DVDDigital Versatile Disc
記録 きろく 面 めん
メディアの種類 しゅるい
光 ひかり ディスク 記録 きろく 容量 ようりょう
120 mmディスク
片面 かためん 一 いち 層 そう 4.7 GB
片面 かためん 二 に 層 そう 8.54 GB
両面 りょうめん 一 いち 層 そう 9.4 GB
両面 りょうめん 二 に 層 そう 17.08 GB
80 mmディスク
片面 かためん 一 いち 層 そう 1.4 GB
片面 かためん 二 に 層 そう 2.6 GB
両面 りょうめん 一 いち 層 そう 2.8 GB
両面 りょうめん 二 に 層 そう 5.2 GB 読 よ み込 こ み速度 そくど
11.08 Mbps (1385 kiB /s、1倍 ばい 速 そく )最高 さいこう 16倍 ばい 速 そく 読 よ み取 と り方法 ほうほう
650 nm赤色 あかいろ レーザー 主 おも な用途 ようと
映像 えいぞう 、音楽 おんがく 、データ、ゲーム等 とう ディスクの直径 ちょっけい
12 cm、8 cm 大 おお きさ
120 mm × 120 mm × 1.2 mm(12 cm型 がた ) 80 mm × 80 mm × 1.2 mm(8 cm型 がた ) 上位 じょうい 規格 きかく
Blu-ray Disc HD DVD 下位 かい 規格 きかく
CD (Compact Disc ) テンプレートを表示 ひょうじ
市販 しはん のDVDレコーダー (ソニー 製 せい )
DVD (英語 えいご : Digital Versatile Disc 、デジタル多 た 用途 ようと 〈多目的 たもくてき 〉ディスク[ 1] [ 2] )は、主 おも に東芝 とうしば が開発 かいはつ したデジタル データの記録 きろく 媒体 ばいたい である第 だい 2世代 せだい 光 ひかり ディスク の一種 いっしゅ である。
媒体 ばいたい の形状 けいじょう や記録 きろく ・読取 よみと 方式 ほうしき はCD(コンパクトディスク )とほぼ同 おな じだが記録 きろく 容量 ようりょう がCDの約 やく 6倍 ばい になるため、CDでは不可能 ふかのう だった長時間 ちょうじかん 映像 えいぞう の記録 きろく が可能 かのう である。
開発 かいはつ にあたっては、ハリウッド映画 えいが 業界 ぎょうかい からの要求 ようきゅう で「現在 げんざい のメディアを上回 うわまわ る高画質 こうがしつ ・高音 こうおん 質 しつ で、1枚 まい につき片面 かためん 133分 ふん 以上 いじょう の収録 しゅうろく 時間 じかん 」[ 3] を目指 めざ すこととされ、1枚 まい あたりの記録 きろく 容量 ようりょう は当時 とうじ の技術 ぎじゅつ 水準 すいじゅん との兼 か ね合 あ いからVHS ビデオテープ 方式 ほうしき と同等 どうとう 画質 がしつ で133分 ぶん の録画 ろくが が可能 かのう となる4.7GB (片面 かためん 一 いち 層 そう の場合 ばあい )のディスクとして開発 かいはつ された。約 やく 2時 じ 間 あいだ の映像 えいぞう の場合 ばあい 、DVD以前 いぜん から映像 えいぞう 記録 きろく 媒体 ばいたい として使用 しよう されていたレーザーディスク では両面 りょうめん に記録 きろく する必要 ひつよう があり、視聴 しちょう 途中 とちゅう でディスクを裏返 うらがえ す必要 ひつよう があったが、DVDでは片面 かためん で収録 しゅうろく 可能 かのう になったため、映画 えいが 作品 さくひん の大半 たいはん を途切 とぎ れることなく視聴 しちょう できるようになった。またデジタル化 か されたため、安定 あんてい した映像 えいぞう が再生 さいせい できるようになった。ただし、レコーダーでの通常 つうじょう 画質 がしつ の録画 ろくが は片面 かためん 120分 ふん に制限 せいげん される場合 ばあい が多 おお い。
こうしてCD と同様 どうよう の使 つか い勝手 がって で高画質 こうがしつ な映像 えいぞう を視聴 しちょう 出来 でき ることから、2000年代 ねんだい 以降 いこう の映像 えいぞう 記録 きろく の主要 しゅよう メディアに位置 いち づけられ、VHSやレーザーディスクを置 お き換 か える形 かたち で普及 ふきゅう した。従来 じゅうらい の映像 えいぞう 記録 きろく 媒体 ばいたい と同様 どうよう に映画 えいが やドキュメンタリー 、ドラマ など、様々 さまざま な映像 えいぞう ソフトが市販 しはん されている。さらに、民生 みんせい 用 よう カムコーダ やノンリニア編集 へんしゅう 対応 たいおう パソコン などの普及 ふきゅう に伴 ともな い、自主 じしゅ 編集 へんしゅう した映像 えいぞう のDVD記録 きろく も可能 かのう で、また映像 えいぞう 用途 ようと だけでなくコンピュータ用 よう のデータ・ストレージ(保存 ほぞん 媒体 ばいたい )としても使用 しよう される。
2000年代 ねんだい からは容量 ようりょう 面 めん でDVDを上回 うわまわ る、第 だい 3世代 せだい 光 ひかり ディスク と呼 よ ばれるBlu-ray Disc が登場 とうじょう し、2010年代 ねんだい 以降 いこう はDVDと同 どう 時期 じき に普及 ふきゅう したUSBメモリ などのフラッシュメモリ の容量 ようりょう もDVDを上回 うわまわ り、製造 せいぞう 単価 たんか も減少 げんしょう した。1メディアの容量 ようりょう 当 あ たり単価 たんか はフラッシュメモリが上回 うわまわ っているが、堅牢 けんろう 性 せい 、融通 ゆうずう 性 せい から、PCなどでの単 たん なるデータの受 う け渡 わた し用途 ようと としては、フラッシュメモリにその座 ざ を明 あ け渡 わた している。
2010年代 ねんだい からは、ネットワーク を経由 けいゆ して端末 たんまつ やクラウドの間 あいだ で大 だい 容量 ようりょう データをやり取 と りすることが主流 しゅりゅう となり、映像 えいぞう 用途 ようと としてもBlu-ray DiscおよびYouTube やNetflix などの動画 どうが 配信 はいしん サービスが普及 ふきゅう したことで、その座 ざ を明 あ け渡 わた している。
第 だい 2世代 せだい 光 ひかり ディスクの開発 かいはつ と規格 きかく 争 あらそ い[ 編集 へんしゅう ]
DVD登場 とうじょう 以前 いぜん の1990年代 ねんだい 初頭 しょとう 、CDより高密度 こうみつど の第 だい 2世代 せだい 光 ひかり ディスク には映画 えいが の情報 じょうほう 量 りょう から考 かんが えると50倍 ばい の容量 ようりょう が必要 ひつよう でそれを実現 じつげん するためには青色 あおいろ レーザーが必須 ひっす と考 かんが えられており、研究 けんきゅう が行 おこな われていた。ハリウッド 映画 えいが 業界 ぎょうかい から早期 そうき に商品 しょうひん 化 か してほしいという要望 ようぼう があったが当時 とうじ は青色 あおいろ レーザーによる光 ひかり ディスクの実用 じつよう 化 か は困難 こんなん であった。そのため当時 とうじ 急速 きゅうそく に進歩 しんぽ していた動画 どうが 圧縮 あっしゅく 技術 ぎじゅつ で必要 ひつよう とする容量 ようりょう を大幅 おおはば に減 へ らし、青色 あおいろ レーザーを使 つか わず大 だい 容量 ようりょう 化 か を図 はか った光 ひかり ディスクを組 く み合 あ わせる方向 ほうこう で開発 かいはつ が進 すす められた[ 4] 。ソニーは青色 あおいろ と赤色 あかいろ レーザーの中間 ちゅうかん の波長 はちょう となるSHG グリーンレーザーを用 もち いた光 ひかり ディスクを研究 けんきゅう していたがCDと同 おな じディスクの厚 あつ みに拘 かかわ ったため他社 たしゃ の赤色 あかいろ レーザーを用 もち いた改良 かいりょう 型 がた の光 ひかり ディスクに容量 ようりょう で劣 おと っていた[ 5] 。1994年 ねん 末 まつ には東芝 とうしば ・タイム・ワーナー ・松下電器産業 まつしたでんきさんぎょう (現 げん ・パナソニック )・日立 ひたち ・パイオニア (2022年 ねん まではオンキヨーホームエンターテイメント 、2022年 ねん に経営 けいえい 破綻 はたん 後 ご はオンキヨーテクノロジー など)・トムソン ・日本 にほん ビクター (現 げん ・JVCケンウッド )の連合 れんごう による赤色 あかいろ レーザーを使 つか ったSuper Density Disc (SD)の開発 かいはつ がされていた。一方 いっぽう で、フィリップス ・ソニー 陣営 じんえい も赤色 あかいろ レーザーを使 つか った[ 6] [ 注釈 ちゅうしゃく 1] MultiMedia Compact Disc(MMCD)を同 どう 時期 じき に開発 かいはつ しており、1980年代 ねんだい にVHS 対 たい ベータマックス で発生 はっせい したビデオ戦争 せんそう の再来 さいらい が危惧 きぐ されていた。
そこで、IBM のルー・ガースナー が仲介 ちゅうかい に入 はい り、フィリップスとソニーはMMCD規格 きかく の採用 さいよう を諦 あきら めることと引 ひ き替 か えに、SD規格 きかく のサーボ トラッキング 機構 きこう に関 かん する2項目 こうもく の修正 しゅうせい を認 みと めることで、フィリップスとソニーも東芝 とうしば 主導 しゅどう のSD規格 きかく につき、両 りょう 陣営 じんえい は合意 ごうい に至 いた った。
1つ目 め の項目 こうもく は、フィリップス・ソニーの特許 とっきょ 技術 ぎじゅつ である「プッシュプル式 しき トラッキング」技術 ぎじゅつ を可能 かのう とするためのピットジオメトリーの採用 さいよう だった。2つ目 め は、ケイス・スホウハメル・イミンク の設計 せっけい によるフィリップスのEFMPlus 採用 さいよう だった。これは、東芝 とうしば のSDコードよりも効率 こうりつ が6 %低 ひく かったため、SD規格 きかく 自体 じたい の容量 ようりょう は5 GBだったが、結果 けっか 的 てき に4.7 GBの容量 ようりょう となった。EFMPlusは、ディスク面 めん に対 たい するひっかき傷 しょう や指紋 しもん 等 とう に対 たい する耐 たい 障害 しょうがい 性 せい に大 おお きく優 すぐ れていた。結果 けっか としてDVD specification Version 1.0 が1995年 ねん に発表 はっぴょう され、1996年 ねん 9月 がつ に完成 かんせい した。名称 めいしょう はDVDになったが、SDのロゴはSDメモリーカード のロゴに継承 けいしょう されている。
この統合 とうごう により、規格 きかく の乱立 らんりつ は避 さ けられると一旦 いったん は思 おも われたが、その後 ご 各 かく 家電 かでん メーカーや映画 えいが 会社 かいしゃ から多数 たすう の注文 ちゅうもん をつけられ(ランダムアクセス、2時 じ 間 あいだ 収録 しゅうろく 、ドルビーデジタル 収録 しゅうろく など)、後述 こうじゅつ の「DVD-」「DVD+」「DVD-RAM」など、多数 たすう の派生 はせい 規格 きかく が生 う まれた。また、2000年 ねん 4月 がつ に入 はい り、PlayStation 2 や『マトリックス 』のDVD版 ばん の発売 はつばい の影響 えいきょう でワーナー・ブラザーズ などのDVD製造 せいぞう が本格 ほんかく 化 か するまではDVDの普及 ふきゅう 率 りつ はマイナーな方 ほう に入 はい る状態 じょうたい であった。その前 まえ までは、DVDを二 に 層 そう にせず、レーザーディスク のように両面 りょうめん 1層 そう にしたり、ディスクケースがVHS を参考 さんこう にしたものであったり(ワーナーブラザーズ 製 せい )、CD のケースを流用 りゅうよう したものだったり(ユニバーサル など)と、規格 きかく の理解 りかい に混乱 こんらん が発生 はっせい していた。2000年 ねん を過 す ぎることで、CDでもあまり行 おこな われていなかったディスクのインクジェット 印刷 いんさつ が本格 ほんかく 化 か し、ディスクケースのサイズがPS2用 よう のディスクケースのサイズで統一 とういつ され始 はじ めるようになった。DVD-ROM、DVD-VIDEOのロゴは2001年 ねん を境 さかい によりわかりやすいものに変更 へんこう されている。
DVDは上記 じょうき の経緯 けいい により当初 とうしょ はデジタルビデオ 映像 えいぞう を記録 きろく するためのメディアとして策定 さくてい され、Digital Video Disc の略 りゃく だと解釈 かいしゃく されたが、その後 ご コンピュータ 補助 ほじょ 記憶 きおく メディアとしても用 もち いられることから[ 3] 、DVDフォーラム はDVDをvideo の代 か わりに「多 た 用途 ようと 」の意味 いみ がある versatile (ヴァーサタイル)を用 もち いた「Digital Versatile Disc (デジタルヴァーサタイルディスク) 」の略称 りゃくしょう とした[ 7] 。
またデジタルビデオ映像 えいぞう が記録 きろく されたDVDのことを世間 せけん 的 てき に総称 そうしょう で「DVDビデオ」と表現 ひょうげん することが多 おお いがそれとは別 べつ にDVDへのデジタルビデオ映像 えいぞう データの記録 きろく 方法 ほうほう の1つに「DVD-Video 」があり、両者 りょうしゃ は同義 どうぎ ではなく全 まった く別 べつ のものである。「DVD-Video」は、DVDにデジタルビデオ映像 えいぞう のデータをDVD-Videoフォーマット(「DVD-VF」) で記録 きろく したものに限定 げんてい される。
