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浦島坂田船、夏ツアー『Weddiing』でファンと誓い合った明るく幸せな未来 La La arena TOKYO-BAY公演をレポート | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス

浦島うらしま坂田さかたせんなつツアー『Weddiing』でファンとちかったあかるくしあわせな未来みらい La La arena TOKYO-BAY公演こうえんをレポート

レポート
音楽おんがく
2024.9.16
浦島坂田船

浦島うらしま坂田さかたせん

画像がぞうすべ表示ひょうじ(19けん

浦島うらしま坂田さかたせん SUMMER TOUR 2024 Weddiing
2024.8.3 LaLa arena TOKYO-BAY

7がつ10日とおかにニューアルバム『Weddiing』をリリースし、そのアルバムをかかげたアリーナツアー『浦島うらしま坂田さかたせん SUMMER TOUR 2024 Weddiing』(ぜん6ヶ所かしょ12公演こうえん)で各地かくちあまげている浦島うらしま坂田さかたせん浦島うらしま坂田さかたせんとは、魅力みりょくてきなビジュアルと歌声うたごえ人気にんきうた、うらたぬき、志麻しま、となりの坂田さかた。、センラからなる男性だんせいボーカルユニットだ。8月3・4にち関東かんとうエリアに誕生たんじょうしたあたらしい会場かいじょう、LaLa arena TOKYO-BAYでライブが開催かいさいされ、おおくのcrew(=かれらのファンの総称そうしょう)が集結しゅうけつひろ会場かいじょうくした。ここでは8がつ3にちのDAY1公演こうえん模様もようをおつたえしよう。

千葉ちば南船橋みなみふなはし誕生たんじょうしたLa La arena TOKYO-BAYは日本武道館にほんぶどうかんどう程度ていどのキャパをほこ会場かいじょう。いつもはそれぞれのしのメンバーカラーのアイテムをにつけるcrewがおおいのだが、今回こんかいは“Weddiing”というコンセプトだけにしろふくがとにかく目立めだつ。なかにはウェディングドレスふうのコスチュームにティアラをまとった本格ほんかくてきファッションの女子じょしも! グッズでもティアラはもちろん、マリッジリングやしろタキシードを着用ちゃくようしたメンバーのイラスト商品しょうひんならび、セレモニー気分きぶん刺激しげき開演かいえんまえ場内じょうないアナウンスでは“座席ざせき”が“お席次せきじひょう”とばれるなど、徹底てっていしたこだわりも。ステージ中央ちゅうおうからびた花道かどうさきにはセンターステージが設営せつえいされており、“みんなのちかくにくよ”というメンバーのおもいもかんじられる。

浦島坂田船

浦島うらしま坂田さかたせん

開演かいえん時間じかんになると、「新郎しんろう新婦しんぷ準備じゅんびととのいました」という案内あんないひびき、場内じょうない暗転あんてん。ライブ……いや、セレモニーがスタートした。まず、マリッジリングをにするかくメンバーの映像えいぞうがスクリーンにうつされる。そのまぶしい表情ひょうじょう客席きゃくせきからは悶絶もんぜつ嬌声きょうせいこった。オープニングSEで観客かんきゃく総立そうだちになると、そこにひびくウェディングベルのおと。まるでチャペルのようなセットのステージにしろタキシードのメンバーが登場とうじょうすると、crewの声援せいえんとテンションはばくがり! 客席きゃくせきはメンバーカラーのペンライトがしばたき、場内じょうないはいつも以上いじょうにキラキラの魅力みりょくをふりまくメンバーに声援せいえんおくった。

うらたぬき

うらたぬき

志麻

志麻しま

となりの坂田。

となりの坂田さかた

センラ

センラ

最初さいしょ披露ひろうしたのはアルバム『Weddiing』の1きょく収録しゅうろくされた「アダマントリング」。アダマントとはダイヤモンドの語源ごげんになったとされる言葉ことばで、象徴しょうちょうてきなラブソングにピッタリのタイトルだ。2きょくの「アイドルっぽいきょくつくった。」では、くろタキシードのダンサーたち登場とうじょうしてゴージャスなステージをてる。つづく「ぼくのシンデレラ」も「アイドルっぽいきょくつくった。」同様どうよう既存きそんきょくながら“Weddiing”コンセプトにハマる楽曲がっきょくたち。このあたりのセットリストにも“Weddiing”への配慮はいりょかんじられる。

