嫌いやなことがあるとひどく落おち込こみ、なかなか立たち直なおれない人ひとがいる。MP人間にんげん科学かがく研究所けんきゅうじょ代表だいひょうの榎本えのもと博明ひろあき氏しは「こういった人ひとは、困難こんなんな状況じょうきょうにあっても、心しんが折おれずに適応てきおうできるレジリエンス（回復かいふく力りょく）が低ひくいことが多おおい。早はやく立たち直なおれないのは性格せいかくではなく、記憶きおくの管理かんり法ほうに問題もんだいがある」と指摘してきする――。※本稿ほんこうは、榎本えのもと博明ひろあき『なぜイヤな記憶きおくは消きえないのか』（KADOKAWA）の一部いちぶを再さい編集へんしゅうしたものです。※写真しゃしんはイメージです（写真しゃしん＝iStock.c