一方 いっぽう 、「DVDビデオ」という総称 そうしょう はDVDにデジタルビデオ映像 えいぞう のデータが記録 きろく されたもの全 すべ て(DVD-Video、DVD-VR 、AVCHD 、AVCREC などビデオ専用 せんよう アプリケーションフォーマットで記録 きろく したもの、ビデオ専用 せんよう フォーマットを用 もち いずにMPEG ファイルやAVI ファイルを直接 ちょくせつ 記録 きろく したものなど)が対象 たいしょう になる。ビデオカメラ の撮影 さつえい 記録 きろく メディアとして記録 きろく されたものも一般 いっぱん 的 てき にここに包含 ほうがん される。[要 よう 出典 しゅってん ]
DVD-Videoメディア・プレイヤーの商用 しょうよう 化 か [ 編集 へんしゅう ]
プレーヤー やドライブは、CD-DA やCD-ROM の再生 さいせい にも兼用 けんよう できるものが一般 いっぱん 的 てき であり、DVD-Videoメディア及 およ びプレイヤーの初 はつ の商用 しょうよう 化 か は日本 にっぽん では1996年 ねん 11月(東芝 とうしば SD-3000)、米国 べいこく では1997年 ねん 3月 がつ 、欧州 おうしゅう では1998年 ねん 3月 がつ 、豪州 ごうしゅう では1999年 ねん 2月 がつ になされた。世界 せかい で初 はじ めての市販 しはん DVD-Videoソフトは『Ya&Ya〜世界 せかい 初 はつ のDVD電脳 でんのう マガジン』であり、1996年 ねん 11月1日 にち にビクターエンタテインメントから発売 はつばい された。なお、初 はつ の2.1chサラウンド 音響 おんきょう は『ツイスター 』、5.1chサラウンドは『インデペンデンス・デイ 』が初 はつ である。
その後 ご 日本 にっぽん では2000年 ねん 3月 がつ 4日 にち にソニーコンピュータエンタテインメントから発売 はつばい されたゲーム機 き 、PlayStation 2 にもDVD視聴 しちょう 機能 きのう が搭載 とうさい されたことで普及 ふきゅう が始 はじ まり、2004年 ねん にはDVDプレーヤーの国内 こくない 出荷 しゅっか 台数 だいすう がVTR を上回 うわまわ った。
パソコン分野 ぶんや でも光学 こうがく メディアの中心 ちゅうしん はCDからDVDに移行 いこう した。一方 いっぽう オーディオ分野 ぶんや では、一部 いちぶ 愛好 あいこう 者 もの 向 む けに留 と まり、普及 ふきゅう しなかった(DVD-Audio 参照 さんしょう )。
メディア製造 せいぞう コストは、VHSの1巻 かん 120円 えん 程度 ていど に対 たい し、DVDは1枚 まい 20円 えん 程度 ていど と安 やす い。取扱 とりあつか いも容易 ようい なので、パブリッシャー側 がわ からすれば収益 しゅうえき が上 あ げやすい。このため、映像 えいぞう を取 と り扱 あつか う産業 さんぎょう では、セルDVDを(副 そい ではなく)主 おも な収益 しゅうえき 源 げん とする企業 きぎょう が増 ふ え、業界 ぎょうかい の状況 じょうきょう を一変 いっぺん させた。
こうしてデジタルビデオといえばDVDと認知 にんち されるほど広 ひろ く定着 ていちゃく した。
DVDのフォーマットおよびロゴのライセンスは、DVD Format/Logo License Corporation [ 8] (DVD FLLC)が管理 かんり している。
ディスクには物理 ぶつり 構造 こうぞう による違 ちが いとデータ書 か き込 こ み方 かた の形式 けいしき (論理 ろんり フォーマット)による違 ちが い、さらにはビデオ用途 ようと でのアプリケーションフォーマットによる違 ちが いもあり、それぞれの組 く み合 あ わせでさらに多 おお くの種類 しゅるい が存在 そんざい する。
サイズ
0.6 mm厚 あつ 、直径 ちょっけい 12 cmおよび8 cmのポリカーボネート 製 せい 円 えん 板 ばん を2枚 まい 張 は り合 あ わせたもの。
読 よ み取 と り方法 ほうほう
読 よ み取 と りには、650 nm の赤色 あかいろ レーザー光 こう を使用 しよう する。
音声 おんせい 信号 しんごう は、DVD-ROMの場合 ばあい 「2chドルビーデジタル 」、「5.1chドルビーデジタル」、「5.1ch DTS 」の中 なか から2つから3つ(多言 たげん 語 ご を考慮 こうりょ する場合 ばあい はそれ以上 いじょう )を同時 どうじ 記録 きろく する場合 ばあい が多 おお い。そのため、すべてのDVDプレイヤーは最低 さいてい でも必 かなら ず2chドルビーデジタルのデコード処理 しょり が可能 かのう な仕様 しよう となっている。2ch LPCMは録画 ろくが 用 よう のディスクで採用 さいよう される場合 ばあい がある。
種類 しゅるい
12 cm
8 cm
片面 かためん 一 いち 層 そう
4.7 GB (4.37 GiB )
1.4 GB (1.30 GiB)
片面 かためん 二 に 層 そう
8.54 GB (7.95 GiB)
2.6 GB (2.42 GiB)
両面 りょうめん 一 いち 層 そう
9.4 GB (8.74 GiB)
2.8 GB (2.61 GiB)
両面 りょうめん 二 に 層 そう
17.08 GB (15.90 GiB)
5.2 GB (4.84 GiB)
1セクタあたりの容量 ようりょう は2048バイトでこれにヘッダの16バイトを加 くわ えて2064バイトとなる、CSS 等 ひとし もこのヘッダを利用 りよう しているが基本 きほん 的 てき にリッピング時 じ にこの16バイトをリッピングすることはできない。
容量 ようりょう 4.9 GB の片面 かためん 一 いち 層 そう 12 cmDVDも存在 そんざい する。
両面 りょうめん のディスクは、片面 かためん に対 たい して2倍 ばい の容量 ようりょう を持 も つが、二 に 層 そう のディスクは一 いち 層 そう に対 たい して2倍 ばい の容量 ようりょう を持 も たない(後述 こうじゅつ )。
1 GiB = 10243 バイト (byte) = 230 バイト = 1.073741 824 × 109 バイト = 1.073741 824 GB 。DVDの商品 しょうひん には容量 ようりょう がGB単位 たんい で表示 ひょうじ されているが、OS やアプリケーション がファイルサイズ をGiB 単位 たんい で表示 ひょうじ するとき(そしてそのときはたいてい「〇〇 GiB 」のような形式 けいしき ではなく「〇〇 GB」のように表示 ひょうじ されるから紛 まぎ らわしいのであるが)、数字 すうじ の上 うえ で7 %以上 いじょう も差 さ があることに留意 りゅうい が必要 ひつよう である。DVD-Rなどの媒体 ばいたい ではファイル管理 かんり に使 つか われる領域 りょういき が確保 かくほ されるため、ユーザファイルが使 つか える容量 ようりょう はそれを差 さ し引 ひ いた量 りょう となる。4.7 GBのDVDにたとえば4.25 GiB より大 おお きなファイルが書 か き込 こ めないのは、このような理由 りゆう による。
DVDは、大 だい 容量 ようりょう の記録 きろく を目指 めざ したディスクであり、CDではレーベル面 めん に当 あ たる面 めん にも記録 きろく できるよう、両面 りょうめん 記録 きろく の規格 きかく が存在 そんざい する。しかし、レーザーディスク のように一 いち 面 めん の読 よ み込 こ みが終 お わった際 さい に裏返 うらがえ すのは手間 てま がかかる。そこで、片面 かためん に二 に 層 そう 構造 こうぞう を持 も たせれば、一層 いっそう 構造 こうぞう より多 おお くの容量 ようりょう を確保 かくほ することができ、裏返 うらがえ す手間 てま もなくなる。ユーザ記録 きろく 型 がた のDVD+R DLが市場 いちば に登場 とうじょう したのは2004年 ねん 6月 がつ で、DVD-R DLが2005年 ねん 5月 がつ である。光学 こうがく ドライブ によっては、相性 あいしょう や仕様 しよう で読 よ み取 と れない場合 ばあい もある。また、単 たん 層 そう 方式 ほうしき に比 くら べレーベル面 めん の取 と り扱 あつか いに注意 ちゅうい しないと、CDのように記録 きろく 層 そう が破損 はそん する等 ひとし のトラブルに見舞 みま われる。また、ドライブがあまりにも古 ふる い場合 ばあい (例 たと えばPS2 のSCPH-10000)、レンズの経年 けいねん 劣化 れっか が原因 げんいん で二 に 層 そう DVDだけを読 よ み取 と れなくなる症状 しょうじょう に陥 おちい ることも多 おお い。Xbox 、Xbox 360 規格 きかく のディスクは二 に 層 そう DVDを独自 どくじ 規格 きかく にしたものが採用 さいよう されている。
二 に 層 そう 構造 こうぞう の場合 ばあい 、全 ぜん 反射 はんしゃ をする層 そう を2つ持 も たせると奥 おく にある層 そう の読 よ み込 こ みができなくなる。それゆえ、片面 かためん (両面 りょうめん )二 に 層 そう ディスクの第 だい 1層 そう 目 め (「レイヤー0」、あるいは略 りゃく して「L0」と呼 よ ぶ)が薄 うす い金属 きんぞく 膜 まく でできており、第 だい 2層 そう 目 め (「レイヤー1」または「L1」と呼 よ ぶ)は全 ぜん 反射 はんしゃ をする構造 こうぞう になっている。レイヤー0は薄膜 うすまく であるのでレイヤー1よりも読 よ み取 と りのための反射 はんしゃ 光 こう の検出 けんしゅつ 率 りつ が悪 わる くなるが、記録 きろく 密度 みつど を下 さ げることで読 よ み取 と り性能 せいのう を確保 かくほ している。したがって、二 に 層 そう ディスクの容量 ようりょう は単 たん 層 そう ディスクの2倍 ばい よりも少 すく ない。
レイヤー0は(CDと同 おな じで)内 うち 周 しゅう 側 がわ から外周 がいしゅう 側 がわ に向 む かって記録 きろく ・読 よ み込 こ みを行 おこな う方式 ほうしき であるが、レイヤー1の記録 きろく 方式 ほうしき には以下 いか の二 に 通 とお りがある。
パラレル方式 ほうしき
レイヤ―0(第 だい 1層 そう 目 め )と同 おな じく、内 うち 周 しゅう 側 がわ から外周 がいしゅう 側 がわ に向 む かっていく方式 ほうしき 。
オポジット方式 ほうしき
レイヤー0とは逆 ぎゃく で、外周 がいしゅう 側 がわ から内側 うちがわ に向 む かっていく方式 ほうしき 。
これらの情報 じょうほう は、DVDの管理 かんり 情報 じょうほう としてレイヤー0の最 さい 内側 うちがわ に記録 きろく されている。ちなみに、DVD+R DLではオポジット方式 ほうしき のみとなっている。二 に 層 そう ディスクのDVDを再生 さいせい していると、途中 とちゅう で読 よ み込 こ むレイヤーを切 き り替 か えるときが来 く る。DVD-Videoを再生 さいせい している場合 ばあい 、一部 いちぶ の再生 さいせい 機 き ではレイヤーの切 き り替 か えの際 さい に時間 じかん がかかってビデオ再生 さいせい が一瞬 いっしゅん 停止 ていし したような状態 じょうたい になることがある。(連続 れんぞく 再生 さいせい 時 じ にレイヤーが切 き り替 か わる際 さい の読 よ み取 と りピックアップの移動 いどう はオポジット方式 ほうしき であればパラレル方式 ほうしき よりも少 すく なくて済 す む利点 りてん がある。)
二 に 層 そう 方式 ほうしき のDVDはDL と略 りゃく して呼 よ ばれることが多 おお いが、正式 せいしき 名称 めいしょう はDVD-DLではDual Layer 、DVD+DLではDouble Layer と、それぞれ異 こと なる。
トラックに沿 そ って、ピット と呼 よ ばれる凹 へこ みを作 つく ることで記録 きろく することができる。読 よ みとる際 さい はレ れ ーザ ざ ー光線 こうせん を当 あ て、凹 へこ み有無 うむ による反射 はんしゃ の違 ちが いを利用 りよう する。
DVDのトラック形状 けいじょう は同心円 どうしんえん 型 がた ではなく、CDと同様 どうよう の渦巻 うずま き型 がた である。
トラック・フォーマットは物理 ぶつり 規格 きかく ごとに異 こと なっている[ 9] 。
ウォブル・ランドプリピット方式 ほうしき を採用 さいよう したDVD-R/RWディスクには、グルーブ(溝 みぞ )とランド(丘 おか )があらかじめ刻 きざ まれており、グルーブは蛇行 だこう している。この蛇行 だこう をウォブルと呼 よ ぶ。またランドにはあらかじめランドプレピットというランド部分 ぶぶん の途切 とぎ れている部分 ぶぶん がある。ドライブは、ウォブルとランドプレピットにより、位置決 いちぎ め(アドレッシング)を行 おこな う。記録 きろく されるデータ(ピット)はグルーブに書 か き込 こ まれる。
高周波 こうしゅうは ウォブル・グルーブ方式 ほうしき を採用 さいよう したDVD+R/RWディスクでは、ランドプレピットがなく、ウォブルの蛇行 だこう 周波数 しゅうはすう が高 たか い。ピットはDVD-R/RWと同 おな じくグルーブに書 か き込 こ む[ 10] 。
ウォブル・ランドグルーブ方式 ほうしき を採用 さいよう したDVD-RAMではグルーブとランドにピットを書 か き込 こ む。
読 よ み出 だ し専用 せんよう のDVD-ROMはピット方式 ほうしき を採用 さいよう している。
なお、位置 いち 情報 じょうほう の記録 きろく 方法 ほうほう はDVD-RW系 けい とDVD+RW系 けい で異 こと なる。
データの転送 てんそう 速度 そくど は等 とう 倍速 ばいそく で11.08 Mbps (=1385 kiB /s) である。これはCD の転送 てんそう 速度 そくど を1倍 ばい 速 そく (150 kiB /s) として、9倍 ばい 速 そく 程度 ていど に相当 そうとう する。規格 きかく 上 じょう 定 さだ められている最大 さいだい 転送 てんそう 速度 そくど は16倍 ばい 速 そく (DVD-Rの場合 ばあい )であるが、これは177.28 Mbps (=22.16 MiB /s) に相当 そうとう する。
DVDに使用 しよう される論理 ろんり フォーマットは主 おも に以下 いか の二 ふた つである。
