「シークレット・スーパースター」特別とくべつ映像えいぞう、主演しゅえん起用きようのきっかけは「ダンガル」

アーミル・カーンが製作せいさくと出演しゅつえんとして参加さんかしたインド映画えいが「シークレット・スーパースター」の特別とくべつ映像えいぞうが、YouTubeにて公開こうかいされた。

父親ちちおやの猛もう反対はんたいを受うけながら、インド最大さいだいの音楽おんがく賞しょうのステージで歌うたうことを夢見ゆめみる少女しょうじょインシアを主人公しゅじんこうとした本ほん作さく。「ダンガル きっと、つよくなる」で共演きょうえんしたザイラー・ワシームとカーンが、それぞれインシアと落おち目めの音楽おんがくプロデューサーを演えんじている。カーンの元もとマネージャーであるアドヴェイト・チャンダンが監督かんとくと脚本きゃくほんを担当たんとうした。

このたび公開こうかいされた特別とくべつ映像えいぞうは、現在げんざい18歳さいのワシームにスポットを当あてたもの。彼女かのじょが主演しゅえんに抜擢ばってきされたのは、カーンが「ダンガル」で起用きようすることになった当時とうじ14歳さいのワシームを、チャンダンに紹介しょうかいしたことがきっかけだという。オーディションでワシームと会あい、その才能さいのうを目まの当あたりにしたチャンダンは、カーンに「頼たのむから『ダンガル』で起用きようしないで」と懇願こんがんしたほど。その時点じてんで「シークレット・スーパースター」の制作せいさくスケジュールは決きまっていたが、ワシームの起用きようを優先ゆうせんし、「ダンガル」の撮影さつえいが終おわるのを待まつこととなった。映像えいぞうでは、ワシームが2015年ねんにオーディションを受うけた際さいの様子ようすや、ギター演奏えんそうと歌唱かしょうシーンのために努力どりょくする姿すがたなども確認かくにんできる。

なおこの「シークレット・スーパースター」で、インド版ばんアカデミー賞しょうと言いわれるフィルムフェア賞しょうの審査しんさ員いん選出せんしゅつ最優秀さいゆうしゅう女優じょゆう賞しょうに輝かがやいたワシームだが、2019年ねん6月がつに俳優はいゆう業ぎょうからの引退いんたいを発表はっぴょう。本ほん作さくが最初さいしょで最後さいごの主演しゅえん映画えいがとなった。

「シークレット・スーパースター」は、8月がつ9日にちより東京とうきょう・新宿しんじゅくピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷しぶやほか全国ぜんこくで公開こうかいされる。