新宿しんじゅくの映画えいが館かん「K's cinema（ケイズシネマ）」（新宿しんじゅく区く新宿しんじゅく3、TEL 03-3352-2471）で3月がつ3日にちから特集とくしゅう上映じょうえい「ロシアン・カルト」が開催かいさいされる。

「あなたの知しらないロシアがあります」をキャッチフレーズにした「日本にっぽんにおけるロシア年ねん」

　ロシアと日本にっぽんの交流こうりゅうを深ふかめるために設定せっていされた、2018年ねんの「ロシアにおける日本にっぽん年ねん」および「日本にっぽんにおけるロシア年ねん」を記念きねんして行おこなわれる同どう企画きかく。ロシア映画えいが10作さくを一挙いっきょに公開こうかいし、作品さくひんは全すべて35ミリフィルムを使つかって上映じょうえいされる。

　企画きかくしたパンドラ（中央ちゅうおう区く）の担当たんとう者しゃは「カルトな映画えいがを集あつめた。猫ねこの名演技めいえんぎがかわいらしいイワン・ポポフ監督かんとくの『こねこ』は、体制たいせい転換てんかんによる混乱こんらんが一定いってい程度ていど落おち着ついた新生しんせいロシアの作品さくひんで、猫ねこと家族かぞくの心温こころあたたまる物語ものがたり。完成かんせいに16年ねんをかけたアレクセイ・ゲルマン監督かんとくの『フルスタリョフ、車くるまを！』もお薦すすめ」と話はなす。

　そのほか1924（大正たいしょう13）年ねんに作つくられたソ連それん初はつのSF映画えいがで、トルストイ原作げんさくの「アエリータ」や、未完みかんのネガが50年ねん近ちかい歳月さいげつを経へて完成かんせいされたという「戦艦せんかんポチョムキン」で知しられるエイゼンシュテイン監督かんとくの「メキシコ万歳ばんざい」なども。

　担当たんとう者しゃは「世界せかいカルト映画えいが史上しじょうに輝かがやく超ちょう脱力だつりょくSF傑作けっさく『不思議ふしぎ惑星わくせいキン・ザ・ザ』の上映じょうえいもある。これまでロシア映画えいがになじみがない方ほうも足あしを運はこんでもらえたら」と呼よび掛かける。

　3月4日にちは、女優じょゆう・脚本きゃくほん家かの近衛このえはなさんを迎むかえたトークイベントも行おこなう予定よてい。

　上映じょうえい時間じかんは14時じ10分ふん～、16時じ20分ふん～、18時じ30分ふん～。入場にゅうじょう料りょうは当日とうじつ一般いっぱん＝1,500円えん、学生がくせい＝1,300円えん、シニア＝1,000円えん、特別とくべつ鑑賞かんしょう券けん＝3,000円えん（3回かい券けん）。3月16日にちまで。