CD時代 じだい から使用 しよう されているISO 9660に加 くわ えて、Optical Storage Technology Association(略 りゃく :OSTA)が策定 さくてい した、拡張 かくちょう 性 せい の高 たか いUDFに対応 たいおう している。映像 えいぞう 用途 ようと ではDVD-VideoがUDF 1.02、デジタル放送 ほうそう の録画 ろくが で使 つか われるDVD-VRにはUDF 2.00が使用 しよう されている。
PC向 む けのデータDVDでは上記 じょうき のどのフォーマットでも使用 しよう できるが、PCのDVDドライブとOSが対応 たいおう していないければ読 よ み込 こ むことができない。ISO 9660は古 ふる い規格 きかく で拡張 かくちょう 性 せい に乏 とぼ しいのでそれだけ互換 ごかん 性 せい には優 すぐ れているため、ISO 9660とUDF 1.02の両方 りょうほう に対応 たいおう したUDF Bridge も使用 しよう される。
実際 じっさい のファイルシステムは使用 しよう するOS やドライバーソフト に依存 いぞん する。
UDF - 他 た のOSとの互換 ごかん 性 せい に優 すぐ れる。通常 つうじょう はこれが推奨 すいしょう される。リッピング を行 おこな うと「.iso」ファイルのみが出力 しゅつりょく される。
UDF1.02 - DVD-ROMの標準 ひょうじゅん フォーマット。記録 きろく 型 がた メディアにも使用 しよう できるが、一 いち 度 ど に全体 ぜんたい を書 か き込 こ む必要 ひつよう がある。DVD-Video方式 ほうしき での記録 きろく ができるようになる。DVD-RAMではほとんど使 つか われない。
UDF1.5 - CD-R/RWの登場 とうじょう を機 き に、UDF1.02にパケットライト 機能 きのう を追加 ついか したもの。パソコン用途 ようと でよく使用 しよう される。
UDF2.00 - UDF1.5の拡張 かくちょう 版 ばん で、DVD-VR方式 ほうしき での記録 きろく ができるようになる。DVD-RAMの標準 ひょうじゅん 的 てき なフォーマット。アナログ放送 ほうそう 用 よう のDVD-RAMレコーダーで使用 しよう されていたほか、パソコン用途 ようと でもよく使用 しよう される。
UDF2.01 - UDF2.00のバグ修正 しゅうせい 版 ばん 。DVD-AR (DVD-Audio) 等 とう で利用 りよう 。
UDF2.5 - 本来 ほんらい はBD 用 よう のフォーマット。AVCREC 方式 ほうしき での記録 きろく ができるようになる。ハイビジョン対応 たいおう のレコーダーで使用 しよう される。
UDF2.6 - UDF2.6はBD-Rにファイルの疑似 ぎじ 消去 しょうきょ や疑似 ぎじ 書 か き換 か えを盛 も り込 こ んだ規格 きかく 。
FAT - FAT16とFAT32が使 つか える。主 おも にWindows 用 よう のフォーマットであり、Windowsを除 のぞ く古 ふる いOSとの互換 ごかん 性 せい に問題 もんだい がある。Windows XPや、デスクトップ向 む けLinuxディストリビューション など、OSに標準 ひょうじゅん 搭載 とうさい されているディスク・ユーティリティがUDFでのフォーマットをサポートしていない場合 ばあい を除 のぞ き、DVD-RAMではほとんど使 つか われない。Windows 8 以降 いこう の標準 ひょうじゅん ディスク・ユーティリティ上 じょう でのフォーマットはサポートされていない。
HFS 、HFS+ - 主 おも にMac用 よう 。他 た のOSとの互換 ごかん 性 せい に問題 もんだい がある。ほとんど使 つか われないが、2000年 ねん 頃 ごろ のPower MacにDVD-RAMドライブが搭載 とうさい された事 こと が有 あ り、一部 いちぶ 機種 きしゅ では起動 きどう ディスクにする事 こと が出来 でき たためメンテナンス用 よう には重宝 ちょうほう した。
ISO 9660 - ほとんど全 すべ てのOSで読 よ み込 こ みができるが、ファイル名 めい などに制限 せいげん がある。DVD-RAMではほとんど使 つか われない。リッピング すると「.cue」と呼 よ ばれる1kbのファイルと「.bin」ファイルが生成 せいせい される。
現在 げんざい のWindows 11 では、UDF1.50,2.00,2.01,2.50でフォーマットすることが可能 かのう である。このフォーマットで初期 しょき 化 か することでHDD 同様 どうよう 、自由 じゆう に読 よ み書 か きができる。
DVD-ROMでは「年齢 ねんれい 制限 せいげん 」、「リージョンコード」により視聴 しちょう 制限 せいげん をかけることが可能 かのう である。再生 さいせい 時 じ にハードウェア側 がわ でこれらの制限 せいげん をかけずに映像 えいぞう を視聴 しちょう しようとした場合 ばあい は、DVD側 がわ の画面 がめん で年齢 ねんれい 制限 せいげん やリージョンコードについて警告 けいこく する画面 がめん が出 で る。これは付録 ふろく などの一般 いっぱん 販売 はんばい されないものも含 ふく め、すべての映像 えいぞう 用 よう DVD-ROM作品 さくひん に存在 そんざい する。年齢 ねんれい 制限 せいげん は予 あらかじ め全 ぜん 年齢 ねんれい に設定 せってい すること、リージョンコードは「ALL」を採用 さいよう することでこのエラー画面 がめん を省略 しょうりゃく することが可能 かのう である。
コピーガードはCSS が設定 せってい されているが、現在 げんざい ではそのコピーガードを簡単 かんたん に解除 かいじょ できるため、会社 かいしゃ ごとに独自 どくじ のコピーガードが追加 ついか される場合 ばあい がある。また、VHSなどに記録 きろく されたマクロビジョン 製 せい コピーガードを無視 むし して録画 ろくが することも依然 いぜん 不可能 ふかのう である。
規格 きかく はDVDフォーラムの他 ほか 、Ecmaインターナショナル によっても標準 ひょうじゅん 化 か されている。
データを記録 きろく するには記録 きろく 型 がた DVDを使用 しよう する。記録 きろく 型 がた DVD規格 きかく としてDVD-R (1回 かい だけ書 か き込 こ み可能 かのう )とDVD-RW 、DVD-RAM (複 ふく 数 すう 回 かい の書 か き込 こ みが可能 かのう )がDVDフォーラムによって制定 せいてい されている。これに対抗 たいこう するものとして、DVD+RWアライアンス の策定 さくてい したDVD+R やDVD+RW がある。
記録 きろく 型 がた DVDについて、一部 いちぶ 海外 かいがい メーカーのものに品質 ひんしつ に重大 じゅうだい な問題 もんだい がある場合 ばあい がある[ 11] 。品質 ひんしつ の悪 わる いディスクは動画 どうが の再生 さいせい 時 じ にブロックノイズ が入 はい る、再生 さいせい が止 と まる、保存 ほぞん したデータが消 き える、ドライブやレコーダの寿命 じゅみょう が縮 ちぢ むといった問題 もんだい を引 ひ き起 お こす可能 かのう 性 せい が高 たか い。
しかし、ドライブの性能 せいのう や相性 あいしょう によって書 か き込 こ み品質 ひんしつ が下 さ がることもあるため、一概 いちがい に国産 こくさん メディアを使 つか えば大丈夫 だいじょうぶ という保証 ほしょう はない(国内 こくない ブランドでも海外 かいがい 製 せい メディアを採用 さいよう していることがある)。安心 あんしん して使 つか うためには、これから利用 りよう するメディアを1枚 まい 買 か って書 か き込 こ みテストを行 おこな い、問題 もんだい がないことを確認 かくにん してから利用 りよう することが望 のぞ ましい。また、発売 はつばい 当初 とうしょ は100年 ねん 程度 ていど もつといわれていた書 か き込 こ みメディア耐久 たいきゅう 性 せい であるが、これはあくまで良質 りょうしつ なメディアの加速 かそく 試験 しけん (実際 じっさい に100年間 ねんかん 試験 しけん するのではなく、代 か わりに紫外線 しがいせん の照射 しょうしゃ 強度 きょうど などを変 か えて100年間 ねんかん 相当 そうとう の環境 かんきょう にするもの)における結果 けっか であって、現実 げんじつ には数 すう 年 ねん 程度 ていど でデータが消 き えてしまう品質 ひんしつ の悪 わる いディスクも存在 そんざい する(逆 ぎゃく に言 い えば100年 ねん を超 こ えても使 つか えるメディアも存在 そんざい する)。長持 ながも ちさせるためには、紫外線 しがいせん の当 あ たる場所 ばしょ や高温 こうおん 多湿 たしつ な場所 ばしょ を避 さ けることが重要 じゅうよう である。また、VHSと比較 ひかく してテープが絡 から まって故障 こしょう する心配 しんぱい は無 な いものの、ディスクが傷 きず つくと読 よ み込 こ み不可能 ふかのう になる場合 ばあい もある。
DVDにコンピュータ用 よう の読 よ み取 と りファイルを記録 きろく したもの。DVDフォーラムにより策定 さくてい 、ECMA-267[ 12] ・268[ 13] により標準 ひょうじゅん 化 か されており、パソコン やゲーム機 き データ配布 はいふ 用 よう 媒体 ばいたい として定着 ていちゃく している。
容量 ようりょう は一層 いっそう タイプが片面 かためん 4.7 GB・両面 りょうめん 9.4 GB、2層 そう タイプが片面 かためん 8.5 GB・両面 りょうめん 17 GB。論理 ろんり フォーマットはUDF Ver.1.02である。
ゲーム機 き としてはPlayStation 2 、Xbox 、Xbox 360 [ 注釈 ちゅうしゃく 2] がソフト用 よう の媒体 ばいたい に採用 さいよう しており、パソコンではApple のmacOS が媒体 ばいたい に採用 さいよう しWindows 98 Second Edition以降 いこう のWindows がサポートしている。アーケードゲーム基板 きばん ではFirebeat [ 注釈 ちゅうしゃく 3] 、System246 あたりから採用 さいよう された。
市販 しはん のDVDビデオソフトは、このDVD-ROMの物理 ぶつり フォーマットのディスクに映像 えいぞう データがDVD-Video のアプリケーションフォーマットで記録 きろく されたもの。
ゲームやDVDビデオソフトなども含 ふく めたDVD-ROMは読 よ み取 と り専用 せんよう であるため、他 た の書 か き込 こ み型 がた DVDやレンタルも含 ふく む市販 しはん ビデオテープソフトなどのように、その作成 さくせい 時 じ には記録 きろく 媒体 ばいたい にデータを直接 ちょくせつ 記録 きろく して作成 さくせい されているわけではなく、データ記録 きろく 面 めん に読 よ み取 と り用 よう のピットを形成 けいせい したマスター原盤 げんばん (スタンパー)を作成 さくせい 後 ご 、それを元 もと にしたプレスと張 は り合 あ わせの工程 こうてい による物理 ぶつり 的 てき な工法 こうほう によって量産 りょうさん されている。そのため、書 か き込 こ み型 がた DVDに比 くら べて経年 けいねん 化学 かがく 変化 へんか の影響 えいきょう を受 う けにくく、物理 ぶつり 的 てき な形状 けいじょう 破損 はそん や読 よ み取 と りレーザー光 こう 反射 はんしゃ 層 そう の金属 きんぞく 素材 そざい の劣化 れっか がない限 かぎ りは基本 きほん 的 てき に読 よ み取 と り可能 かのう である。
以下 いか 、全 すべ てのメディアに「データ用 よう (for DATA )」と「ビデオ録画 ろくが 用 よう (for VIDEO )」の2種類 しゅるい がある。後者 こうしゃ は地上 ちじょう デジタル放送 ほうそう 移行 いこう 前 まえ は私的 してき 録音 ろくおん 録画 ろくが 補償 ほしょう 金 きん 制度 せいど により補償 ほしょう 金 きん が上乗 うわの せされていたが、移行 いこう 後 ご は、コピー制限 せいげん があるという理由 りゆう で補償 ほしょう 金 きん が上乗 じょうじょう せずに販売 はんばい されている(私的 してき 録音 ろくおん 録画 ろくが 補償 ほしょう 金 きん 制度 せいど #デジタル放送 ほうそう 専用 せんよう レコーダーの私的 してき 録画 ろくが 補償 ほしょう 金 きん に対 たい する訴訟 そしょう を参照 さんしょう )。なおCPRM非 ひ 対応 たいおう の録画 ろくが 用 よう メディア(アナログ放送 ほうそう 専用 せんよう などと表示 ひょうじ されている場合 ばあい もある)にはコピーワンス、ダビング10のデジタル放送 ほうそう を記録 きろく できない。DVD-VRはすべてのDVD±R,DVD±RWで対応 たいおう しているが、CPRMはすべてのDVD±R,DVD±RWで対応 たいおう しているわけではなく、「for VIDEO」と書 か かれたDVD±R,DVD±RWを使用 しよう する必要 ひつよう がある。また、DVD-VR 規格 きかく でフォーマットしたDVD-RWにコピーワンスの映像 えいぞう を録画 ろくが し、そのままファイナライズしてしまった場合 ばあい 、その映像 えいぞう は強制 きょうせい 的 てき に視聴 しちょう できなくなる。
DVDフォーラムが制定 せいてい した正式 せいしき 規格 きかく [ 編集 へんしゅう ]
DVD-R/DVD-RWの「-」は本来 ほんらい ハイフン であるが、後述 こうじゅつ のDVD+R/DVD+RWが「+」を「プラス」と読 よ むため、区別 くべつ のために「マイナス」と読 よ まれる場合 ばあい も多 おお い。一方 いっぽう 、DVD-RAMの「-」もハイフンであるが、DVD+RAMが存在 そんざい しないので「マイナス」とはほとんど読 よ まれない。
VCPSを採用 さいよう したDVD+と異 こと なり、DVD-の録画 ろくが 用 よう メディアはCPRM 、HD Rec 、AVCREC に対応 たいおう している。
