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後楽焼きそば、新大久保駅ビルで復活 「後楽そば」の職人が監修 - 新宿経済新聞
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後楽こうらくきそば、新大久保しんおおくぼえきビルで復活ふっかつ 「後楽こうらくそば」の職人しょくにん監修かんしゅう

店主の矢澤洋さんとスタッフの条生さん。「後楽そば」から譲り受けた屋号入りの皿を手に

店主てんしゅ矢澤やざわひろしさんとスタッフのじょうさん。「後楽こうらくそば」からゆずけた屋号やごうりのさら

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 「復活ふっかつらくきそば」を提供ていきょうする「ヤキソバ酒場さかば」(新宿しんじゅく百人ひゃくにんまち1、TEL 03-4400-0341)がJRしん大久保おおくぼえきビル3かいのシェアダイニングにオープンして、2がつ1にちで3カ月かげつがたつ。

復活ふっかつらくきそば(650えん

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 「後楽こうらくきそば」は1972(昭和しょうわ47)ねん創業そうぎょういそばてん後楽こうらくそば」が提供ていきょうしていたメニュー。都内とない各所かくしょ営業えいぎょうしていたが、2020ねん12月、五反田ごたんだてん最後さいごに48ねん歴史れきしまくじた。「ヤキソバ酒場さかば店主てんしゅ矢澤やざわひろしさんは定年ていねん退職たいしょく就労しゅうろう移行いこう支援しえん事業じぎょうしょ所長しょちょうつとめていたさい、「後楽こうらくそば」でせいめんからたずさわっていた職人しょくにん出合であい、自身じしんもファンだった「後楽こうらくきそば」を復活ふっかつさせようとかんがえた。職人しょくにんとも会社かいしゃ設立せつりつし、2021ねん12月、JRしん大久保おおくぼえきビル4かいのコワーキングスペースない事務所じむしょかまえた。2023ねん11月、階下かいかのシェアダイニングへの出店しゅってんまり、同店どうてんひらいた。矢澤やざわさんは「定年ていねん起業きぎょうのネックとなる資金しきんめんにおいて、シェアダイニングは初期しょき費用ひよう負担ふたんすくないところもるきっかけとなった」とかえる。

 復活ふっかつたり、こだわったのはソースとめん職人しょくにんによるソースの配合はいごうと、めんふとさがあじという。ソースは、岡山おかやまけんの「豊島屋てしまや(てしまや)」まで職人しょくにんともおもむき、仕入しいれをかけった。めんについても、18ばんめんという希少きしょうふとさのめんもとめて取引とりひきさきまわった。「業界ぎょうかいないにも後楽こうらくきそばのファンがいてはなしいてもらえたが、18ばんめんようがないとわれた。自前じまえ用意よういして、新潟にいがた工場こうじょうせいめんしてもらえることになった」と矢澤やざわさんははなす。

 「復活ふっかつらくきそば」(650えん)のざいは、キャベツ、モヤシ、ぶたひきにく近隣きんりんのそばてんから仕入しいれているだまあおのり・べにショウガ・マヨネーズのトッピングにくわえ、クミン・カレー・コリアンダーなどのスパイスるい用意よういし、アレンジをたのしめるようにした。きそば以外いがいには、「酒場さかばのあつあつマーボー豆腐とうふ」(980えん)、「エスニックポテサラ」(780えん)、「自家製じかせいゴロゴロ唐揚からあげ」(3、780えん)、「カリもち海鮮かいせんチヂミ」(780えん)などのオリジナルメニューも。ドリンクるいは、「ビール」(650えん)、「ジンソーダ」、「レモンサワー」、「なまマッコリ」(以上いじょう500えん)、「ソフトドリンク」(かく400えん)など。「後楽こうらくきそば+なまビールセット」(1,200えん)などのセットもある。

 矢澤やざわさんは「実際じっさいつくっていた職人しょくにん監修かんしゅうしているので、後楽こうらくきそばの再現さいげんには自信じしんがある。えき直結ちょっけつだが、路面ろめんではないためかなかったというおきゃくさまもおおい。おしゃれで、比較的ひかくてきしずかな環境かんきょうなので、女性じょせいいちにん来店らいてんもある。隙間すきま時間じかん気軽きがるいちはいたのしんでもらえれば」と来店らいてんびかける。

 営業えいぎょう時間じかんは12~21日曜にちよう月曜げつよう定休ていきゅう。テイクアウト・宴会えんかいにも対応たいおう電話でんわ予約よやくけている。

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