(Translated by https://www.hiragana.jp/)
ワークスタイルが多様化するいま改めて考えたい 業務内容や役割に応じた「社員に最適なPC」とは - 日経クロステック Special
抽選ちゅうせんで50めいさまにAmazonギフトカード
7000えんぶんたる! アンケートを実施じっしちゅう
Windows 11にかんする実態じったい調査ちょうさ
ワークスタイルが多様たようするいまあらためてかんがえたい

業務ぎょうむ内容ないよう役割やくわりおうじた

社員しゃいん最適さいてきなPC」とは

コロナをきっかけにICT活用かつようおおきく変化へんかした。在宅ざいたく勤務きんむのためにあわててノートPCを配布はいふした企業きぎょうすくなくないはずだ。しかしコロナ一段落いちだんらくしたいま、ワークスタイルがふたた変化へんかし、社員しゃいんにとって最適さいてきなPCをえらなおそうという機運きうんたかまっている。社員しゃいん使用しようするPCによって、生産せいさんせいおおきく左右さゆうされることがかってきたからだ。しかし「社員しゃいんにとって最適さいてきなPC」は、その業務ぎょうむ内容ないようたすべき役割やくわりによってもことなってくる。そこでここでは、企業きぎょう組織そしきない人々ひとびとを4種類しゅるいの「ペルソナ」にけ、それぞれに最適さいてきなPCがなになのかについてかんがえてみたい。

重要じゅうようせい
業務ぎょうむ特性とくせいわせたPC選択せんたく」というかんがかた

 

コロナて、はたらかたおおきく変化へんかした。以前いぜんはオフィスに出社しゅっしゃして仕事しごとをするのがたりまえだったが、現在げんざいではオフィスワークと在宅ざいたくワークを適宜てきぎ使つかける「ハイブリッドワーク」が一般いっぱんてきになっている。また職種しょくしゅによってはフルリモートのはたらかたも、めずらしいものではなくなった。

短期間たんきかんでこれだけ一気いっきはたらかたわったのは、それ以前いぜんからも「あたらしいはたらかた」へのつよいニーズがあったからにほかならない。日本にっぽん以前いぜんから少子しょうし高齢こうれい社会しゃかいになっており、はたら人数にんずう長期ちょうきてき減少げんしょう傾向けいこうにある。かぎられた人員じんいん生産せいさんせい維持いじ向上こうじょうさせるには「はたらかた改革かいかく」がったなしだった。こうしたニーズがコロナに、一気いっき顕在けんざいしたわけだ。

はたらかた改革かいかく」のおおきなテーマである「時間じかん場所ばしょにとらわれないはたらかた」を実現じつげんするじょうで、重要じゅうようなカギになるのがICTの積極せっきょくてき活用かつようだ。業務ぎょうむ必要ひつようなPCや周辺しゅうへん機器きき自宅じたくみ、リモートから社内しゃないシステムにアクセスしたり、クラウドサービスを活用かつようしたりすることで業務ぎょうむ遂行すいこうする。こうしたスタイルは、すで一般いっぱんてきなものになった。

しかし、コロナともな在宅ざいたく勤務きんむへのシフトに急遽きゅうきょ対応たいおうしたことで、から問題もんだい直面ちょくめんすることになった企業きぎょうすくなくない。いそいで在宅ざいたく勤務きんむようのPCを社員しゃいん配布はいふする必要ひつようしょうじたことから、そのタイミングで入手にゅうしゅできる製品せいひんを「とりあえず」用意よういする、といったケースがおおかったからだ。またコロナでは物流ぶつりゅう停滞ていたいともないサプライチェーンが寸断すんだんされたことから、入手にゅうしゅできる製品せいひんかぎられるという問題もんだいしょうじていた。そのためあらためて、社員しゃいん配布はいふするPCを見直みなおそうといううごきもられるようになっている。

ここでわすれてはならないのが、社員しゃいんいちくちにいっても、所属しょぞく部門ぶもん役職やくしょくによって業務ぎょうむ特性とくせいおおきくことなっている、というてんだ。業務ぎょうむ最適さいてきなPCがどのようなものなのかも、当然とうぜんながら業務ぎょうむ特性とくせいによってわってくる。

また現在げんざい日本にっぽん企業きぎょう雇用こよう形態けいたいが、従来じゅうらいの「メンバーシップがた雇用こよう」から、世界せかいてき標準ひょうじゅんてきな「ジョブがた雇用こよう」へと、おおきくシフトしつつあることもおおきなポイントだ。ジョブがた雇用こよう主流しゅりゅうになれば、個々ここ社員しゃいん業務ぎょうむ内容ないようとの関係かんけいせいは、より強固きょうこになっていく。業務ぎょうむ特性とくせいわせてPCを選択せんたくすべきというかんがかたも、これまで以上いじょうつよくなるだろう。