一 いち 度 ど だけの書 か き込 こ みが可能 かのう (ファイナライズ 前 まえ なら削除 さくじょ や追記 ついき も可能 かのう )なタイプとして以下 いか のものがある。
DVD-RはDVD Recordable の略称 りゃくしょう 。ライトワンス 型 かた の記録 きろく 型 がた DVDフォーマット。DVDフォーラムにより策定 さくてい 、ECMA-359[ 14] により標準 ひょうじゅん 化 か されている。1997年 ねん 9月 がつ にパイオニアによって開発 かいはつ された。ディスクの裏面 りめん は紫色 むらさきいろ が通常 つうじょう 。
容量 ようりょう は片面 かためん で4.7GB、両面 りょうめん で9.4GBである。通常 つうじょう は135分 ふん 記録 きろく できるが、これはNTSC の記録 きろく の場合 ばあい であって、PAL を使用 しよう した場合 ばあい はさらに記録 きろく 時間 じかん が短 みじか くなる。
CD-R と同様 どうよう 、色素 しきそ を使 つか って記録 きろく されるがM-DISC には無機 むき 系 けい が採用 さいよう されている。記録 きろく 層 そう にはアゾ色素 しきそ 、シアニン色素 しきそ 、オキソライフ色素 しきそ が用 もち いられている。
データの記録 きろく は、ディスクの基板 きばん 上 じょう に連続 れんぞく した線上 せんじょう に存在 そんざい するランド(丘 おか )に挟 はさ まれたグルーブ(溝 みぞ )に強 つよ いレーザー光 こう を当 あ てることでピット(くぼみ)を焼付 やきつ け形成 けいせい することで行 おこ なわれる。ピットを形成 けいせい する皮膜 ひまく の記録 きろく 材料 ざいりょう には有機 ゆうき 色素 しきそ 材料 ざいりょう を使用 しよう しておりレーザー光 こう 照射 しょうしゃ による色素 しきそ の分解 ぶんかい という化学 かがく 変化 へんか を利用 りよう しているため、素材 そざい コストの関係 かんけい で比較 ひかく 的 てき に価格 かかく を安価 あんか にできる一方 いっぽう で一 いち 度 ど しかその場所 ばしょ にはデータを書 か き込 こ めない。また、当初 とうしょ のVersion1.0規格 きかく では3.95GBだったが、Version2.0規格 きかく で4.7GBに容量 ようりょう を増加 ぞうか した。またVersion2.0規格 きかく では業務 ぎょうむ 用 よう の「DVD-R for Authoring 」と一般 いっぱん 向 む けの「DVD-R for General 」の2つに規格 きかく が分 わ かれており、一般 いっぱん 向 む けの「for General 」にはコピー防止 ぼうし 機能 きのう が組 く み込 こ まれている。
量産 りょうさん 効果 こうか により価格 かかく が最 もっと も低 ひく く、パーソナルコンピュータ用 よう としてはDVD-RAM/RやDVD-RW/Rといった両 りょう 対応 たいおう ドライブが登場 とうじょう しCD-Rに代 か わるものとして広 ひろ く普及 ふきゅう している。家庭 かてい 用 よう DVDレコーダーにおいてもパナソニックとソニー以外 いがい の企業 きぎょう はDVD-R/-RWドライブを採用 さいよう している。またパナソニックも2005年 ねん 春 はる 以降 いこう のモデルはDVD-RWへの書 か き込 こ みに対応 たいおう している。
また、記録 きろく 面 めん 皮膜 ひまく 材料 ざいりょう に有機 ゆうき 色素 しきそ 材料 ざいりょう を使用 しよう していることで光 ひかり の中 なか でも特 とく に紫外線 しがいせん の影響 えいきょう を受 う けやすく、太陽光 たいようこう を長時間 ちょうじかん 当 あ てた場合 ばあい など記録 きろく 情報 じょうほう が失 うしな われることがあることが実験 じっけん で示 しめ されている。DVD-RAMやDVD-RWは皮膜 ひまく 材料 ざいりょう に有機 ゆうき 色素 しきそ 材料 ざいりょう とは異 こと なるものを用 もち いているので光 ひかり の影響 えいきょう による経年 けいねん 変化 へんか はほとんどないとされているが代 か わりに熱 ねつ に弱 よわ いと言 い われ、アメリカ国立 こくりつ 標準 ひょうじゅん 技術 ぎじゅつ 研究所 けんきゅうじょ (NIST) では「書 か き換 か え可能 かのう なDVD-RAMやDVD-RWは熱 ねつ に敏感 びんかん に反応 はんのう する素材 そざい を使 つか っているためにDVD-Rより長期 ちょうき 保存 ほぞん には使 つか えない」としている。いずれにせよ、保存 ほぞん 環境 かんきょう やディスクの質 しつ によって寿命 じゅみょう は大 おお きく変化 へんか する。
コピーワンス の制限 せいげん がかかった地上 ちじょう デジタルテレビ放送 ほうそう ・BS・CSデジタル放送 ほうそう の場合 ばあい 、DVD-Rへの録画 ろくが は出来 でき なかったが2004年 ねん に録画 ろくが が可能 かのう なCPRM 対応 たいおう DVD-R(CPRMへの対応 たいおう はDVD-VRフォーマット時 じ のみ可能 かのう )が登場 とうじょう した。
DVD-Videoでの記録 きろく の場合 ばあい 、テレビ放送 ほうそう /DVD-VR/DVD-Videoの各 かく 音声 おんせい 方式 ほうしき の違 ちが いによる影響 えいきょう のためレコーダーでテレビ放送 ほうそう の二 に ヶ国 かこく 語 ご 放送 ほうそう /解説 かいせつ 放送 ほうそう が記録 きろく 出来 でき る市販 しはん レコーダーは2006年 ねん 現在 げんざい 製造 せいぞう されていない(ステレオ放送 ほうそう は可能 かのう )。ただし後年 こうねん はDVD-VR フォーマットでの記録 きろく が可能 かのう な製品 せいひん も販売 はんばい されており、DVD-VRの場合 ばあい は二 に ヶ国 かこく 語 ご 放送 ほうそう /解説 かいせつ 放送 ほうそう の記録 きろく も可能 かのう 。またDVD-Videoフォーマットでの記録 きろく の場合 ばあい でも、マルチ音声 おんせい トラック機能 きのう を用 もち いて二 に ヶ国 かこく 語 ご 以上 いじょう の音声 おんせい のDVD-Videoディスクを作成 さくせい することは可能 かのう (DVD-VRでの記録 きろく も、DVD-Videoでの二 に ヶ国 かこく 語 ご 切 き り替 か えディスクの作成 さくせい もその可 か /不可 ふか は録画 ろくが 機器 きき や作成 さくせい ソフト などのツール 側 がわ の機能 きのう による)。また、東芝 とうしば やパイオニア 、シャープ 等 ひとし の一部 いちぶ メーカーのDVDレコーダー では追記 ついき 型 がた VR記録 きろく が可能 かのう であるがファイナライズ 処理 しょり を行 おこな わないと他 た のプレーヤー等 とう で再生 さいせい はできない。またDVD-Rメディアの初期 しょき 状態 じょうたい はDVD-Videoフォーマットだが、DVD-VRでフォーマットをするとDVD-Videoフォーマットには戻 もど せない。
DVD-R DL (Dual Layer) は1層 そう タイプのDVD-Rを発展 はってん させたもので、片面 かためん に2層 そう 記録 きろく が可能 かのう 。DVDフォーラムにより策定 さくてい 、ECMA-382[ 15] により標準 ひょうじゅん 化 か されている。
容量 ようりょう は片面 かためん で8.5 GBである。両面 りょうめん のものは市販 しはん されていない。
初期 しょき は+DLに比 くら べて記録 きろく 速度 そくど が遅 おそ くシェアも低 ひく かったが、現在 げんざい では速度 そくど では+DLに並 なら びほとんどのドライブで対応 たいおう している。2005年 ねん 春 はる に三菱化学 みつびしかがく メディア よりDVD-R DLが発売 はつばい された[ 16] 。
削除 さくじょ や再 さい フォーマットにより、繰 く り返 かえ し記録 きろく できるタイプとして以下 いか のものがある。
DVD-RWはパイオニアが開発 かいはつ したDVD ReWritable の略称 りゃくしょう 。DVDフォーラムにより策定 さくてい 、ECMA-338[ 17] により標準 ひょうじゅん 化 か されている。ディスクの裏面 りめん は通常 つうじょう 水色 みずいろ 。
容量 ようりょう は片面 かためん 4.7 GB・両面 りょうめん 9.4 GB。
データの記録 きろく は、基本 きほん 的 てき にはDVD-Rと同 おな じ方式 ほうしき 。ただし記録 きろく マーク を形成 けいせい する皮膜 ひまく の記録 きろく 材料 ざいりょう にはDVD-Rのような有機 ゆうき 色素 しきそ 材料 ざいりょう ではなくアモルファス金属 きんぞく 材料 ざいりょう を使用 しよう しており、色素 しきそ 材料 ざいりょう のように光 ひかり による化学 かがく 変化 へんか で分解 ぶんかい するわけではなくレーザー光 こう 照射 しょうしゃ による加熱 かねつ でのアモルファス金属 きんぞく の結晶 けっしょう 化 か ・非 ひ 結晶 けっしょう 化 か を利用 りよう している(結晶 けっしょう 化 か することでその場所 ばしょ の反射 はんしゃ 率 りつ が変化 へんか する)。結晶 けっしょう 化 か した場所 ばしょ に再 ふたた びレーザーを当 あ てて結晶 けっしょう 状態 じょうたい を溶 と かして急激 きゅうげき に冷 ひ やすことで非 ひ 結晶 けっしょう 化 か が可能 かのう であり、データの消去 しょうきょ や再 さい 利用 りよう (同 おな じ場所 ばしょ へのデータ書 か き込 こ み)が可能 かのう となっている。記録 きろく 型 がた DVDとして最初 さいしょ に登場 とうじょう したDVD-RAMはDVD-VideoやDVD-ROMとのフォーマットの互換 ごかん 性 せい が低 ひく かったためDVD-RWは互換 ごかん 性 せい を重視 じゅうし 、主 おも に動画 どうが の記録 きろく 編集 へんしゅう 用 よう として開発 かいはつ された。そのため、DVD-RWで記録 きろく されたディスクは読 よ み取 と り専用 せんよう のDVD-ROMドライブでも読 よ み出 だ すことが可能 かのう であることが多 おお い。[要 よう 出典 しゅってん ]
書 か き換 か え可能 かのう 回数 かいすう は1000回 かい 以上 いじょう で10万 まん 回 かい 以上 いじょう 書 か き換 か え可能 かのう なDVD-RAMよりは少 すく ない。他 た の書 か き込 こ み型 がた DVDとの違 ちが いは、ビデオ用途 ようと で使用 しよう する場合 ばあい に買 か ってそのままではデータの書 か き込 こ みができないことである。VideoモードとVRモード両方 りょうほう で使 つか えるメリットがある一方 いっぽう でフォーマット形式 けいしき が異 こと なるため、どちらで使用 しよう するかを選択 せんたく し、約 やく 1分 ふん 程度 ていど かけてフォーマットする必要 ひつよう がある。
再生 さいせい 機 き との互換 ごかん 性 せい を確保 かくほ するためファイナライズ処理 しょり が可能 かのう で、ファイナライズを解除 かいじょ し再 ふたた び追記 ついき することも基本 きほん 的 てき には可能 かのう である(レコーダーによっては不可 ふか )。
日本 にほん ビクター (現 げん ・JVCケンウッド )が2層 そう のDVD-RW (DVD-RW DL; 容量 ようりょう 8.5 GB)を開発 かいはつ し[ 18] 、2007年 ねん 6月 がつ のDVDフォーラムの承認 しょうにん 後 ご 、同 どう 8月 がつ に発売 はつばい 予定 よてい だった[ 19] が、対応 たいおう ドライブが製品 せいひん 化 か されないまま2008年 ねん 3月 がつ に発売 はつばい の凍結 とうけつ が発表 はっぴょう された[ 20] 。
規格 きかく はECMA-384[ 21] により標準 ひょうじゅん 化 か されている。
DVD-RAM TYPE 2
DVD-RAMメディアの表面 ひょうめん
記録 きろく 面 めん の耐久 たいきゅう 性 せい が改善 かいぜん された事 こと により、カートリッジ無 な しでも使用 しよう できるようになった。
DVD-RAMはDigital Versatile Disc Random Access Memoryの略称 りゃくしょう 。相 あい 変化 へんか 記録 きろく 方式 ほうしき の記録 きろく 型 がた DVDである。DVDフォーラムにより策定 さくてい 、1997年 ねん 4月 がつ に2.6 GBのVersion1.0規格 きかく が制定 せいてい され、2000年 ねん 夏 なつ に片面 かためん 4.7 GBのVersion2.0規格 きかく が制定 せいてい された。またECMA-330[ 22] により標準 ひょうじゅん 化 か されている。
PD 規格 きかく を提案 ていあん した松下電器産業 まつしたでんきさんぎょう (現 げん ・パナソニック)が中心 ちゅうしん となってPDの技術 ぎじゅつ をもとに開発 かいはつ され、1998年 ねん 4月 がつ にパナソニックと日立製作所 ひたちせいさくしょ から最初 さいしょ の製品 せいひん が発売 はつばい された[ 23] 。
DVD-RWとは異 こと なりデータの記録 きろく 面 めん の材料 ざいりょう にはアモルファス金属 きんぞく 材料 ざいりょう を用 もち いているが、レーザー光 こう 照射 しょうしゃ による加熱 かねつ での結晶 けっしょう 化 か を利用 りよう している(結晶 けっしょう 化 か することで反射 はんしゃ 率 りつ が変化 へんか する)点 てん では同 おな じである。このためディスクの反射 はんしゃ 率 りつ は15 %から25 %の低 てい 反射 はんしゃ 率 りつ となっている[ 24] 。
