佐伯さえきのリサイクルショップ「マチラボ」（佐伯さいき市し直川なおかわ、TEL 090-5744-3603）が8月がつ1日にちで1周年しゅうねんを迎むかえた。

佐伯さえきのリサイクル店てん「マチラボ」正面しょうめん玄関げんかん

　店主てんしゅの薬師寺やくしじ祐輔ゆうすけさんは以前いぜん、鮮魚せんぎょや青果せいかなどをメインに販売はんばいしていた。廃棄はいきされる食品しょくひんを毎日まいにち見みる中なかで、「少すこしでも使つかえるものに新あらたな価値かちを」と空あき店舗てんぽになっていた同店どうてんを購入こうにゅう。リサイクル商品しょうひんの販売はんばいや空あき家やの掃除そうじ・片付かたづけの事業じぎょうに着手ちゃくしゅした。

　店舗てんぽ面積めんせきは約やく300坪つぼ、取扱とりあつかいアイテムは約やく2万まん点てん。家屋かおくの片付かたづけなどを受注じゅちゅうし、譲ゆずり受うけた品しなをそのまま陳列ちんれつするのが特徴とくちょう。「管理かんりコストをできるだけ抑おさえる努力どりょくで、他たのリサイクルショップよりもかなり低てい価格かかくを実現じつげんしている。お客きゃくさまも徐々じょじょに増ふえてきた」と薬師寺やくしじさん。「商品しょうひんに値札ねふだは無なく、その場ばで値段ねだんが決きまることも多おおい。それをお客きゃくさんも楽たのしんでいる様子ようす」とも。

　薬師寺やくしじさんは「幅広はばひろい世代せだいのお客きゃくさんが多おおく足あしを運はこんでくれるようになった。この仕事しごとを始はじめて『世よの中なかにモノがあふれている』と強つよく感かんじる。廃棄はいきするのは簡単かんたんだが、使つかえるものは必要ひつようとする人ひとの所ところに届とどけたい。そして小ちいさな活動かつどうだがSDGｓにつながれば」と意気込いきごむ。

　営業えいぎょう時間じかんは10時じ～17時じ。1周年しゅうねんを記念きねんしてカフェスペースをDIYで製作せいさくしている。9月オープン予定よてい。