4種類しゅるい分類ぶんるいできる企業きぎょう組織そしきない人々ひとびとの「ペルソナ」

それでは具体ぐたいてきに、どのような観点かんてんから「業務ぎょうむ特性とくせい」をていけばいいのか。ここで提案ていあんしたいのが業務ぎょうむ内容ないようによって社員しゃいん以下いかのような「4種類しゅるいのペルソナ」にける、というアプローチだ。

だい1のペルソナ:経営けいえいしゃ/ビジネスリーダー
だい2のペルソナ:チームリーダー/中間なかま管理かんりしょく
だい3のペルソナ:専門せんもんしょく/スペシャリスト
だい4のペルソナ:業務ぎょうむ遂行すいこうしゃ現場げんば担当たんとうしゃ

 

まずだい1のペルソナは、経営けいえいしゃやビジネスをリードする役割やくわりにな存在そんざいである。ビジネスの構築こうちく成長せいちょう目指めざし、戦略せんりゃくてきなビジョンを策定さくていして、その実行じっこう必要ひつようなリソースを確保かくほするのだ。また、外部がいぶのステークホルダーとの関係かんけい構築こうちくも、積極せっきょくてきおこな必要ひつようがある。企業きぎょう組織そしきなかやく10%が、このペルソナにぞくしているとかんがえられる。

だい2のペルソナは、経営けいえいしゃやビジネスリーダーのもとで、ビジネス戦略せんりゃく実行じっこうについて責任せきにんにな存在そんざいだ。業務ぎょうむ遂行すいこうのために編成へんせいされたチームをひきい、チームメンバーあいだをつなぐコラボレーションをおこなうわけだ。業務ぎょうむ中断ちゅうだんさせることなく、自分じぶんまかせられたプロジェクトを着実ちゃくじつ遂行すいこうしていくことが、もっと重要じゅうようなミッションとなる。また自分じぶんのチームだけではなく、ほかのチームとの連携れんけいをリードしていくことも期待きたいされる。このようなペルソナにぞくするひとは、企業きぎょう組織そしきなかやく20%だとかんがえられる。

だい3のペルソナは、クリエイティブな分野ぶんや複雑ふくざつせいたか分野ぶんやで、専門せんもんせい発揮はっきする人材じんざいである。かれらに期待きたいされるのは、高度こうど課題かだい仕事しごとたいして集中しゅうちゅうてきみ、その領域りょういきにおける問題もんだい解決かいけつ成果せいか提出ていしゅつを、できるだけ短時間たんじかんおこなうことだ。ほかのチームメンバーとの連携れんけいももちろん必要ひつようだが、それ以上いじょう重視じゅうしされるのは、専門せんもん領域りょういきかんする詳細しょうさい知識ちしき論理ろんりてき手法しゅほう課題かだい解決かいけつ成果せいかぶつ創出そうしゅつたいするクリエイティブな姿勢しせいだといえるだろう。このようなペルソナのぞくするひとは、企業きぎょう組織そしきなかやく15%だとかんがえられる。

そしてだい4のペルソナが、チームメンバーとしてチームにせられた役割やくわりを、実際じっさい遂行すいこうする社員しゃいんたちである。かれらにもとめられるのは、日常にちじょうてき業務ぎょうむ着実ちゃくじつ成果せいかつづけることと、その効率こうりつたかつづけること。そのためにはあたえられたタスクに専念せんねんし、よりたか生産せいさんせい実現じつげんすることが重要じゅうようになる。企業きぎょう組織そしきなか半数はんすう以上いじょうが、このようなペルソナにぞくしているはずだ。

それぞれのペルソナにもとめられる
PCの特性とくせい具体ぐたいれい

これら4種類しゅるいのペルソナには、具体ぐたいてきにどのようなPCがてきしているのか。仕事しごと特性とくせい視野しやれながら、順番じゅんばんかんがえていきたい。

まずだい1のペルソナ(経営けいえいしゃ/ビジネスリーダー)の人々ひとびとは、様々さまざま場所ばしょ多岐たきにわたる意思いし決定けっていをこなし、その内容ないようをチームリーダーに素早すばや伝達でんたつしなければならない。的確てきかく意思いし決定けっていとそのすみやかな実現じつげんこそが、かれらにとっての成功せいこうのカギとなるからだ。

具体ぐたいてき活動かつどう場所ばしょとしては、オフィスのデスクやミーティングルームのほか、移動いどうちゅう車内しゃない自家用車じかようしゃ社用しゃようしゃ新幹線しんかんせん航空機こうくうきふくむ)や、社外しゃがいステークホルダーへの訪問ほうもん場所ばしょ顧客こきゃく出資しゅっししゃ協力きょうりょく会社かいしゃのオフィスなど)、さらには自宅じたく出張しゅっちょうさきのホテルなど、じつ様々さまざまだ。実際じっさいにほかのペルソナにくらべて移動いどうが20%おおく、オフィスで仕事しごとをしているのはしゅう平均へいきん2にち程度ていど、という調査ちょうさデータもある。