DVD規格 きかく の一 ひと つであるが、記録 きろく 密度 みつど ・ランダムアクセス性 せい 向上 こうじょう のために通常 つうじょう のDVDとは異 こと なるアドレス方式 ほうしき やトラッキング方式 ほうしき をとっており(前述 ぜんじゅつ )、ディスクの回転 かいてん 制御 せいぎょ の方式 ほうしき も大 おお きく異 こと なるなど他 た のディスク (DVD-ROM/DVD-R/DVD-RW) とは物理 ぶつり 的 てき 記録 きろく 方式 ほうしき に異 こと なる点 てん が多 おお いため、特 とく に対応 たいおう したドライブでしか読 よ み書 か きができない。他 た の書 か き換 か え型 がた DVDであるDVD±R/RWが一般 いっぱん のDVD機器 きき で読 よ み書 か きができるのとは対照 たいしょう 的 てき である。また、初期 しょき のDVD-RAMドライブはPDも使用 しよう 可能 かのう であったが、Version2.0対応 たいおう のドライブからは互換 ごかん 性 せい がなくなった。
記録 きろく 面 めん は、円周 えんしゅう 方向 ほうこう に他 た のDVDメディアには見 み られない細 ほそ く短 みじか い線 せん が微妙 びみょう に角度 かくど を変 か えながら全面 ぜんめん に分布 ぶんぷ している。これは埋 う め込 こ みサーボ技術 ぎじゅつ のサーボパターンであり、このパターンを検出 けんしゅつ することで瞬時 しゅんじ にヘッドの位置 いち を認識 にんしき することが出来 でき 、ランダムアクセスの高速 こうそく 化 か に役立 やくだ っている。同様 どうよう の技術 ぎじゅつ はMO やHDD (磁気 じき 情報 じょうほう なので肉眼 にくがん では見 み ることが出来 でき ない)にも使 つか われている。
かつてはDVD-RAMへ書 か き込 こ みを行 おこな うにはドライバ(UDF)のインストールが必要 ひつよう だったが、Mac OS XやWindows XP 以降 いこう ではOS標準 ひょうじゅん でサポートされるようになった(FAT32形式 けいしき のみ)。また読 よ み書 か きに専用 せんよう のライティングソフトは必要 ひつよう とせず、通常 つうじょう のファイル操作 そうさ で使用 しよう できるのも特徴 とくちょう である。Windows 95 ではHDDだと1つのドライブにつき2 GB以下 いか のパーティション しか扱 あつか えないというFAT16フォーマットの制限 せいげん があったが、DVD-RAMの場合 ばあい はUDFフォーマットが利用 りよう できるため、Windows 95であっても2.6 GBや4.7 GBといった大 だい 容量 ようりょう を1つのドライブとしてHDD感覚 かんかく で読 よ み書 か きできた。こうした環境 かんきょう ではデータ用 よう HDDの代替 だいたい としても利用 りよう 価値 かち があった。 [要 よう 出典 しゅってん ]
当初 とうしょ はデータ用 よう として普及 ふきゅう したが後 のち にビデオ録画 ろくが 用 よう にも普及 ふきゅう した。民生 みんせい 機 き では書 か き込 こ みの高速 こうそく 性 せい を利用 りよう して録画 ろくが を行 おこな いながら別 べつ 番組 ばんぐみ を再生 さいせい することなども可能 かのう 。また、DVD-RAMは不要 ふよう な部分 ぶぶん だけを簡単 かんたん に消 け せるうえ、録画 ろくが したDVD-RAMを別 べつ の機器 きき で再生 さいせい させる場合 ばあい でもファイナライズ 処理 しょり が不要 ふよう である。
アナログ放送 ほうそう 用 よう のDVD-RAMレコーダーでは、DVD-VR方式 ほうしき で記録 きろく する。このため、パソコンを使 つか って映像 えいぞう をDVD-VR方式 ほうしき で書 か き込 こ めばレコーダーで再生 さいせい することができる。逆 ぎゃく に、レコーダーで録画 ろくが したディスクをパソコン上 じょう で再生 さいせい することもできる。これらを可能 かのう にするソフトウェアとしてはパナソニックのDVD-Movie album、UleadのDVD Diskrecorder(DVD MovieWriterにも実装 じっそう )、ペガシス製 せい のTMPGEncシリーズ等 とう がある。これらは主 おも にタイトル名 めい 編集 へんしゅう 、カット編集 へんしゅう 、DVD-Videoモード形式 けいしき への変換 へんかん などの機能 きのう がある。
ハイビジョン放送 ほうそう 用 よう のDVD-RAM対応 たいおう レコーダーでは、AVCREC方式 ほうしき で記録 きろく する。これもパソコンで扱 あつか えるが、UDF2.5フォーマットに対応 たいおう していること、アプリケーションがAVCRECに対応 たいおう していることが前提 ぜんてい となる。
なおDVD-Video方式 ほうしき でDVD-RAMに書 か き込 こ むことも可能 かのう であり、対応 たいおう するアプリケーションも存在 そんざい するが、市販 しはん されているDVDプレーヤーの多 おお くは最新 さいしん 機種 きしゅ も含 ふく めてDVD-RAMには未 み 対応 たいおう のまま現在 げんざい に至 いた っている。
ファイルシステム として読 よ み書 か きすることが前提 ぜんてい となっているため、回転 かいてん 速度 そくど は各 かく ドライブの設計 せっけい に依存 いぞん する。ただし実際 じっさい には低 てい 速度 そくど メディアではZCLV 、高速 こうそく メディアではPCAV で制御 せいぎょ しているドライブが大半 たいはん である。
DVD±RWの1000回 かい を上回 うわまわ る、10万 まん 回 かい 以上 いじょう の書 か き換 か えが可能 かのう である。さらに不良 ふりょう セクタの代替 だいたい 機構 きこう の構築 こうちく や、書 か き込 こ み時 じ のベリファイ[ 注釈 ちゅうしゃく 4] が自動的 じどうてき に行 おこな われる。ただしベリファイを行 おこな うため、たとえば2倍 ばい 速 そく の書 か き込 こ みは1倍 ばい 速 そく の読 よ み出 だ しと同 どう 程度 ていど の時間 じかん を要 よう する。
デメリットは構造 こうぞう 上 じょう の特徴 とくちょう からDVD-Videoとの互換 ごかん 性 せい が無 な い点 てん であり、DVD再生 さいせい 専用 せんよう プレイヤーやDVD再生 さいせい 対応 たいおう ゲーム機 き などで対応 たいおう 機種 きしゅ が少 すく ない点 てん である。また、カートリッジ付 づけ メディアの挿入 そうにゅう は出来 でき ないドライブが多 おお い。現在 げんざい [いつ? ] 、カートリッジ型 がた 対応 たいおう のドライブを生産 せいさん しているのはパナソニックほか少数 しょうすう である。ただし後年 こうねん は読 よ み取 と りドライブのマルチ化 か が進 すす んでおり、未 み 対応 たいおう ドライブを除 のぞ いて実用 じつよう 上 じょう の互換 ごかん 性 せい は大 おお きな問題 もんだい にはならなくなりつつある。[要 よう 出典 しゅってん ]
当初 とうしょ 規格 きかく 統一 とういつ に参加 さんか していたソニーやフィリップスなどはDVD-RAMがDVD-ROMとの互換 ごかん 性 せい が比較的 ひかくてき 低 ひく いことなどを理由 りゆう に、1997年 ねん 5月になってDVD+RW を対抗 たいこう する規格 きかく として提唱 ていしょう した。これは片面 かためん 3 GB、両面 りょうめん 6 GBの容量 ようりょう を持 も ちDVD-ROM と互換 ごかん 性 せい があった。しかしDVD-RAM陣営 じんえい は1999年 ねん 6月 がつ 、これを上回 うわまわ る片面 かためん 4.7 GBのVersion 2.0規格 きかく の決定 けってい を発表 はっぴょう した[ 25] 。ソニー、フィリップス、ヒューレット・パッカード の3社 しゃ を中心 ちゅうしん とするDVD+RWアライアンスは、独自 どくじ の対抗 たいこう 規格 きかく として同等 どうとう の容量 ようりょう を持 も つDVD+RW を策定 さくてい している。
DVD-RAM陣営 じんえい はドライブの製造 せいぞう メーカーとしてはパナソニック、日立 ひたち LGデータストレージ 、東芝 とうしば サムスンストレージ・テクノロジー などが、テレビの録画 ろくが 用 よう DVDレコーダーとしてはパナソニック、日立 ひたち 、東芝 とうしば 、日本 にほん ビクターなどがあった。2006年 ねん 4月 がつ にはパイオニアも加 くわ わった。このうち日立 ひたち ・日本 にほん ビクター・パイオニアはカートリッジタイプのディスクは使用 しよう できなかった[ 注釈 ちゅうしゃく 5] 。
2003年 ねん の時点 じてん では記録 きろく 型 がた DVDとしての世界 せかい シェアは約 やく 10 %、日本 にっぽん 国内 こくない ではレコーダーの普及 ふきゅう により約 やく 60 %のシェアを持 も っていた。2001年 ねん 発売 はつばい されたApple Power Mac G4 にDVD-RAMドライブがオプションでラインナップされたことにより、一時 いちじ 的 てき にシェアが増大 ぞうだい したこともある。 [要 よう 出典 しゅってん ] しかしその後 ご 日立 ひたち と日本 にほん ビクターが民生 みんせい 用 よう DVDレコーダー事業 じぎょう から事実 じじつ 上 じょう 撤退 てったい し、2007年 ねん 12月 がつ 以降 いこう はパナソニック・東芝 とうしば の2社 しゃ のみとなった。
そもそも、東芝 とうしば はDVD-RAM陣営 じんえい であるにもかかわらず再生 さいせい 専用 せんよう 機 き ではDVD-RAMへの対応 たいおう を行 おこな っていなかった。これは、同社 どうしゃ のDVDプレーヤーの大半 たいはん がオリオン電機 おりおんでんき (社名 しゃめい 変更 へんこう を経 へ て清算 せいさん 済 ずみ )などからOEM供給 きょうきゅう されたものであったためである。自社 じしゃ 生産 せいさん 品 ひん であるHD DVDプレーヤー「HD-XA1」では対応 たいおう していたものの、CPRM には対応 たいおう していなかった。Blu-ray Discレコーダーでも再生 さいせい のみの対応 たいおう となっている。パナソニックも車載 しゃさい 用 よう 機器 きき では対応 たいおう していなかった。また海外 かいがい では当初 とうしょ からDVD-RWに対 たい して劣勢 れっせい であり、メディアの価格 かかく が下 さ がらなかったのもシェアを落 お とす理由 りゆう のひとつと言 い われる [要 よう 出典 しゅってん ] 。
最近 さいきん [いつ? ] の傾向 けいこう としてパイオニア、NECなど今 いま までDVD-RAMに対応 たいおう していなかった複数 ふくすう のメーカーからDVD-RAM対応 たいおう のドライブ(パイオニアの場合 ばあい はDVD-RAM録 ろく 再 さい 対応 たいおう のDVDレコーダーも登場 とうじょう 。ただし、2006年 ねん 4月 がつ 以降 いこう の新 しん 機種 きしゅ から)が発売 はつばい された。ランダムアクセスが可能 かのう でありデータの書 か き込 こ みに専用 せんよう ライティングソフトが不要 ふよう である。
パナソニックは市場 いちば 規模 きぼ の縮小 しゅくしょう を理由 りゆう に、2019年 ねん 5月 がつ 末 まつ で録画 ろくが 用 よう DVD-RAMの生産 せいさん を完了 かんりょう した[ 26] 。
メディアの規格 きかく は基本 きほん 的 てき に他 た のDVD規格 きかく に準 じゅん ずる。両面 りょうめん メディアが存在 そんざい するなど仕様 しよう は複数 ふくすう あり、容量 ようりょう は片面 かためん 1.46–4.7 GB、両面 りょうめん 2.92–9.4 GB。2層 そう タイプは製品 せいひん 化 か されていない。8 cmディスクはVersion2.1より設定 せってい された。
当初 とうしょ はディスク保護 ほご のためカートリッジ 入 い りでそこからメディア円盤 えんばん の取 と り外 はず しができない規格 きかく のみだったが、後 のち にメディア取 と り外 はず しが可能 かのう なカートリッジ型 がた が登場 とうじょう し、さらに記録 きろく 面 めん の耐久 たいきゅう 性 せい が改善 かいぜん されたことにより安価 あんか な[要 よう 出典 しゅってん ] カートリッジ無 な しタイプも販売 はんばい されるようになった。現在 げんざい [いつ? ] ではドライブ、メディア共 ども にカートリッジなしタイプで2倍 ばい 速 そく から5倍 ばい 速 そく に対応 たいおう した製品 せいひん が主流 しゅりゅう となっている。
メディアの分類 ぶんるい
直径 ちょっけい
容量 ようりょう
書込 かきこめ 速度 そくど
クラス
バージョン1.0
12 cm
片面 かためん 2.6 GB、両面 りょうめん 5.2 GB
1倍 ばい 速 そく
0
バージョン2.0で加 くわ わった規格 きかく
片面 かためん 4.7 GB、両面 りょうめん 9.4 GB
2倍 ばい 速 そく
バージョン2.1で加 くわ わった規格 きかく
12 cm
3/5倍 ばい 速 そく
8 cm
片面 かためん 1.46 GB、両面 りょうめん 2.92 GB
バージョン2.2で加 くわ わった規格 きかく
12 cm
片面 かためん 4.7 GB、両面 りょうめん 9.4 GB
6/8/12/16倍 ばい 速 そく
1
8 cm
片面 かためん 1.46 GB、両面 りょうめん 2.92 GB
※バージョン2.0以降 いこう の大 だい 容量 ようりょう メディアは、バージョン1.0のみ対応 たいおう のドライブでは読 よ み書 か きできない。また、6倍 ばい 速 そく 以上 いじょう のメディアは5倍 ばい 速 そく 以下 いか のドライブでの書 か き込 こ みができない。
カートリッジの分類 ぶんるい
ディスクの直径 ちょっけい
カートリッジからのディスクの取 と り出 だ し
記録 きろく 面 めん
タイプ1
120 mm
不可 ふか
両面 りょうめん /片面 かためん
タイプ2
可能 かのう
片面 かためん
タイプ3
