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ビリー・アイリッシュ、ホワイト・ストライプス、テーム・インパラなど、コーチェラ20周年ドキュメンタリー映画公開に合わせて、記念碑的にものすごいライブ映像が次々配信!!! (2020/04/17) 中村明美の「ニューヨーク通信」 |音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

ビリー・アイリッシュ、ホワイト・ストライプス、テーム・インパラなど、コーチェラ20周年しゅうねんドキュメンタリー映画えいが公開こうかいわせて、記念きねんてきにものすごいライブ映像えいぞう次々つぎつぎ配信はいしん!!!

ビリー・アイリッシュ、ホワイト・ストライプス、テーム・インパラなど、コーチェラ20周年ドキュメンタリー映画公開に合わせて、記念碑的にものすごいライブ映像が次々配信!!!

コーチェラの20周年しゅうねんドキュメンタリー映画えいが公開こうかいされたけど、ましたか?

本来ほんらいだったら今月こんげつ10にち〜12にちと17にち〜19にちおこなわれていたはずのコーチェラフェス。ドキュメンタリー映画えいが公開こうかいにあわせて、過去かこのライブ映像えいぞうがどんどん配信はいしんされている。

1)ビリー・アイリッシュ、2019ねん“when the party's over”

https://www.youtube.com/watch?v=YLnUNjAq7-w

ちょうどいまから1ねんまえだが、この「世界せかいわり」かんと、インタビューでもっていた「でも大丈夫だいじょうぶだからといたい」というかんじが、いま世界せかいにぴったりすぎる。神様かみさまさづけてくださったとしておもえない存在そんざい

ビリーかんしてえば、今年ことしはキャンセルになってしまったNYのフェス、ガバナーズ・ボールで、2018ねんカリード共演きょうえんした“Lovely"の映像えいぞう公開こうかいされている。


2)ホワイト・ストライプス、2003ねん“Dead Leaves and the Dirty Ground”

ホワイト・ストライプスえば、この映像えいぞうだ。


いまだれもがいえにいるので、アーティストたちが自宅じたくから様々さまざまなライブを配信はいしんしているが、さすがジャック・ホワイト、カッんでる。かつてかれがやっていた家具かぐなおしをやっているのだけど、それが普通ふつうじゃないのだ。インスタを是非ぜひフォローしてしい。

たとえばこの椅子いす。なんとギターとつなげていていた。


また、ブライアン・イーノのアンビエントスピーカーと接続せつぞくためしていることもあった。


おおきなソファとおもったらバービーサイズだったり。


基本きほんてきふるいものを解体かいたいしてつくなおし、その過程かていかたちにしてせているんだけど、おどろきにあふれている。つまりこれだけでもジャックの美学びがくそのものが表現ひょうげんされているのだ。

3)テーム・インパラ、2019ねん“Patience”


4)BLACKPINK、2019ねん“Kill This Love”


5)ラン・ザ・ジュエルズ、2016ねん“Sea Legs”


6) Phantogram、2017ねん“You Don't Get Me High Anymore”


現時点げんじてんではこれだけだけど、徐々じょじょえているのでようチェック。
https://twitter.com/coachella

また、まだコーチェラ20周年しゅうねんのドキュメンタリーをてないひとがいたらこちら。面白おもしろいです。

https://www.youtube.com/watch?v=jjwilAja7Lc

個人こじんてきなことをえば、コーチェラの初回しょかいが1999ねんで、わたしがコレポンとしてNYにもどってたのも(そのまえにも一度いちど学生がくせいんでいたんだけど)1999ねんなので、このドキュメンタリーと自分じぶんのアメリカでの音楽おんがく体験たいけんがおもいっきりかさなる。フェスの最初さいしょの「記念きねんてき瞬間しゅんかん」とっていた、ピクシーズ復活ふっかつレディオヘッドのヘッドライナーのときも、実際じっさい会場かいじょうている。
https://www.coachella.com/

アーケイド・ファイア感動かんどうてきなバルーンも鮮明せんめいおぼえている。


バンドとクリエイターのクリス・ミルクは、いかに最新さいしんのテクノロジーを使つかいながらネットじょう観客かんきゃくとエモーショナルなつながりをできるのか、当時とうじ探求たんきゅうしていたのだ。のちに、そのとき手法しゅほうがアリーナの会場かいじょうのリストバンドになって多用たようされた。

カニエ・ウエストのはつのヘッドライナーは、登場とうじょう仕方しかたから釘付くぎづけとなった。その「アート」としかいようのない瞬間しゅんかんわすれらない。

アダム・ヤウクが病気びょうきになってしまったビースティ・ボーイズわりに、JAY-Zが急遽きゅうきょNYのフェスでヘッドライナーをつとめたさいていた。そのすうねんまえにグラストンベリーに出演しゅつえんし、ノエル・ギャラガーにけなされていたのが影響えいきょうあたえたのではないかとおもったのをおぼえている。ステージにバンドもいて、当時とうじのメインストリームのヒップホップのライブとはおおきくちがうものになっていた。

当然とうぜんビヨンセのコーチェラ最高さいこう瞬間しゅんかんえるライブも、マドンナがダンステントにサプライズでことも、それに最新さいしんのフェスではリゾ、J Balvin、BLACKPINKといったいまのシーンを反映はんえいする多様たようせいのあるメンツにつながっていったことや、最後さいご登場とうじょうするアイコンなど、なにからなにまで自分じぶんのハイライトとかさなる。かれらが現場げんば目撃もくげきして感動かんどうしたものがえらばれているというのが、感覚かんかくてきにすごくかる。

ビヨンセのコーチェラライブをていないほうはNetflixでどうぞ。このあいだネットじょうで、みんなでようというパーティがあり、Twitterのトレンドにもなっていた。


唯一ゆいいつ同意どういできなかったのは、EDM、ダンスシーンについて、おおきなフェスではコーチェラだけがどこよりもはやうごきをとらえていたと紹介しょうかいされていたこと。ペリー・ファレルがやっているシカゴのロラパルーザにもずっとダンステントがあったからだ。最初さいしょはペリー・ファレルとその友達ともだちがDJするというすごくちいさなテントだったのだが、それがあったおかげで、EDMのうごきを見逃みのがすことなく、またたにダンステントはおおきくなっていった。ロラパルーザにったさいかれもそれをほこりにおもっているとかたっていた。

コーチェラがのフェスと圧倒的あっとうてきちがったのは、そのステイタスだったとおもう。出演しゅつえんできたらクールなバンドの仲間入なかまいりで、だから、どんなにちいさいバンドでもコーチェラに出演しゅつえんしただけでようチェックだった。わたし記憶きおく間違まちがっていなければ、むかしグッド・シャーロットにインタビューしたさい、「おれたちもたいってっているのに、してもらえない」とっていたのがわすれられない。

今年ことしのコーチェラは10がつ延期えんき現時点げんじてんでは、10月でもできるようながまったくしないのだが.....。コーチェラの主催しゅさいしゃがNYでおこなった2017ねんのパノラマフェスでヘッドライナーをつとめたフランク・オーシャンのライブは、いまおもしても生涯しょうがいもっと感動かんどうしたライブのベスト10にもはいるであろう内容ないようだった。今年ことしのフェスが実現じつげんしてもしなくても、フランク・オーシャンのヘッドライナーがなんらかのかたちでまたたいにきる。どちらにしてもこれまでとはちがう「あらたな日常にちじょう」の世界せかいでのライブになるのだとおもう。
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