このようなペルソナにもっと必要ひつようなのは、携帯けいたいせいすぐれたノートPCだ。またどこででも社内しゃないのチームリーダーやステークホルダーと連絡れんらくれるように、接続せつぞくせい重視じゅうしすべきだろう。もちろん、迅速じんそく的確てきかく意思いし決定けっていおこなうには、様々さまざま情報じょうほうをスピーディにあつかえる処理しょり性能せいのうかせない。自分じぶんのオフィスや自宅じたくでは外部がいぶディスプレイに接続せつぞくし、よりおおきな画面がめんでよりおおくの情報じょうほう表示ひょうじすることもかんがえるべきだろう。そして対外たいがいてきなプレゼンスをかんがえれば、スタイリッシュでプレミアムかんのあるデザインせいもとめられるはずだ。

そのいちれいとしてげておきたいのが、Dell Latitude 9450 ノートPCである。そしてそのポテンシャルを拡張かくちょうするために、いくつかの周辺しゅうへん機器ききそろえておくこともおすすめしたい。

携帯けいたいせい接続せつぞくせい処理しょり性能せいのう拡張かくちょうせい、そしてスタイリッシュでプレミアムかんのあるデザインがもとめられる

つぎだい2のペルソナ(チームリーダー/中間なかま管理かんりしょく)についてだが、通常つうじょう自分じぶんのデスクで仕事しごとをしている一方いっぽうで、社内しゃない組織そしきない会議かいぎ出席しゅっせきする機会きかいおおい。また担当たんとうチームの役割やくわりによっては、顧客こきゃく取引とりひきさき出向でむくことがおおひともいるはずだ。さらに、最近さいきんでは在宅ざいたく勤務きんむ社員しゃいんえているため、オンラインミーティングへの参加さんかおおいとかんがえられる。チームによっては、チームリーダー/中間なかま管理かんりしょく自身じしんがリモートワーク、というケースもあるだろう。

このようなペルソナの人々ひとびと必要ひつようなPCは、前述ぜんじゅつだい1のペルソナにちかいものになる。携帯けいたいせいすぐれ、接続せつぞくせいたかく、業務ぎょうむ現場げんばでの意思いし決定けってい迅速じんそくくだすための処理しょり能力のうりょく表示ひょうじ能力のうりょくもとめられるからだ。これを自分じぶんのオフィスない外部がいぶディスプレイと接続せつぞくすれば、生産せいさんせいをさらにたかめることが可能かのうになるだろう。その一方いっぽうで、プレミアムかんはそれほど必要ひつようなく、むしろ汎用はんようせいたかさが重要じゅうようになる。

そのいちれいとしてげておきたいのが、Dell Latitude 7450 ノートPCと、その周辺しゅうへん機器ききだ。

だい1のペルソナと同様どうように、携帯けいたいせい接続せつぞくせい処理しょり性能せいのうもとめられる。ただしプレミアムかんよりも、汎用はんようせいたか製品せいひん選択せんたくすることがのぞましい

 

だい3のペルソナ(専門せんもんしょく/スペシャリスト)の仕事しごとは、専門せんもんせいたか能力のうりょく駆使くしして「アイデアをかたちにする」ことだ。そのために、3次元じげんCADきゃどや3次元じげんCG、CAEなどのエンジニアリングツール、データ分析ぶんせきツールやビジネスインテリジェンスツール、各種かくしゅデザインツールなどを駆使くしすることになるだろう。このような専門せんもんせいたかいアプリケーションのほとんどは、きわめてたか処理しょり能力のうりょく必要ひつようとする。また、おおくの専門せんもんしょく/スペシャリストは、おおくの仕事しごと自分じぶんのオフィスない遂行すいこうすることがおおいだろう。

このようなペルソナの人々ひとびと必要ひつようなのは、高性能こうせいのうなワークステーションだ。たかいCPU処理しょり能力のうりょくくわえて、グラフィックスにもすぐれたものがよいだろう。また、これに接続せつぞくするディスプレイは、できるだけだい画面がめんのものがのぞましい。さらに、4Kのこう解像度かいぞうどディスプレイを2だい接続せつぞくすれば、作業さぎょう効率こうりつ飛躍ひやくてきたかめることも容易よういになるはずだ。