ディスクのみ
タイプ4
可能 かのう
両面 りょうめん
タイプ5
ディスクのみ
タイプ6
80 mm
可能 かのう
タイプ7
片面 かためん
タイプ8
ディスクのみ
両面 りょうめん
タイプ9
片面 かためん
DVD+RWアライアンスが制定 せいてい した別 べつ 規格 きかく [ 編集 へんしゅう ]
DVD+RWアライアンス が策定 さくてい したこれらの規格 きかく はDVDフォーラムの規格 きかく 外 がい のため厳密 げんみつ にはDVDとは呼 よ べず、DVDロゴは付 つ いていない。また正式 せいしき 名称 めいしょう に「DVD」の文字 もじ はない。このように本来 ほんらい のDVDとは似 に て非 ひ なるものである。しかし2008年 ねん にはDVD関連 かんれん ライセンス団体 だんたい であるDVD6Cがこれらの規格 きかく のライセンスを管理 かんり するようになる[ 27] などDVDフォーラムとの規格 きかく 争 あらそ いが過去 かこ のものになっており、既 すで にDVD規格 きかく の一種 いっしゅ として認知 にんち されたと見 み ることもできる [要 よう 出典 しゅってん ] 。
DVD+RWアライアンス参加 さんか 企業 きぎょう 以外 いがい は印刷物 いんさつぶつ で「DVD+R/+RW」という表現 ひょうげん をせずに「+R/+RW」と表記 ひょうき し、脚注 きゃくちゅう に「『+R/+RW』は『DVD+R/+RW』と表現 ひょうげん されることがあります」と書 か くことが多 おお い。 [要 よう 出典 しゅってん ]
DVD-R/-RW/-RAM陣営 じんえい (以下 いか 、DVDフォーラム陣営 じんえい )とDVD+R/+RW陣営 じんえい (以下 いか 、+RWアライアンス陣営 じんえい )がVHS対 たい ベータマックス のような規格 きかく 争 あらそ い を行 おこな って消費 しょうひ 者 しゃ に混乱 こんらん を招 まね くことが懸念 けねん されたが、現在 げんざい はDVDレコーダー ではDVD-R/-RW/-RAMにほぼ落 お ち着 つ き、パソコン向 む けドライブでは両 りょう 対応 たいおう のスーパーマルチドライブが普及 ふきゅう したためそれほど混乱 こんらん は生 しょう じていない。
Windows Vista では、Mount Rainier (DVD+MRW) と呼 よ ばれる規格 きかく がサポートされている。これはパケットライト 方式 ほうしき で書 か き込 こ む際 さい に有効 ゆうこう でフォーマットを必要 ひつよう 最小限 さいしょうげん の領域 りょういき にとどめ、残 のこ りの領域 りょういき のフォーマットは書 か き込 こ みドライブが未 み 使用 しよう のときに実行 じっこう することでフォーマット時間 じかん を大幅 おおはば に短縮 たんしゅく できるというものである。
記録 きろく 速度 そくど や2層 そう メディアの登場 とうじょう など開発 かいはつ スピードがDVDフォーラム陣営 じんえい に比 くら べて速 はや いことが特長 とくちょう だった。しかし、DVDフォーラム陣営 じんえい も開発 かいはつ 速度 そくど を上 あ げ、DVD+R/+RWは著作 ちょさく 権 けん 保護 ほご 技術 ぎじゅつ としてCPRMではなくVCPS (Video Content Protection System (英語 えいご 版 ばん ) )を採用 さいよう しているために日本 にっぽん のコピーガードに対応 たいおう しておらず録画 ろくが 用 よう メディアであってもデジタル放送 ほうそう を記録 きろく できない[ 28] 。日本 にっぽん では、DVD+R/+RWは廃 すた れた存在 そんざい となった[ 29] 。
一 いち 度 ど だけの書 か き込 こ みが可能 かのう (ファイナライズ前 まえ なら削除 さくじょ や追記 ついき も可能 かのう )なタイプとして以下 いか のものがある。
ライトワンス型 がた の記録 きろく 型 がた DVDフォーマットで、正式 せいしき 名称 めいしょう はplus R (プラス アール)。規格 きかく としてはECMA-349で標準 ひょうじゅん 化 か されている[ 30] 。DVD+Rで記録 きろく されたディスクは一般 いっぱん 的 てき なDVD-VideoやDVD-ROMドライブで再生 さいせい が可能 かのう とされるが、実際 じっさい にはメディアID(ブックタイプ)がDVD+Rであるため再生 さいせい できないケースもまれにある。ただし、ファイルシステムの構造 こうぞう がDVD-Rに比 くら べDVD-ROMに近 ちか いためROM化 か [ 注釈 ちゅうしゃく 6] を行 おこな った場合 ばあい 、DVD-Rよりも互換 ごかん 性 せい は高 たか くなる。
記録 きろく 面 めん 材料 ざいりょう は、DVD-Rと同様 どうよう に有機 ゆうき 色素 しきそ 系 けい 材料 ざいりょう である。
当初 とうしょ DVD+RWアライアンス陣営 じんえい は書 か き換 か え型 がた のみを想定 そうてい してDVD+RW規格 きかく を策定 さくてい したが既存 きそん のDVDプレイヤーでの再生 さいせい 互換 ごかん 性 せい が想定 そうてい より低 ひく いことがわかり、その対策 たいさく としてDVD+R規格 きかく を追加 ついか する形 かたち になった。この際 さい 、初期 しょき のDVD+RW専用 せんよう ドライブはファームウェア の更新 こうしん によりDVD+Rにも対応 たいおう できるとされたが結局 けっきょく ハードウェアの問題 もんだい で棚上 たなあ げとなり一部 いちぶ のユーザーに混乱 こんらん を招 まね いた。[要 よう 出典 しゅってん ]
現在 げんざい はソニーの「スゴ録 ろく 」「PSX 」(共 とも に生産 せいさん 終了 しゅうりょう )ブルーレイディスクレコーダー に、DVD+Rでの録画 ろくが に対応 たいおう するDVDレコーダーが存在 そんざい する。パイオニア 等 ひとし も対応 たいおう レコーダー(デジタルチューナー非 ひ 搭載 とうさい 機 き )を販売 はんばい していたことがある。パソコンでもスーパーマルチドライブ によりDVD-Rと全 まった く同 おな じように記録 きろく できる。
DVD-Rがたとえ1バイトのデータを記録 きろく する際 さい でもダミーデータを上乗 うわの せして1.1 GBにしてしまう[ 31] のに対 たい しDVD+Rではダミーデータの上乗 うわの せを行 おこな わないこと(DVD-Rも後 のち に制限 せいげん が解除 かいじょ された)、高速 こうそく 化 か が容易 ようい なこと、メディアID(ブックタイプ)がDVD-ROMと同 おな じものに変更 へんこう 可能 かのう [ 注釈 ちゅうしゃく 6] であるため互換 ごかん 性 せい が向上 こうじょう することなど利便 りべん 性 せい という点 てん でDVD-Rを上回 うわまわ っていた。反面 はんめん 、DVDフォーラムによって策定 さくてい されたわけではないこと、再生 さいせい 時 じ に振動 しんどう の影響 えいきょう を受 う けやすいこと、ディスク品質 ひんしつ にシビアにならなければならないこと、デジタル放送 ほうそう で採用 さいよう されているCPRMに対応 たいおう できていないこと、書 か き込 こ み速度 そくど がDVD-Rに追 お いつかれたといった理由 りゆう から日本 にっぽん 国内 こくない ではDVD-Rの販売 はんばい シェアの後塵 こうじん を拝 はい している。[要 よう 出典 しゅってん ]
DVD+R DL (Double Layer) はDVD+Rを発展 はってん させたもので、片面 かためん に2層 そう 記録 きろく が可能 かのう 。規格 きかく としてはECMA-364で標準 ひょうじゅん 化 か されている[ 32] 。DVD-R DL よりも先行 せんこう して一般 いっぱん 市場 いちば に出回 でまわ った。ディスクのメディアIDをROM化 か [ 注釈 ちゅうしゃく 6] することによりDVDプレーヤーでの再生 さいせい 互換 ごかん 性 せい が一般 いっぱん 的 てき には高 たか まることが知 し られている[要 よう 出典 しゅってん ] 。
削除 さくじょ や再 さい フォーマットにより、繰 く り返 かえ し記録 きろく できるタイプとして以下 いか のものがある。
パナソニックのDVD-RAMに対抗 たいこう する規格 きかく として[ 注釈 ちゅうしゃく 7] 策定 さくてい された規格 きかく で、正式 せいしき 名称 めいしょう はplus RW 。規格 きかく としてはECMA-337で標準 ひょうじゅん 化 か されている[ 33] 。DVD-ROMとの互換 ごかん 性 せい のある独自 どくじ の書 か き換 か え可能 かのう 方式 ほうしき を採用 さいよう している。書 か き込 こ み可能 かのう 回数 かいすう は1000回 かい 以上 いじょう 。記録 きろく 面 めん の使用 しよう 材料 ざいりょう はDVD-RWと同 おな じようにアモルファス金属 きんぞく 材料 ざいりょう を用 もち いている。
世界 せかい 三 さん 大 だい 経済 けいざい 圏 けん の有力 ゆうりょく 電機 でんき メーカーである日本 にっぽん のソニー、オランダのフィリップス、アメリカのヒューレット・パッカードの3社 しゃ が提唱 ていしょう している[ 34] だけに有力 ゆうりょく 視 し されていたが、日本 にっぽん の大手 おおて 電機 でんき メーカーでDVDレコーダー にこの方式 ほうしき を採用 さいよう しているのはソニーのみである。一時 いちじ は日立製作所 ひたちせいさくしょ とパイオニア(いずれもデジタルチューナー非 ひ 搭載 とうさい モデル)に対応 たいおう 機種 きしゅ があったが現在 げんざい は生産 せいさん 終了 しゅうりょう している。
高速 こうそく 記録 きろく が特長 とくちょう の一 ひと つであり登場 とうじょう 時 じ は2.4倍 ばい 速 そく (-RWは1倍 ばい 速 そく )、2008年 ねん 1月 がつ 時点 じてん でDVD+RWは8倍 ばい 速 そく (DVD-RWは6倍 ばい 速 そく )である。メディアIDの書 か き換 か えも可能 かのう であり、互換 ごかん 性 せい が高 たか まるとされる。またDVD+RWの片面 かためん 2層 そう 化 か された「DVD+RW DL」が開発 かいはつ 中 ちゅう だったが日本 にっぽん ではDVD-RW DL同様 どうよう 、2008年 ねん 7月 がつ 現在 げんざい 、対応 たいおう ドライブもメディアも発売 はつばい されていない。[要 よう 出典 しゅってん ]
ただし、録画 ろくが 用 よう メディアとしてはDVD+RWの仕様 しよう として「1つのファイルは連続 れんぞく した領域 りょういき のみに記録 きろく される」仕様 しよう のため、DVD上 じょう での編集 へんしゅう により生 しょう じた空 あ き領域 りょういき は使用 しよう できない。そのため、CMカットしても実質 じっしつ 空 あ き時間 じかん が増 ふ えないという欠点 けってん がある。いったんハードディスクドライブ に移 うつ し変 か え、再 さい 記録 きろく することでは可能 かのう である。
DVD+Rよりも先 さき に規格 きかく が制定 せいてい され、当初 とうしょ はDVD+RWと記録 きろく 型 がた CDの書 か き込 こ みのみに対応 たいおう したドライブが発売 はつばい された。
規格 きかく としてはECMA-374で標準 ひょうじゅん 化 か されている[ 35] が製品 せいひん 化 か は中止 ちゅうし 。
DVDplusとは、片面 かためん に音楽 おんがく CD、もう片面 かためん にDVDを貼 は り合 あ わせた両面 りょうめん ディスクであり、採用 さいよう 例 れい としてはイヤーエイク・レコード が2000年 ねん に発売 はつばい したオムニバスアルバム『Immortalised DVD』が該当 がいとう する[ 36] 。日本 にっぽん のニュースサイト「CDジャーナル」は実物 じつぶつ を見 み た者 もの からの話 はなし として、いかにもCDとDVDを貼 は り付 づ けてみたという感 かん じがして、時代 じだい の先端 せんたん を行 い くような代物 しろもの ではなかったとしている[ 36] 。
DualDisc は、片面 かためん に音楽 おんがく CD、もう片面 かためん にDVDを貼 は り合 あ わせた両面 りょうめん の再生 さいせい 専用 せんよう ディスクであり、2004年 ねん に米国 べいこく の大手 おおて レコード会社 かいしゃ が発売 はつばい した[ 37] 。DVDフォーラムが定 さだ めた規格 きかく ではない[ 38] 。CD面 めん は正式 せいしき な音楽 おんがく CD規格 きかく (レッドブック)に準拠 じゅんきょ していないためCDロゴは付 つ いておらず、DuallDiscの製造元 せいぞうもと は「音楽 おんがく 専用 せんよう 面 めん 」「非 ひ DVD面 めん 」など遠回 とおまわ しな呼 よ び方 かた をしている[ 36] 。また、カーステレオなどの一部 いちぶ の機器 きき では再生 さいせい に支障 ししょう が出 で ているともいわれている[ 36] 。以上 いじょう のことから、2005年 ねん 末 まつ の時点 じてん で普及 ふきゅう が北米 ほくべい にとどまっているという指摘 してき もあった[ 36] 。
片面 かためん にDVD-ROMとHD DVD-ROMの両 りょう 規格 きかく を収録 しゅうろく した多層 たそう 構造 こうぞう のディスクで、2006年 ねん にメモリーテックと東芝 とうしば が発表 はっぴょう した[ 39] 。映像 えいぞう ソフトで製品 せいひん 化 か されている。