4きょくの「世界せかい一番いちばんきな名前なまえ」では、ステージの下手へた上手じょうず通路つうろにトロッコしゃが2だいずつ出現しゅつげん上手じょうずからはとなりの坂田さかた。とセンラ、下手へたからはうらたぬき、志麻しまんで、アリーナの通路つうろをまわりはじめた。スタンドせきのオーディエンスからもぜん方向ほうこういてるメンバーの姿すがたがよくえる。このながれで「SHOW MUST GO ON!!」へ。客席きゃくせきからは歌声うたごえひびき、前半ぜんはんからかなりの熱量ねつりょうむ。

浦島坂田船

浦島うらしま坂田さかたせん

浦島坂田船

浦島うらしま坂田さかたせん

トロッコしゃがメンバーをふたたびステージへはこぶと、今度こんどは4にんがセンターステージへと移動いどう。そして、やすあいだもなく「Save Me」へ。華麗かれいなダンスを披露ひろうしつつ、キュートネスをダダれさせるうらたぬき、安定あんていのイケメンオーラをはな志麻しま、やんちゃな魅力みりょくをふりまくとなりの坂田さかた。、そして歌唱かしょうりょくたかさで魅了みりょうするセンラ……パフォーマンスには、それぞれの個性こせいがしっかりにじむ。このことなるキャラが浦島うらしま坂田さかたせん最大さいだい魅力みりょく。「ホワイトプリンス」でもまぐるしいボーカルローテーションを駆使くししてきさせない。まぁ、これは浦島うらしま坂田さかたせんのライブの鉄板てっぱん光景こうけいだが、わすれてはいけない。このはウェディングなのである。なんと、ここで「新郎しんろう新婦しんぷからちかいの言葉ことばを……」のアナウンス。会場かいじょう観客かんきゃくには「そして新婦しんぷ……あなたはめるときすこやかなるときつね浦島うらしま坂田さかたせんあいし、まもり、いつくしみ、ささうことをちかいますか?」と宣誓せんせいうながされると、「ちかいいま~す!」と、crewたち一斉いっせいこえそろえた。この団結だんけつりょくには感服かんぷくつづけて「それではおふたりにうかがいます。本日ほんじつおふたりはここにあつまった皆様みなさま見守みまもられて、れて夫婦ふうふとなることができました。このよろこびをわすれることなく、ちからわせてあかるくしあわせな家庭かていきずくことをちかいますか?」といういかけがなされると、メンバー4にん観客かんきゃく全員ぜんいんが「ちかいます!」とこえわせた。直後ちょくごにカウントがはいり、「Mermaid」へ。ちょうアッパーチューンで、場内じょうないのテンションが一気いっきがる。2人ふたりきずいていく生活せいかつえがいた「フレテ」も、むねさるやさしさやつよさがつたわるきょくで、一気いっきにマリアージュ気分きぶんたかまった(ちなみにこのきょく人気にんきBLドラマ『かれのいる生活せいかつ』の主題歌しゅだいかとしても話題わだいに)。テンポよくつづいた前半ぜんはんのあと、ここで映像えいぞうタイムへ。この映像えいぞうは、浦島うらしま坂田さかたせん結成けっせい時期じきからのヒストリーをなつかしいシーンをまじえながらっていくと内容ないよう。こういうムービー、もしかしたら結婚式けっこんしき新郎しんろう新婦しんぷ成長せいちょうをまとめた感動かんどう映像えいぞうのようなもの……なのかもしれない。あらためて、かれらのやく11ねんにわたるヒストリーのおもみを実感じっかんすることができた。

