『NARITA THOMAS SIMPSON 冒険者たちのうた Billboard Live』オフィシャルレポ
5月12日からスタートしたNARITA THOMAS SIMPSONのライブシリーズは、Billboard Live TOKYOで4日間、続いてBillboard Live YOKOHAMAで3日間、計7日間で14ステージという濃密なものだった。3人それぞれにキャリアと経験を重ねて結成された“新人バンド”にとって、Billboard Liveという空間はまたとない舞台となった。駆け抜けた7日間の最終日の模様をレポートとしてお届けする。
成田昭次(Gt)、寺岡呼人(Ba)、青山英樹(Dr)のメンバーを中心に、彼らのライブにはもはや欠かすことのできないピースとなったLittle Black Dressをコーラスに、そしてテナーサックス、トロンボーン、トランペットからなるホーン隊とギター、キーボードを加えた編成でスタート。
5月17日と18日のBillboard Live TOKYOでの2ndステージには野村義男が、5月21日のBillboard Live YOKOHAMAでの1stと2ndステージにはGLAYのTAKUROが出演した。どちらも説明不要のスーパーギタリストだ。彼らと熱いギターバトルを展開した成田は、野村については「野村さんがいなかったらここまでギターを続けていなかった」と大先輩への感謝を示し、TAKUROへは「まさかステージで一緒にプレイできるなんて」という驚きを口にした。