多くの
人が
不要不急の
外出を
控えたコロナ
禍で、
出社せずに
仕事をするリモートワークが
広がった。その
期間中に
爆発的に
普及したのがビデオ
会議ツールだ。コロナ
禍の
収束後、リモートワークから
従来のオフィスワークに
回帰する
動きもあるが、それは「
元の
働き
方に
戻った」というよりも、「
新たな
働き
方に
進化した」と
捉えるべきだろう。
実際、
状況に
応じてリモートワークとオフィスワークを
適宜組み
合わせるハイブリッドワークが
定着しつつあるのは、その
顕著な
例だ。そこでは、ビデオ
会議ツールは
変わらず
重要な
役割を
果たしている。
ただし、
新たな
働き
方に
進化してきた
現状を
考えれば、ビデオ
会議ツールを
単独でそのまま
使い
続けるだけではもったいない。
従来の
電話や、
利用が
広がりつつあるチャットとの
連携、さらにはそれらで
生まれたデータを
統合して
活用できれば、コラボレーションをさらに
活性化できるはずだ。
実際に
公的機関などでは、ビデオ
会議という
枠を
超えた
利用も
始まっている。
しかし、そこまで
活用が
広がると
懸念されるのが、
情報漏洩などセキュリティー
面でのリスクだ。そうしたリスクに
確実に
対処しながら、
円滑なコラボレーション
環境を
構築するにはどうすればよいのか。ビデオ
会議から
始まり、クラウド
電話、チームチャット、メール、ホワイトボードまで1つのプラットフォームでコミュニケーションができる、Zoomにおける
最新の
取り
組みと
合わせて
解説する。
インタビュアー:
日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボ所長
大和田 尚孝