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 08ねん北京ぺきん五輪ごりん柔道じゅうどう男子だんし100キロちょうきゅうきんメダリストで、もと格闘かくとう石井いしいとしさん(37)が16にち自身じしんのインスタグラムを更新こうしん緊急きんきゅう手術しゅじゅつ退院たいいんしたことを報告ほうこくした。

 今月こんげつ12にちに「予期よきせぬ病気びょうきとのたたかい。2週間しゅうかんまでに3かい緊急きんきゅう手術しゅじゅつけた。そして最悪さいあく時期じきえた」と、病床びょうしょう写真しゃしん投稿とうこうしていた石井いしいさん。「すこしずつくなってきている。目標もくひょうかっていちにちはや復帰ふっきします」としていた。

 この、「ようやく退院たいいんした」と発表はっぴょう。「じつは2週間しゅうかんほどまえくびつくえ背骨せぼね感染かんせんしょうにかかり、敗血症はいけつしょうになってしまったんです」と症状しょうじょう告白こくはくし、「最後さいご手術しゅじゅつは8がつ5にちで、昨日きのうまで抗生こうせい物質ぶっしつ点滴てんてきしていました」とこれまでの経緯けいい説明せつめい。「体重たいじゅうは97kgになりました。上半身じょうはんしん麻痺まひしています。リハビリと血液けつえき検査けんさとMRIで通院つういんつづけています」と現状げんじょうかし、「本当ほんとうにありがとうございます。できるかぎみなさんにお返事へんじしたいとおもっています」と感謝かんしゃつたえた。

 石井いしいさんは08ねん北京ぺきん五輪ごりん柔道じゅうどう男子だんし100キロちょうきゅうきんメダリスト。日本にっぽんぜい石井いしいさん以降いこう五輪ごりんどう階級かいきゅう優勝ゆうしょうがない。北京ぺきん五輪ごりん総合そうごう格闘技かくとうぎ転向てんこうし、RIZINやK―1に参戦さんせん。19ねんにクロアチア国籍こくせき取得しゅとくし、22ねん8がつにはプロボクシングデビューもたしたが、今年ことし3がつ引退いんたいした。