48DVD はアメリカのFlexplayが開発 かいはつ した技術 ぎじゅつ であり、酸素 さんそ に触 ふ れると徐々 じょじょ に劣化 れっか する色素 しきそ を記録 きろく に使用 しよう しているため、再生 さいせい 可能 かのう な時間 じかん が開封 かいふう 後 ご 48時間 じかん 以内 いない に限定 げんてい されている[ 40] 。日本 にっぽん 出版 しゅっぱん 販売 はんばい が日本 にっぽん での独占 どくせん 販売 はんばい 契約 けいやく を締結 ていけつ し、2005年 ねん 9月 がつ から発売 はつばい を開始 かいし した[ 40] 。日本 にっぽん 国内 こくない においては、プロモーション目的 もくてき で頒布 はんぷ されたり(例 れい :『ミッション:インポッシブル3 』[ 41] )、雑誌 ざっし の付録 ふろく として同 どう 梱 こり した例 れい [ 42] があった。
アメリカ国内 こくない においては、使 つか い捨 す て式 しき であるため環境 かんきょう 面 めん での批判 ひはん があった[ 43] 。DVDフォーラムが定 さだ めた規格 きかく ではない。
ディスクに書 か き込 こ むデータ形式 けいしき の違 ちが いにより以下 いか のものが存在 そんざい する。
DVDに複数 ふくすう の映像 えいぞう 、音声 おんせい 、字幕 じまく を記録 きろく するフォーマット。マルチアングルでの記録 きろく も可能 かのう 。複製 ふくせい 防止 ぼうし 技術 ぎじゅつ (厳密 げんみつ には、再生 さいせい 技術 ぎじゅつ である)として Content Scramble System (CSS) という暗号 あんごう 化 か をすることが可能 かのう 。論理 ろんり フォーマットはUDF Ver.1.02。
本来 ほんらい は市販 しはん DVDビデオソフトの製作 せいさく 用 よう (読 よ み出 だ し専用 せんよう )に策定 さくてい された規格 きかく であるが、家庭 かてい 用 よう DVDレコーダーや、パソコンで専用 せんよう ソフトウェアを使 つか っての記録 きろく ・追記 ついき ・書 か き込 こ み前 まえ の編集 へんしゅう などが可能 かのう になった。
DVDの規格 きかく 上 じょう は両面 りょうめん 2層 そう まで可能 かのう (富士 ふじ フイルムから両面 りょうめん 式 しき のDVD-Rが発売 はつばい されている)であるが、パッケージソフトとして販売 はんばい される性格 せいかく から片面 かためん 2層 そう とし裏面 りめん に絵 え やロゴ等 とう (レーベル)を印刷 いんさつ する場合 ばあい がほとんどである。なおディスクを返 かえ すことなく、両面 りょうめん 自動 じどう 連続 れんぞく 再生 さいせい 可能 かのう なプレーヤーが存在 そんざい しない。そのため、2枚 まい 組 ぐみ でも両面 りょうめん 2層 そう でも入 い れ替 か える必要 ひつよう 性 せい がある点 てん は同様 どうよう なのでユーザの利便 りべん 性 せい にとっては大差 たいさ がないと言 い える(ちなみに、LD では両面 りょうめん 再生 さいせい 対応 たいおう 機種 きしゅ が存在 そんざい した)。
DVD-Videoプレーヤーのほか、LDとのコンパチブルプレーヤー(2008年 ねん 1月 がつ 現在 げんざい 、生産 せいさん 中 ちゅう )、VHSとの複 ふく 合 ごう 機 き などで再生 さいせい できる。またディスクサイズが12 cmと小型 こがた であるためラジカセやカーオーディオ 、LCD付 づけ ポータブルプレーヤーなど様々 さまざま な対応 たいおう 機器 きき が存在 そんざい する。PC用 よう のドライブでも利用 りよう 可能 かのう であるため、DVD-ROMドライブを搭載 とうさい したPCでは、DVD-Videoの視聴 しちょう が可能 かのう であることが多 おお い。
世界 せかい をいくつかの地域 ちいき に分 わ け、リージョンコード (地域 ちいき コード)を割 わ り当 あ てることで地域 ちいき 限定 げんてい のリリースやリリース日 び をずらすということができる。DVDプレーヤーとDVD-Videoディスクの地域 ちいき コードが一致 いっち しないと再生 さいせい できない。一致 いっち してもテレビ方式 ほうしき が合 あ わないと再生 さいせい できない。PCに海外 かいがい のリージョンコードの入 はい ったDVDを入 い れると勝手 かって にリージョンが変更 へんこう されることがある。
映像 えいぞう はMPEG-2 で記録 きろく され音声 おんせい はドルビーデジタル (AC-3)、オプションで2chPCM、DTS (デジタル・シアター・システムズ)が利用 りよう 可能 かのう である。地域 ちいき によって、その他 た の音声 おんせい フォーマットにも対応 たいおう する。
正式 せいしき には、DVD Video Recording Format 。一部 いちぶ ではDVD-VRFとも表記 ひょうき されているがいずれも同 おな じものであり、登場 とうじょう 時 じ からの時間 じかん の経過 けいか と共 とも にDVD-VRとしての記述 きじゅつ に収束 しゅうそく 方向 ほうこう にある。論理 ろんり フォーマットはUDF Ver.2.00。新 あら たにシーンの編集 へんしゅう 機能 きのう やアングル機能 きのう 、CPRMへの対応 たいおう などが実装 じっそう された。ファイナライズが必要 ひつよう なディスク規格 きかく では引 ひ き続 つづ きファイナライズが必要 ひつよう 。
DVD-Videoフォーマット規格 きかく を元 もと に、家庭 かてい 用 よう レコーダーで記録 きろく するためにより適 てき した規格 きかく に改良 かいりょう したもの。技術 ぎじゅつ 的 てき な内容 ないよう は近似 きんじ しているので、レコーダーの設計 せっけい 者 しゃ が両 りょう 方式 ほうしき 間 あいだ のコンバート機能 きのう を設計 せっけい する際 さい には便利 べんり ではあるが、記録 きろく されたディスクとしてはDVD-Videoフォーマットとの間 あいだ に互換 ごかん 性 せい があるわけではない。
HDD搭載 とうさい のDVDレコーダーの多 おお くは実質 じっしつ 的 てき にはDVD-VRレコーダーの性格 せいかく で企画 きかく 開発 かいはつ されたものが多 おお いため、録画 ろくが 物 ぶつ をHDD内 ない に記録 きろく する場合 ばあい はDVD-VRの規格 きかく に応 おう じた形式 けいしき が用 もち いられる場合 ばあい が多 おお い。ごく一部 いちぶ の機種 きしゅ ではHDDへの記録 きろく でもDVD-Videoフォーマットで行 おこな うものがある。
コンパクトディスク (CD) に比 くら べ高音 こうおん 質 しつ で、著作 ちょさく 権 けん 保護 ほご など複製 ふくせい されにくい特徴 とくちょう を備 そな えた、通称 つうしょう 「次世代 じせだい CD」規格 きかく としてDVDフォーラムが1999年 ねん に策定 さくてい を完了 かんりょう させたオーディオ 専用 せんよう のアプリケーションフォーマット。
リニアPCM 最大 さいだい 192 kHz きろへるつ /24 bit(2.0chステレオ時 じ のみ)、最大 さいだい 96 kHz きろへるつ /24 bit(最大 さいだい 5.1chサラウンド )に対応 たいおう する。可逆 かぎゃく 圧縮 あっしゅく 音声 おんせい データを収録 しゅうろく することも可能 かのう (MLP )。論理 ろんり フォーマットはUDF Ver.1.02。読 よ み取 と り専用 せんよう の音楽 おんがく ソフトだけでなく、パーソナルコンピュータ用 よう の音楽 おんがく 制作 せいさく アプリケーションと記録 きろく 型 がた DVDを用 もち いて作成 さくせい することも可能 かのう 。
「次世代 じせだい CD」規格 きかく としては日本 にほん ビクター(現 げん ・JVCケンウッド)・パナソニック・東芝 とうしば ・パイオニア(現 げん ・オンキヨーホームエンターテイメント)等 とう が推進 すいしん したDVDオーディオ (DVD-Audio)と、ソニー・フィリップス等 とう が推進 すいしん するスーパーオーディオCD (SACD)の2つの規格 きかく がある。これらの間 あいだ に互換 ごかん 性 せい はない。
DVDオーディオの再生 さいせい にはDVDオーディオ対応 たいおう のプレーヤーが必要 ひつよう である。ただしソフト(録音 ろくおん 媒体 ばいたい )によってはDVD-Videoに準拠 じゅんきょ したデータを併 あわ せて収録 しゅうろく しており、その場合 ばあい はDVDプレーヤーでも再生 さいせい ができる(ただし音質 おんしつ はDVD-Video相当 そうとう となる)。また、音楽 おんがく コンテンツ向 む けの付加 ふか 機能 きのう として映像 えいぞう コンテンツを収録 しゅうろく することもできる。
ユーザーが録 ろく ったハイサンプリングレートによる音源 おんげん を記録 きろく する用途 ようと にはDVDオーディオ方式 ほうしき の方 ほう がスーパーオーディオCDの方式 ほうしき よりも有利 ゆうり であると言 い える。ダイレクトストリームデジタルでは録音 ろくおん レベルを調整 ちょうせい するためのイコライザですらかけられない上 うえ に、1bitレコーダーを用 もち いた録音 ろくおん はファイル形式 けいしき が異 こと なるので市販 しはん のスーパーオーディオCDプレイヤーでは再生 さいせい ができる対応 たいおう 機種 きしゅ はほとんど存在 そんざい しないからである。DVDオーディオではその点 てん 、専用 せんよう ソフト[ 注釈 ちゅうしゃく 8] を用 もち いればDVD書 か き込 こ みに対応 たいおう した光学 こうがく ドライブを用 もち いてDVDオーディオ規格 きかく のディスク媒体 ばいたい の作成 さくせい が自由 じゆう に可能 かのう であった[ 44] 。
スーパーオーディオCD の項目 こうもく にあるように、高音 こうおん 質 しつ ・サラウンドへの需要 じゅよう は盛 も り上 あ がらず、それよりもむしろ利便 りべん 性 せい に優 すぐ れているMP3 や音楽 おんがく 配信 はいしん などが普及 ふきゅう し、2010年代 ねんだい に入 はい るとDVDオーディオと同等 どうとう のリニアPCM・FLAC音源 おんげん やスーパーオーディオCDと同等 どうとう 以上 いじょう のDSD音源 おんげん も配信 はいしん されているため、DVDオーディオもスーパーオーディオCDも共 とも に普及 ふきゅう のペースは非常 ひじょう に鈍 にぶ いので将来 しょうらい が危 あや ぶまれる。
スーパーオーディオCDはオーディオ愛好 あいこう 者 しゃ から一定 いってい の支持 しじ を得 え てまだ専用 せんよう プレーヤーも発売 はつばい されているが、DVDオーディオの方 ほう は既 すで に自然 しぜん 消滅 しょうめつ に近 ちか い状態 じょうたい である。日本 にっぽん の業界 ぎょうかい 団体 だんたい ・DVDオーディオ プロモーション協議 きょうぎ 会 かい [ 45] は2007年 ねん 3月 がつ をもってホームページを事実 じじつ 上 じょう 閉鎖 へいさ した。2013年 ねん 現在 げんざい ではマルチ対応 たいおう のユニバーサルプレーヤー が対応 たいおう する。また、2008年 ねん 以前 いぜん まではパソコン用 よう のDVDビデオ再生 さいせい アプリケーションの一部 いちぶ [ 注釈 ちゅうしゃく 9] もDVDオーディオの再生 さいせい をサポートしていた。
正式 せいしき には、DVD Audio Recording Format 。DVD-Audio に対 たい するDVD-VR に相当 そうとう する規格 きかく である。2007年 ねん 現在 げんざい は規格 きかく として存在 そんざい するのみで、適応 てきおう 製品 せいひん としては開発 かいはつ されていない。
正式 せいしき には、DVD Stream Recording Format 。論理 ろんり フォーマットはUDF Ver.2.01。デジタル放送 ほうそう の放送 ほうそう 信号 しんごう (ストリーム信号 しんごう )をそのまま丸 まる ごと記録 きろく するための方式 ほうしき 。ハイビジョンをDVDに録画 ろくが できるが、可能 かのう 記録 きろく 容量 ようりょう の関係 かんけい でDVDへの適応 てきおう は2008年 ねん 現在 げんざい は行 おこ なわれていない[ 注釈 ちゅうしゃく 10] 。DVD-VRと一部 いちぶ 共通 きょうつう 性 せい があるので、同一 どういつ のディスクに記録 きろく して利用 りよう できるメリットもある[ 注釈 ちゅうしゃく 11] 。
BDの派生 はせい 規格 きかく であるAVCRECの登場 とうじょう 後 ご はそちらが主流 しゅりゅう である。
HD DVD のアプリケーションフォーマットに準拠 じゅんきょ したハイビジョン 映像 えいぞう を記録 きろく 型 がた DVDに記録 きろく する規格 きかく 。DVDフォーラムが2007年 ねん に策定 さくてい した。東芝 とうしば が対応 たいおう レコーダーを2007年 ねん 末 まつ に発売 はつばい 。
既 すで に対応 たいおう 機器 きき の発売 はつばい は終了 しゅうりょう しており、AVCREC に移行 いこう している。類似 るいじ する規格 きかく としてHD DVD9 がある。
DVDフォーラム以外 いがい で策定 さくてい されたアプリケーションフォーマット[ 編集 へんしゅう ]
上記 じょうき のDVDビデオとしてのアプリケーションフォーマット以外 いがい にも、PCのメモリ上 じょう で認識 にんしき 可能 かのう な各種 かくしゅ データも書 か き込 こ み可能 かのう である。ゲームソフトのプログラムやDVDビデオの規格 きかく では許容 きょよう されていない各種 かくしゅ 画像 がぞう ・映像 えいぞう データファイルも書 か き込 こ み可能 かのう で、読 よ み取 と り機器 きき 側 がわ さえ対応 たいおう していればそれらのデータファイルの表示 ひょうじ ・動作 どうさ も可能 かのう となる。用語 ようご としての定義 ていぎ とは別 べつ に、DVDがDigital Video Disc ではなくDigital Versatile Disc という名称 めいしょう であるのはこれによるものである [要 よう 出典 しゅってん ] 。
