二階堂にかいどうふみが埼玉さいたま県知事けんちじに「翔とんで埼玉さいたま」の魅力みりょくアピール、監督かんとく「申もうし訳わけありません」

「翔とんで埼玉さいたま」のキャストである二階堂にかいどうふみとブラザートム、監督かんとくを務つとめた武内たけうち英樹ひできが、本日ほんじつ2月がつ7日にちに埼玉さいたま・埼玉さいたま県庁けんちょうを表敬ひょうけい訪問ほうもんした。

魔ま夜よる峰みね央ひさしの同名どうめいマンガを実写じっしゃ化かした本ほん作さくは、埼玉さいたま県民けんみんなどが迫害はくがいを受うける架空かくうの世界せかいを舞台ぶたいとするコメディ。二階堂にかいどうは東京とうきょうの男子だんし高校生こうこうせい・壇ノ浦だんのうら百ひゃく美びに扮ふんし、トムは熊谷くまがや市しに住すむ菅原すがわら一家かずやの父ちち・好こう海うみを演えんじた。武内たけうちは同どう県知事けんちじの上田うえだ清司せいじに向むき直なおり「埼玉さいたまをディスるような映画えいがを作つくってしまい誠まことに申もうし訳わけありません」と深々ふかぶかと頭あたまを下さげ「決けっして埼玉さいたまをディスることを目的もくてきとするものではなく、最終さいしゅう的てきには郷土きょうど愛あいをテーマにしたもの。埼玉さいたま県民けんみんの熱あつい郷土きょうど愛あいと生いき方かたを観みていただきたい」とアピールした。

同どう県けん出身しゅっしんのブラザートムは「ボヘミアン・ラプソディ」のヒットに触ふれながら「クイーンを超こえてキングになるのは『翔とんで埼玉さいたま』しかありません。埼玉さいたまの方ほうはぜひとも東京とうきょうの映画えいが館かんで、東京とうきょうの方ほうがどういうところで笑わらうのか観みていただきたい。東京とうきょうの方ほうは、ディスるなら埼玉さいたまの劇場げきじょうで土地とちの空気くうきを感かんじながら観みていただきたいです」とコメント。二階堂にかいどうは「監督かんとくもお話はなししていたように、最終さいしゅう的てきには郷土きょうど愛あいやアイデンティティを感かんじられる映画えいがになっていると思おもいます。最初さいしょの20、30分ふんは埼玉さいたまの方ほうにとってつらいシーンがあると思おもいますが、最後さいごには壮大そうだいなエンタテインメントになっています」と見みどころを語かたった。

上田うえだは県民けんみんを代表だいひょうし「埼玉さいたまは強つよいんです。少すこしぐらい冷ひやかされても『あ、そう？』っていう感かんじでゆるやかに受うけ流ながせる。埼玉さいたまの皆みなさんはおおらかで優やさしいので」と余裕よゆうを見みせる。続つづけて、本ほん作さくに対たいして「抗議こうぎをしろ」という旨むねのメールが届とどいたことがあると明あかすも「悪名あくめいは無名むめいに勝まさる。話題わだいになること自体じたいは悪わるくありません。聞きけば、最終さいしゅう的てきには埼玉さいたまをほめる内容ないようだということなので、楽たのしみにしています」とほほえむ。最後さいごには草加そうかせんべいや地元じもとの菓子かしを詰つめたバスケットと県けんのマスコット・コバトンのぬいぐるみを二階堂にかいどうに渡わたし、県けんの魅力みりょくをアピールした。

「翔とんで埼玉さいたま」は2月がつ22日にちよりロードショー。