こうこうせい・壇ノ浦だんのうら百ひゃく美び、GACKTがアメリカ帰がえりの転校生てんこうせい・麻実あさみ麗うららを演えんじる。登壇とうだんしたGACKTが「こんばんはー！」と大声おおごえで挨拶あいさつすると、観客かんきゃくも「こんばんはー！」と叫さけぶ。その様子ようすを見みていたブラザートムはそわそわしながら「僕ぼくもGACKTみたいなのやっていい？」と言いい、「こんばんはー！」と挨拶あいさつ。観客かんきゃくが「こんばんはー！」と叫さけび返がえすもブラザートムは「うるさい！」と怒おこってみせ、登壇とうだん者しゃたちを笑わらわせる。千葉ちば解放かいほう戦線せんせんのリーダー阿久津あくつ翔しょうを演えんじた伊勢谷いせやは「最後さいごまで観みていただければ埼玉さいたまの人ひとは浮うかばれるかもしれませんが、千葉ちばももうちょっとがんばりたかった。次回じかいは『泳およいで千葉ちば』でお願ねがいします！」と続編ぞくへんに期待きたいを寄よせていた。

個性こせい豊ゆたかなキャラクターが集つどう本ほん作さく。二階堂にかいどうは「違ちがう星ほしの代表だいひょうが地球ちきゅうに集あつまったような現場げんばでした。撮影さつえい中ちゅうは自分じぶんが一番いちばんまともだなと思おもったので、ちゃんとしなきゃなと思おもってやってました」と冗談じょうだんを交まじえながら語かたる。GACKTは「京本きょうもとさんとお会あいするのは今回こんかいが初はじめてで、楽たのしみにしてたんです。京本きょうもとさんのメイクさんとは昔むかしから知しり合あいでお話はなしはずっと聞きいてたので。楽屋がくやに挨拶あいさつに伺うかがったら、京本きょうもとさんが『やっと会あえたねー！』と言いってくださったあと、『だってさー、同おなじジャンルじゃーん！』って言いうんです。僕ぼく思おもわず、同おなじですか!?って言いっちゃいました」と告白こくはく。会場かいじょうが笑わらいに包つつまれる中なか、GACKTは「京本きょうもとワールドヤバいんですよ」と畳たたみかけ、京本きょうもとが、自身じしんの長ちょうゼリフが不自然ふしぜんに途切とぎれた瞬間しゅんかんを「間あいだだ」とい張いはったエピソードを披露ひろうして笑わらいを重かさねた。

ともに埼玉さいたま県けん出身しゅっしんの島崎しまざきと益えき若わかは「やっと今日きょう初はじめて埼玉さいたま県けん出身しゅっしんと自信じしんを持もって言いえる」とうなずき合あう。今いままで埼玉さいたま県けん出身しゅっしんという点てんに恥はずかしさを覚おぼえていたという島崎しまざきは「ちょっとは誇ほこれるものができたと思おもいます。今いままでさいたまスーパーアリーナしかなかったので」と苦笑にがわらい。益えき若わかは「すごく愛あいのあるディスがありました。今日きょうは楽たのしい気持きもちになって帰かえっていただけると思おもいます」とほほえむ。魔ま夜よるのマンガを原作げんさくとする舞台ぶたい「パタリロ！」で主役しゅやくを務つとめた加藤かとうは、東京とうきょう都民とみんに虐しいたげられる埼玉さいたま県民けんみんという役柄やくがらをなぞり、顔かおに土どで汚よごれたようなメイクを施ほどこして登壇とうだん。「『パタリロ！』をやってたときは埼玉さいたま県民けんみんを虐しいたげるセリフがあったんですよ。今回こんかいは逆ぎゃくにこっち側がわになるんだ！と思おもいました。でも原作げんさくも好すきだったので、リアル百ひゃく美よしさんに名言めいげんを直接ちょくせついただけたのは快感かいかんでございました」と述のべる。

続つづけて、二階堂にかいどうは観客かんきゃくに向むけて「最後さいごまでご覧らんいただいて、この作品さくひんを通つうじて地元じもとを愛あいする心しんを増ふやしていっていただけたらうれしいです」とコメント。GACKTは「くだらない、なんだこれはと思おもったときには、声こえを出だして大おおいに笑わらってください。『今世紀こんせいき最大さいだいの茶番ちゃばん劇げき』というコピーが一番いちばんハマると思おもうぐらい、この茶番ちゃばん劇げきを最初さいしょから最後さいごまで熱ねつを持もって真面目まじめにやっていました」と語かたる。最後さいごに登壇とうだん者しゃたちは“サイタマポーズ”でマスコミの写真しゃしん撮影さつえいに応おうじ、大だい歓声かんせいの中なかで会場かいじょうをあとにした。

「翔とんで埼玉さいたま」は2月がつ22日にちよりロードショー。