正式 せいしき には、DVD+RW Video Recording Format 。DVD+RWアライアンス陣営 じんえい が策定 さくてい したDVD+RW向 む けの Video Recording フォーマット。論理 ろんり フォーマットはUDF Ver.1.02。DVD-VRがDVD-Videoとの再生 さいせい 互換 ごかん 性 せい が全 まった くない一方 いっぽう で、DVD-Video との再生 さいせい 互換 ごかん 性 せい を目指 めざ して策定 さくてい された規格 きかく 。論理 ろんり 的 てき にはDVD-ROMドライブやDVD-Videoプレーヤーでの再生 さいせい 可能 かのう なフォーマット。DVD-RWと異 こと なりCPRMは規格 きかく 上 じょう 存在 そんざい しないため、「1回 かい だけ録画 ろくが 可能 かのう 」のデジタル放送 ほうそう を記録 きろく することはできない。
前述 ぜんじゅつ した各種 かくしゅ デジタルデータファイルの書 か き込 こ みの延長線 えんちょうせん 上 じょう にあるものでもあるが、既存 きそん のDVDビデオの各種 かくしゅ 規格 きかく とは別 べつ にハイビジョン動画 どうが ビデオの記録 きろく と再生 さいせい を目的 もくてき にした次世代 じせだい 規格 きかく として2006年 ねん にAVCHD の規格 きかく が登場 とうじょう した。ソニーとパナソニックが策定 さくてい 。書 か き込 こ みも読 よ み出 だ しも専用 せんよう 対応 たいおう 機器 きき が必要 ひつよう である。
Blu-ray Disc Association が策定 さくてい した、HD Recと同様 どうよう のハイビジョン映像 えいぞう 記録 きろく 用 よう 規格 きかく 。従来 じゅうらい のDVDレコーダーで採用 さいよう されているDVD-Video・DVD-VR規格 きかく はハイビジョン規格 きかく の映像 えいぞう 信号 しんごう をSD(標準 ひょうじゅん 画質 がしつ )にダウンコンバート しなければならない。DVDメディアにハイビジョンを記録 きろく するにはDVDビデオ規格 きかく (DVD-Video・DVD-VR) にハイビジョン規格 きかく の解像度 かいぞうど を新 あら たに加 くわ える規格 きかく 変更 へんこう が必要 ひつよう になるが規格 きかく 変更 へんこう の必要 ひつよう 性 せい の他 ほか にも大 おお きな問題 もんだい がありDVD-Video・DVD-VR規格 きかく で映像 えいぞう 圧縮 あっしゅく 技術 ぎじゅつ に採用 さいよう されているMPEG-2ではDVDメディアには2層 そう メディアでも1時間 じかん 以下 いか 、1層 そう メディアでは30分 ふん 以下 いか となり特 とく にテレビ番組 ばんぐみ の録画 ろくが を目的 もくてき にした場合 ばあい の実用 じつよう 性 せい に乏 とぼ しいためDVDメディアにハイビジョン映像 えいぞう をMPEG-2のままで記録 きろく するDVD規格 きかく は当初 とうしょ から考案 こうあん ・策定 さくてい されていない。
ただし映像 えいぞう を記録 きろく する際 さい の圧縮 あっしゅく 技術 ぎじゅつ に従来 じゅうらい のMPEG-2の約 やく 2倍 ばい の圧縮 あっしゅく 効率 こうりつ を持 も つMPEG4 AVC/H.264を採用 さいよう したHD RecやAVCRECにより、ハイビジョンのままでDVD-VideoやDVD-VRと同 どう 程度 ていど の時間 じかん をDVDメディアに記録 きろく できる。2007年 ねん 11月に松下 まつした (現 げん :パナソニック )がAVCREC対応 たいおう レコーダーを発売 はつばい した。HD RecとAVCRECの間 あいだ に互換 ごかん 性 せい はないが、各社 かくしゃ から発売 はつばい されたAVCREC対応 たいおう のレコーダー・BDプレイヤーが市場 いちば を席巻 せっけん している。HD Recは事実 じじつ 上 じょう 東芝 とうしば のみで終焉 しゅうえん を迎 むか え、同社 どうしゃ もAVCREC対応 たいおう へとシフトした。また、類似 るいじ したコンセプトでBD9 も策定 さくてい されたことがある。
ワーナー・ブラザース が提唱 ていしょう した規格 きかく 。DVD-Videoの3倍 ばい の帯域 たいいき 幅 はば を持 も っており、ハイビジョン規格 きかく 映像 えいぞう をDVDに記録 きろく できる。
BD規格 きかく からアプローチしたBD9 とHD DVD規格 きかく からアプローチしたHD DVD9 に細分 さいぶん 化 か されるが、いずれも製品 せいひん 化 か は実現 じつげん していない。
類似 るいじ した規格 きかく で製品 せいひん 化 か したものとして、既 すで に対応 たいおう 機器 きき の生産 せいさん が終了 しゅうりょう しているHD Rec、ならびにデファクトスタンダード 化 か したAVCRECがある。
撤退 てったい
2000年代 ねんだい 後半 こうはん 、DVDで用 もち いられる赤色 あかいろ レーザーに比 くら べ、より波長 はちょう の短 みじか い青 あお 紫色 むらさきいろ レーザーを使用 しよう した高密度 こうみつど な第 だい 3世代 せだい 光 ひかり ディスク規格 きかく としてBlu-ray Disc(以下 いか BD)とAOD(後 ご のHD DVD)が登場 とうじょう した。DVDと同 おな じ12 cmサイズのディスクだが、既存 きそん のDVDプレーヤーでの再生 さいせい 互換 ごかん はない。第 だい 3世代 せだい 光 ひかり ディスク機器 きき の多 おお くは主 おも にユーザーに対 たい する販売 はんばい ・普及 ふきゅう 戦略 せんりゃく 上 じょう の理由 りゆう からDVDの再生 さいせい 機能 きのう も併載することでDVDの再生 さいせい を可能 かのう として、機器 きき としての互換 ごかん 性 せい を確保 かくほ している。このように、第 だい 3世代 せだい 光 ひかり ディスク機器 きき でDVDが再生 さいせい できるのは第 だい 3世代 せだい 光 ひかり ディスクの方式 ほうしき 自体 じたい の互換 ごかん 性 せい ではない。
主 おも に映像 えいぞう ソフトやデジタルテレビ放送 ほうそう のHD映像 えいぞう 記録 きろく 用途 ようと を主眼 しゅがん としておりソニー・パナソニックなどのBD陣営 じんえい と東芝 とうしば ・NECのHD DVD陣営 じんえい は規格 きかく 統一 とういつ を模索 もさく していたが、2005年 ねん 交渉 こうしょう が決裂 けつれつ 。2006年 ねん に分裂 ぶんれつ した状態 じょうたい で製品 せいひん 化 か され、ハリウッドの映画 えいが 産業 さんぎょう などを巻 ま き込 こ んだ激 はげ しい規格 きかく 争 あらそ い が勃発 ぼっぱつ した。しかし2008年 ねん 2月 がつ 、製品 せいひん の発売 はつばい から2年 ねん を経 へ ずして東芝 とうしば がHD DVD 事業 じぎょう からの撤退 てったい を発表 はっぴょう し第 だい 3世代 せだい 光 ひかり ディスクのデファクトスタンダード はBDに一本 いっぽん 化 か された。これはBDがBD-RE ver1.0が登場 とうじょう したばかりの時 とき から3年 ねん 後 ご に大幅 おおはば に規格 きかく が改良 かいりょう されたことでBD-ROMが誕生 たんじょう し、東芝 とうしば の見込 みこ みよりも早 はや くディスクの耐久 たいきゅう 性 せい に関 かん する問題 もんだい を克服 こくふく したこと、BDはHDDVDよりも容量 ようりょう が多 おお く、またディスクケースデザインの統一 とういつ などで印象 いんしょう をDVDから大幅 おおはば に変更 へんこう できたこと、PS3 のゲーム用 よう ディスクがブルーレイになったことも一因 いちいん である。
DVDの規格 きかく 策定 さくてい 時 じ にもソニーと東芝 とうしば は、ソニーフィリップス陣営 じんえい のMMCDと東芝 とうしば ・パナソニック陣営 じんえい のSDのどちらを選 えら ぶかで対立 たいりつ した。結果 けっか 的 てき にはCD規格 きかく 延長 えんちょう を目論 もくろ むMMCDより、CDと異 こと なり2枚 まい の板 いた の貼 は り合 あわ せ構造 こうぞう を採用 さいよう し大 だい 容量 ようりょう 化 か を実現 じつげん したSDを基 もと にDVD規格 きかく は作 つく られた。一方 いっぽう 、同 おな じBD陣営 じんえい に属 ぞく するソニーとパナソニックも書 か き換 か え可能 かのう 型 がた DVDで激 はげ しく対立 たいりつ した間柄 あいだがら だった。ソニーはDVDと似 に て非 ひ なるDVD+RWを作 つく り出 だ している。またパイオニア(現 げん ・オンキヨーホームエンターテイメント)やシャープもBD陣営 じんえい だが、こちらも書 か き換 か え型 がた DVDではDVD-RW陣営 じんえい としてパナソニックと敵対 てきたい 関係 かんけい である。
しかしデータ記録 きろく ・搬送 はんそう 用途 ようと では従来 じゅうらい 型 がた DVDがあり、大量 たいりょう のデータ容量 ようりょう が必要 ひつよう な場合 ばあい でもハードディスク がある。[ 注釈 ちゅうしゃく 12] 映像 えいぞう 分野 ぶんや でもDVDビデオの画像 がぞう をBD並 なみ のHD映像 えいぞう 画質 がしつ に補正 ほせい 補完 ほかん するアップスケール 技術 ぎじゅつ 、逆 ぎゃく にMPEG-4 AVC/H.264 圧縮 あっしゅく により記録 きろく 型 がた DVDにHD映像 えいぞう の長時間 ちょうじかん 録画 ろくが を可能 かのう にする技術 ぎじゅつ などを搭載 とうさい したレコーダーもある。そもそもインターネット を介 かい して利用 りよう するオンラインストレージ やコンテンツ配信 はいしん サービスの普及 ふきゅう で、一般 いっぱん 消費 しょうひ 者 しゃ における物理 ぶつり メディアの需要 じゅよう は大幅 おおはば に減少 げんしょう している。しかし、現在 げんざい も日本 にっぽん 製 せい のアニメなどのレンタルビデオ 、アダルトビデオ に関 かん しては流通 りゅうつう 量 りょう を海外 かいがい の光 ひかり ディスク市場 いちば よりも高速 こうそく で行 おこな う必要 ひつよう があるため、未 いま だにブルーレイ を使用 しよう せずにDVDで発行 はっこう されることが多 おお い。
^ ソニー陣営 じんえい だがMMCDは前述 ぜんじゅつ のSHGグリーンレーザーは使 つか ってない
^ PS2のゲーム用 よう ディスクはグランツーリスモ4 などで2層 そう も存在 そんざい するが、SCPH10000 - 18000の型番 かたばん などで読 よ み込 こ み不良 ふりょう を起 お こしかねないほどのディスク密度 みつど になってしまったため、2層 そう を実現 じつげん したPS2作品 さくひん はほとんど存在 そんざい しない。Xbox 360のディスクは単純 たんじゅん な2層 そう のDVDではなく、独自 どくじ 規格 きかく によって1層 そう から2層 そう の中 なか 間 あいだ あたりまでに容量 ようりょう を拡張 かくちょう したものである。Xbox,Xbox 360のゲーム用 よう ディスクを通常 つうじょう のDVDプレイヤーに挿入 そうにゅう すると専用 せんよう のエラー演出 えんしゅつ が出 で るが、Xbox 360の初期 しょき 以外 いがい に製造 せいぞう されたDVDではエラー演出 えんしゅつ も見 み ることができない。
^ Firebeatでは、ゲームデータ用 よう のCD-ROM、音楽 おんがく データのみが入 はい ったDVD-ROMの二 に 枚 まい 組 ぐみ で基板 きばん を起動 きどう させる。
^ 正 まさ しく書 か き込 こ まれたか読 よ み込 こ みをして検証 けんしょう すること。
^ カートリッジから出 だ せば使用 しよう 可能 かのう 。従 したが ってディスクを出 だ せないタイプ1は使用 しよう 不可 ふか 。
^ a b c メディアIDをROMに変 か えることをROM化 か という。
^ パナソニックのDVD-RAM関連 かんれん 特許 とっきょ ライセンス回避 かいひ の目的 もくてき もある
^ 2009年 ねん 1月 がつ 現在 げんざい までサイバーリンク・トランスデジタル のDigiOnブランドから発売 はつばい されていたDVDオーディオ作成 さくせい 用 よう オーサリング ソフトの「DigiOn DVD Audio」がこれに該当 がいとう していた。但 ただ し現在 げんざい では販売 はんばい 終了 しゅうりょう 。
^ 例 れい : サイバーリンク 社 しゃ 製 せい の「PowerDVD 8 ULTRA」および「PowerDVD 8 DELUXE」等 とう 。現在 げんざい 絶版 ぜっぱん 。
^ 第 だい 3世代 せだい 光 ひかり ディスク への記録 きろく アプリケーションフォーマットやハイビジョンレコーダーに搭載 とうさい のHDD録画 ろくが のフォーマットに一部 いちぶ 応用 おうよう 利用 りよう されている。
^ 第 だい 3世代 せだい 光 ひかり ディスクの市販 しはん ソフトがDVDフォーマットの映像 えいぞう も同 どう 一 いち ディスクに収録 しゅうろく できるのはこのため。
^ DVD±RWは書 か き換 か えを何 なん 十 じゅう 回 かい も繰 く り返 かえ すことで耐久 たいきゅう 性 せい が大幅 おおはば に減少 げんしょう するため、ハードディスクの需要 じゅよう が失 うしな われることはなかった。また、4K映像 えいぞう はウルトラHDブルーレイに収 おさ めることが可能 かのう であるが、8K以上 いじょう の画質 がしつ になるとブルーレイにすら映像 えいぞう が入 はい らなくなるため、必然 ひつぜん 的 てき に8K映像 えいぞう の録画 ろくが はハードディスクなどで行 おこな う必要 ひつよう がある。2023年 ねん 現在 げんざい では、ブルーレイの容量 ようりょう 限界 げんかい は100GBが一般 いっぱん になっている。
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