KREVA主催しゅさい『908 FESTIVAL』の意義いぎとは 若手わかてフックアップ+ジャンル混合こんごう効果こうか

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KREVA『BEST ALBUM「KX」(初回しょかい限定げんていばん)』(ポニーキャニオン)

 KREVAの主催しゅさいイベント『908 FESTIVAL』が、9月7、8にち東京とうきょう日本武道館にほんぶどうかん開催かいさいされることが決定けっていした。

 昨年度さくねんどはさいたまスーパーアリーナで開催かいさいされたどうイベント。今年ことしはKREVAのデビュー10周年しゅうねんというアニバーサリーイヤーということもあってか、2日間にちかんわたって開催かいさいされるほか、8がつ28にちには昨年さくねんつづ大阪おおさか・フェスティバルホールにて『908 FESTIVAL in OSAKA』を実施じっしすることも告知こくちされている。

 ヒップホップや日本語にほんごラップのシーンではめずらしくフェスの形式けいしき採用さいようし、これまでラッパーはもちろん、ロックけいのミュージシャンなども参加さんかしてきたどうイベントについて、日本語にほんごラップシーンにくわしいライターの猪又いのまたたかしは、その意義いぎつぎのように解説かいせつする。

「『908 FESTIVAL』にはこれまで、AKLOやSKY-HI、KEN THE 390、サイプレス上野うえのとロベルト吉野よしのといった、これからが期待きたいされるラッパーがおお出演しゅつえんしてきました。そこには、かれらにクラブシーンとはまたことなるステージを体験たいけんさせることによって、モチベーションをげたり、視野しやひろげてひとつうえ発想はっそうができるようになってもらいたいという、KREVAの意図いとがあるようです。若手わかて意識いしきたかめ、かれらがよりひろ世界せかい活躍かつやくできるようにレベルアップさせるという意味いみで、どうイベントは日本にっぽんのヒップホップシーンにとっても意義いぎふかいものだとおもいます」

 また、ラッパー以外いがいのミュージシャンが出演しゅつえんすることについては「日本語にほんごラップの可能かのうせいひろげる」と、同氏どうしひょうする。

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