友人ゆうじんをどうやって「ツイスターズ」に誘さそう？津田つだ健次郎けんじろうは「ゴゴゴゴゴ ブォー!!」

映画えいが「ツイスターズ」のジャパンプレミアが本日ほんじつ7月がつ21日にちに東京とうきょうのユナイテッド・シネマ豊洲とよすで開催かいさい。日本語にほんご吹替版ばんに参加さんかした小芝こしば風花かざばなと津田つだ健次郎けんじろうが登壇とうだんし、本ほん作さくの見みどころやアフレコの思おもい出でを語かたり合あった。

本ほん作さくは米べいオクラハマで発生はっせいした超ちょう巨きょ大だい竜巻たつまき“ツイスターズ”を破壊はかいするために立たち上あがる人々ひとびとを描えがいたアクションアドベンチャー。竜巻たつまきにトラウマを抱かかえながらも破壊はかい計画けいかくに協力きょうりょくする気象きしょう学がくの天才てんさいケイトに小芝こしば、竜巻たつまきを追おいかけることに執念しゅうねんを燃もやすタイラーに津田つだが声こえを当あてた。

プレミアはケイト役やくのデイジー・エドガー＝ジョーンズと、タイラー役やくのグレン・パウエルから届とどいたメッセージ映像えいぞうの上映じょうえいでスタート。2人ふたりは小芝こしばと津田つだを紹介しょうかいしながら、「残念ざんねんながら僕ぼくたちは会場かいじょうに行いくことはできませんが、ゲストのお二人ふたりと素晴すばらしい時間じかんを過すごしてくれるとうれしいです。『ツイスターズ』を観かんに来きてくれてありがとうございました」と呼よびかけた。

この日ひ、上映じょうえいされたのは4DX吹替版ばん。事前じぜんに4DXでの鑑賞かんしょうを体験たいけんしている小芝こしばは「もう圧倒あっとうされる。迫力はくりょく満点まんてんすぎます。4Dは初はじめてだったんですけど、ミサイルがここ（耳みみの後うしろ）からピュンッて飛とんでく感かんじとか。竜巻たつまきの砂埃すなぼこりがけむりで再現さいげんされていたり。本当ほんとうに映画えいがの中なかに入はいり込こんだような感覚かんかくでした。たまに座席ざせきの後うしろから押おされる感覚かんかくもあって。『ちょっと待まって待まって！』みたいな（笑）。テーマパークに来きたようで、すごく楽たのしかったです」と感想かんそうを伝つたえた。

劇げき中ちゅうでは、火柱ひばしら竜巻たつまき、双子ふたご竜巻たつまき、巨大きょだいなメガ竜巻たつまきなど、一筋縄ひとすじなわではいかない多彩たさいな竜巻たつまきが暴あばれ回まわる。同おなじく4DX版ばんを体験たいけん済ずみの津田つだは「竜巻たつまきが来くるたびに『おっと来くるぞ……』とピクッと身構みがまえますよね。あれは本当ほんとうに楽たのしい。竜巻たつまきが何なん発はつも来きますから」と吐露とろ。「竜巻たつまきってふわってできるんですよね。急きゅうに目めの前まえに現あらわれる。あの感かんじがめちゃくちゃ怖こわい。しかもそれがすさまじく巨大きょだいになる」と恐怖きょうふをあおった。

洋画ようがの吹替は、2018年ねん公開こうかいの「くるみ割わり人形にんぎょうと秘密ひみつの王国おうこく」以来いらい2度目どめとなる小芝おしば。アフレコでは苦戦くせんする場面ばめんもあったようで「特とくにこの作品さくひんは吐息といきが漏もれたり、息いきが荒あらかったりするシーンも多おおいので、わりと何なん回かいも酸さん欠かけになりながら、アフレコしましたね。デイジーさんのお芝居しばいを観みながら『ここで息いきを吸すってるな』とか、ずっと意識いしきして、耳みみで聞きいて、がんばりました」と振ふり返かえる。そんな小芝こしばの芝居しばいを、津田つだは「小細工こざいく一切いっさいなしの体当たいあたり。自分じぶんの持もてる力ちからをすべて画面がめんに焼やき付つける感かんじが気持きもちよかったですね。とにかく気持きもちとエネルギーが伝つたわってきた。ケイトのキャラクターにもぴったりだったと思おもいます」とたたえた。

仲間なかまとともに竜巻たつまきを追おいかける“竜巻たつまきチェイサー”という役やくどころのタイラー。そのテンションの高たかさに、津田つだは当初とうしょは戸惑とまどいもあったそうで「僕ぼく自身じしん、あんまりウェーイ！みたいなキャラクターはやらない（笑）。こいつらイカレてると思おもいましたね。最初さいしょに1人ひとりで映像えいぞうをチェックしてるとき、みんながウェーイ！イェー！って言いうから、どれがタイラーの声こえなの？みたいな（笑）。探さがすのにすごく時間じかんかかりました。アッパーだし、“竜巻たつまきチェイサー”って何なに？と思おもいましたね」と笑わらい混まじりに明あかした。

最初さいしょは反目はんもくし合あうケイトとタイラーの関係かんけい性せいの変化へんかも見みどころの1つ。津田つだは「グレン・パウエルさんは意地悪いじわるな感かんじがすごくうまい。でも、徐々じょじょに本質ほんしつが見みえてくる。実じつは……というのがとっても素敵すてき。演えんじていて、すごく楽たのしかったですね」と回想かいそう。小芝こしばも「『なんじゃコイツ？』と思おもうようなタイラーが出でてきたから、ケイトにも火ひが付つく。ライバルだと思おもっていたタイラーが一番いちばん力強ちからづよい味方みかたになって一緒いっしょに闘たたかうことになって、その感情かんじょうの変化へんかが素敵すてきです」と話はなした。

家族かぞくや友人ゆうじんを映画えいがに誘さそうならどんな誘さそい文句もんくがいいかを考かんがえるプレゼン対決たいけつも。小芝こしばが圧倒的あっとうてきな“竜巻たつまきモンスター”と対峙たいじする体験たいけんの魅力みりょくを打うち出だしたかと思おもえば、津田つだは「ゴゴゴゴゴ ブォー!! ワー!! ギャー!! …ジーン」と擬音ぎおんだけで紹介しょうかい。小芝こしばも大おおいに笑わらいながら「擬音ぎおんで言いうとそうですね（笑）。最後さいごの“ジーン（とくる）”がいいですね。迫力はくりょくだけじゃなくて人間にんげんドラマがちゃんとある」と納得なっとくの様子ようすを見みせた。

「ミナリ」のリー・アイザック・チョンが監督かんとくを務つとめた映画えいが「ツイスターズ」は、8月がつ1日にちより全国ぜんこくロードショー。

映画えいが「ツイスターズ」日本語にほんご吹替版ばん予告よこく