石井いしい裕也ゆうや×松田まつだ龍平りゅうへい×宮崎みやざきあおいの映画えいが「舟ふねを編あむ」特別とくべつ上映じょうえい、一部いちぶ劇場げきじょうは35mmフィルムで

石井いしい裕也ゆうやが監督かんとくを務つとめ、松田まつだ龍平りゅうへいと宮崎みやざきあおいが共演きょうえんした映画えいが「舟ふねを編あむ」が3月1日にちから期間きかん限定げんていで特別とくべつ上映じょうえいされ、一部いちぶの劇場げきじょうでは35mmフィルムでスクリーンにかけられるとわかった。この企画きかくは、映画えいがの公開こうかい10周年しゅうねんとテレビドラマ化かを記念きねんして行おこなわれる。

三浦みうらしをんの同名どうめい小説しょうせつをもとにした同どう作さくでは、出版しゅっぱん社しゃ勤務きんむの主人公しゅじんこう・馬うま締しめ光也みつやが言葉ことばに対たいする天才てんさい的てきなセンスを見出みいだされて辞書じしょ編集へんしゅう部ぶへ異動いどうし、新あらたな辞書じしょ「大だい渡海とかい（だいとかい）」作づくりに没頭ぼっとうするさまが描えがかれた。松田まつだが馬うま締しめ、宮崎みやざきが馬うま締しめにとって運命うんめいの女性じょせい・林はやし香具こうぐ矢やを演えんじ、オダギリジョー、黒木くろき華はな、渡辺わたなべ美佐子みさこ、池脇いけわき千鶴ちづる、鶴見つるみ辰吾しんご、宇野うの祥平しょうへい、又吉またよし直樹なおき（ピース）、波岡なみおか一いち喜き、森岡もりおか龍りゅう、斎藤さいとう嘉樹よしき、麻生あそう久美子くみこ、伊い佐山さやまひろ子こ、八千草やちぐさ薫かおる、小林こばやし薫かおる、加藤かとう剛つよしも参加さんかした。

松田まつだは「10年ねんぶりに『舟ふねを編あむ』がまた上映じょうえいされるということで、なかなか感慨深かんがいぶかいものがあります」と、石井いしいは「この映画えいがを撮影さつえいしていた当時とうじ、僕ぼくも松田まつだ龍平りゅうへいさんも28歳さいか29歳さいでした」と懐なつかしむ。3月1日にちには、2人ふたりが登壇とうだんするイベントが東京とうきょう・109シネマズプレミアム新宿しんじゅくで行おこなわれることに。詳細しょうさいは決きまり次第しだい、劇場げきじょうサイトやアスミック・エースの公式こうしきサイトで告知こくちされる。

なお、映画えいが内ないで言及げんきゅうされる辞書じしょ用紙ようしを一部いちぶ用もちいた劇場げきじょう用ようパンフレットが、数量すうりょう完全かんぜん限定げんていで復刻ふっこく販売はんばいされる。価格かかくは2000円えん。インタビューやコラム、撮影さつえい日誌にっし、全ぜんシナリオなどが収おさめられた。

※宮崎みやざきあおいの崎さきは立たつ崎さき（たつさき）が正式せいしき表記ひょうき

「舟ふねを編あむ」期間きかん限定げんてい特別とくべつ上映じょうえい

北海道ほっかいどう シアターキノ（3月がつ23日にち～）
宮城みやぎ県けん MOVIX仙台せんだい
山県やまがた形かたち MOVIE ONやまがた
東京とうきょう都と 109シネマズプレミアム新宿しんじゅく★、MOVIX昭島あきしま、Stranger
千葉ちば県けん キネマ旬報きねまじゅんぽうシアター★（3月がつ9日にち～）
愛知あいち県けん ミッドランドスクエア シネマ★
大阪おおさか府ふ なんばパークスシネマ
兵庫ひょうご県けん シネ・リーブル神戸こうべ
京都きょうと府ふ アップリンク京都きょうと
岡山おかやま県けん 岡山おかやまメルパ
福岡ふくおか県けん ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
熊本くまもと県けん 熊本くまもとピカデリー

※★は35mmフィルム上映じょうえい

松田まつだ龍平りゅうへい コメント

10年ねんぶりに「舟ふねを編あむ」がまた上映じょうえいされるということで、なかなか感慨深かんがいぶかいものがあります。TVドラマ化かということですが、馬うま締しめ役やくを野田のだ洋次郎ようじろうが演えんじるということにも嬉うれしい縁えんを感かんじています。石井いしい監督かんとくとトークショーやりますので、ぜひいらして下ください。

石井いしい裕也ゆうや コメント

この映画えいがを撮影さつえいしていた当時とうじ、僕ぼくも松田まつだ龍平りゅうへいさんも28歳さいか29歳さいでした。「15年ねんかけて辞書じしょを作つくるとはどういうことだろう」と、必死ひっしに想像そうぞうしながら作つくった映画えいがです。あれから随分ずいぶん時間じかんが経たちましたが、それでもまだ15年ねんは経たっていません。辞書じしょ作づくりとは、本当ほんとうに途方とほうもなく時間じかんのかかる作業さぎょうです。手作業てさぎょうで辞書じしょを作つくる登場とうじょう人物じんぶつたちと同おなじように、僕ぼくたち映画えいがスタッフもアナログの手法しゅほうにこだわりました。その成果せいかは全すべて35mmフィルムに焼やきつけられています。公開こうかい当時とうじもなかなかできなかった35mmフィルムでの上映じょうえいを是非ぜひお楽たのしみください。