別府べっぷ市しの立たて命いのち館かんアジア太平洋たいへいよう大学だいがく（APU）の学生がくせいと准じゅん教授きょうじゅでつくる「おうち温泉おんせんとどけ隊たい」の第だい1便びんが11月14日にち、福岡ふくおか県けんに届とどけられ、西福岡病院にしふくおかびょういんのスタッフらが「別府べっぷの湯ゆ」を堪能たんのうした。

APU「おうち温泉おんせんとどけ隊たい」のメンバー

　篠原しのはら欣貴准じゅん教授きょうじゅと学生がくせい6人にんによる、コロナ禍かの最前線さいぜんせんで奮闘ふんとうする医療いりょう従事じゅうじ者しゃに感謝かんしゃとエールを伝つたえる取とり組くみ。別府べっぷ市しの外郭がいかく団体だんたい「別府べっぷ市し産業さんぎょう連携れんけい・協きょう働はたらけプラットホームB-biz LINK（ビービズ・リンク）」（末広すえひろ町まち1、TEL 0977-76-5205）が手掛てがける、専用せんようトラックで全国ぜんこくに温泉おんせんを届とどける「別府べっぷおんせんおみや」の仕組しくみを活用かつようした。資金しきんはクラウドファンディングで調達ちょうたつ。47万まん9,000円えんを集あつめた。

　同どう病院びょういんは、医療いりょう従事じゅうじ者しゃやその家族かぞくが苦境くきょうにある中なかで学生がくせいらの取とり組くみを知しり応募おうぼ。「とどけ隊たい」が14日にちの早朝そうちょうに別府べっぷ市原いちはら町まちで源泉げんせん約やく4000リットルをくみ上あげ、湯ゆ温ぬる45度ど以上いじょうを保たもつ専用せんようトラックで運はこんだ。自宅じたくで別府べっぷ温泉おんせんに漬つかった川上かわかみ豪つよし仁ひとし副ふく院長いんちょうは「皆みなさんの支援しえんで温泉おんせんのプレゼントを頂いただき、感謝かんしゃの気持きもちでいっぱい。明日あしたからまた仕事しごとを頑張がんばりたい」と喜よろこんだ。

　「とどけ隊たい」は、SNSを通とおして温泉おんせんを希望きぼうする医療いりょう従事じゅうじ者しゃや支援しえん金きんを募集ぼしゅうしている。メンバーの村上むらかみ眞生まさおさん（22）は「源泉げんせん100％の温泉おんせんで日頃ひごろの疲つかれを癒いやしてほしい」と話はなしている。