そのいちれいとしてげておきたいのが、Dell Precision 3680 Tower ワークステーションと、その周辺しゅうへん機器ききである。

たか処理しょり能力のうりょくもとめられる専門せんもんせいたかいアプリケーションをうごかすための、卓越たくえつしたCPU処理しょり能力のうりょくとグラフィックスが必要ひつようだ。
またよりおおきなパフォーマンスをむために、筐体きょうたいはデスクサイドがたかタワーがたがよいだろう

もちろんすべての専門せんもんしょく/スペシャリストが、自分じぶんのオフィスだけで仕事しごと完結かんけつするわけではない。なかには、顧客こきゃく取引とりひきさきへのプレゼンテーションに参加さんかする、社外しゃがい協力きょうりょく会社かいしゃ共同きょうどう設計せっけい・デザイン業務ぎょうむおこなう、といった理由りゆうで、移動いどう余儀よぎなくされるひともいるだろう。その場合ばあいには、ノートがたのワークステーションも選択肢せんたくしの1つとなる。高性能こうせいのうノートワークステーションをっていれば、訪問ほうもんさきでデザイン変更へんこう要望ようぼうけ、その修正しゅうせいして確認かくにんするといったことも可能かのうになるからだ。そのいちれいとしてげておきたいのが、Dell Precision 5490 モバイルワークステーションと、その周辺しゅうへん機器ききだ。

ノートがたのワークステーションを選択せんたくすれば、卓越たくえつした処理しょり能力のうりょく様々さまざま場所ばしょ活用かつようできる。在宅ざいたく勤務きんむおおひとにもてきしているはずだ。

そして最後さいごに、だい4のペルソナ(業務ぎょうむ遂行すいこうしゃ現場げんば担当たんとうしゃ)についてである。かれらにとって重要じゅうようなのは、日々ひび業務ぎょうむ確実かくじつにこなすことと、まえ業務ぎょうむ集中しゅうちゅうできることだ。そのためには、レスポンスと信頼しんらいせいすぐれ、原因げんいんとなるノイズなどを低減ていげんできるPCが必要ひつようだ。ただし、かぎられた業務ぎょうむ空間くうかん使用しようすることを考慮こうりょし、できるだけちいさなフォームファクタであることがのぞましい。業務ぎょうむ遂行すいこうしゃ現場げんば担当たんとうしゃはたら場所ばしょは、デスクが整備せいびされたオフィスだけではなく、店舗てんぽなどのバックヤードのケースもあるからだ。もし、ある程度ていど移動いどう機会きかいおおかったり、よりしょうスペースにしたい場合ばあいは、ノートがたにすることも検討けんとうしたい。

そのいちれいとしてげておきたいのが、Dell OptiPlex マイクロ フォーム ファクターあるいはDell Latitude 5450 ノートPCと、その周辺しゅうへん機器ききである。

かぎられた業務ぎょうむ空間くうかんでも使用しようしやすいように、できるだけちいさなフォームファクタのものがのぞましい。
このほかにも、ディスプレイと一体化いったいかしたDell Optiplex All-in-Oneや、Dell Latitude 5450 ノートPCという選択肢せんたくしかんがえられる

最適さいてきなPCの選択せんたく企業きぎょう社員しゃいんとの
「Win-Win関係かんけい」の強化きょうか

ここまでペルソナべつに「最適さいてきなPCはどのようなものなのか」について、それぞれの業務ぎょうむ特性とくせい考慮こうりょしながら、その具体ぐたいぞうかんがえてきた。現在げんざいでは企業きぎょう経営けいえいしゃから現場げんば作業さぎょうしゃいたるまで、デジタル技術でじたるぎじゅつきに業務ぎょうむ遂行すいこうできない時代じだいになっている。それぞれの業務ぎょうむ最適さいてきなPCを選択せんたくすることは、業務ぎょうむ生産せいさんせい最適さいてきするじょうで、不可欠ふかけつ要素ようそだといえる。

また業務ぎょうむ生産せいさんせいたかめることは、企業きぎょうにとってだけではなく、社員しゃいんにとってもおおきなメリットにつながる。業務ぎょうむをストレスなく快適かいてきにこなせるようになるうえ残業ざんぎょう時間じかんらすことでワークライフバランスを改善かいぜんすることも容易よういになるからだ。つまり、業務ぎょうむ特性とくせい最適さいてきなPCを選択せんたくすることは、企業きぎょう社員しゃいんとの「Win-Winの関係かんけい」を強化きょうかすることにつながるのである。

もし現在げんざい使つかっているPCに不満ふまんっている社員しゃいんがいるのであれば、それぞれの業務ぎょうむ特性とくせい観点かんてんから、最適さいてきなPCを「えらびなおす」ことをおすすめしたい。

関連かんれん記事きじ

わせ

デル・テクノロジーズ株式会社かぶしきがいしゃ

WEBサイトはこちら