浦島坂田船

浦島うらしま坂田さかたせん

志麻、センラ

志麻しま、センラ

と、ここでまたもアナウンスがあり、「これよりキャンドルサービスをおこないます。皆様みなさま、どうぞおおきな拍手はくしゅでおむかえください」と、またもやテンションのがるイベントをぶっこんできた。しろタキシードからそれぞれの個性こせいわせた色合いろあいのスーツに着替きがえたメンバーが登場とうじょうして(まさにお色直いろなおしといったところ)、キャンドルに点灯てんとうあまいムードがながれたところでここから『Weddiing』収録しゅうろくの「シックスセンス・ベル」へ。その、「スタンダップ、プリーズ! 一緒いっしょたのしみましょう!」と志麻しま観客かんきゃく鼓舞こぶし、「しあわせのレシピ」を披露ひろう。「しあわせのレシピ」ではステージにはこばれたケーキをパクリとべるキュートなメンバーの姿すがたもスクリーンにうつされ、crewは絶叫ぜっきょう次々つぎつぎ展開てんかいする進行しんこうをこなす4にん体力たいりょくには感服かんぷくさせられた。

どころ満載まんさいのセレモニーは中盤ちゅうばんへ。ここからはメンバーのソロコーナーへと突入とつにゅうしていく。最初さいしょ登場とうじょうしたのはうらたぬき。客席きゃくせきのペンライトがかれのメンバーカラーのグリーンにまるなか、「メリメリ」を熱唱ねっしょうかれあじである繊細せんさいなハイトーンで場内じょうない魅了みりょうした。つづいて場内じょうないあかのライトにえたのはとなりの坂田さかた。やんちゃな雰囲気ふんいきをまとうかれうたうのは「マグネティック」。情熱じょうねつてき楽曲がっきょくあついパフォーマンスをせつける。このあとはさいびうらたぬきがとなりの坂田さかた。と合流ごうりゅう。crewとのいもバッチリな「妄想もうそう注意報ちゅういほう」で、会場かいじょう一体いったいかんつくげた。

うらたぬき

うらたぬき


志麻

志麻しま


となりの坂田。

となりの坂田さかた

センラ

センラ

つづいてはパープルのライトにむかえられて、志麻しま登場とうじょうかれはタオルをにはじけるようなアッパーチューン「Killer Killer My Love」をダンサーとともうたげ、フェスのようなノリで躍動やくどうした。このあとはまたガラリと雰囲気ふんいきわり、ペンライトはイエローに……というわけでセンラのターン。安定あんていかんのある歌声うたごえで「Flashback」をしっとりとうたげる。つぎの「Treat You Better」は志麻しまとのデュエットきょくげきしめのダンスでたくましい側面そくめんせつけた。

さて、ここでようやく4にんそろってのMCタイムへ。それぞれが個性こせいあふれるむねキュンフレーズを披露ひろうしたり、ステージじょう乾杯かんぱいしたりと、“Weddiing”のハッピーな空気くうきをキープ。

そして本編ほんぺんはラストブロックへ。18きょくはアゲアゲ調ちょうの「シャララ」。きょく後半こうはんではメンバーがセンターステージへ移動いどうし、ぜん方位ほうい客席きゃくせき視線しせんげつつ、ボルテージをげていく。つづく「むしろ Why?」でメンバーがジャケットをぐと、場内じょうない絶叫ぜっきょううず。ここにきてもメンバーはつかれをせず、ダンスを披露ひろう。そこからメインステージに移動いどうすると、「証人しょうにん」で、またもけるトロッコしゃにメンバーが分乗ぶんじょう下手へたからとなりの坂田さかた。と志麻しま上手じょうずからうらたぬきとセンラが通路つうろ移動いどうしていく。21きょくの「フレンドシップ」冒頭ぼうとうでメインステージにもどると、アツいおとこ、となりの坂田さかた。が場内じょうないあおる。crewからはこぶしがり、ちょっと“Weddiing”をわすれる瞬間しゅんかんも(笑)。

こうして本編ほんぺんはラスト1きょくのこすのみ。センラは「あっちゅ~まやねんけど!」とおどろきの表情ひょうじょうだ。ラストきょくの「+」は元気げんきがもらえるナンバー。うらたぬきの「うたって~!」のこえ場内じょうないからおおきな歌声うたごえこる。ここは一体いったいかんでライブをシメるという、浦島うらしま坂田さかたふねらしいすきのないフィニッシュとなった。

うらたぬき

うらたぬき


志麻

志麻しま


となりの坂田。

となりの坂田さかた


センラ

センラ

まだまだわれないcrewたちからはアンコールがかかる。本編ほんぺんではセレモニーから披露宴ひろうえん……というながれだったが、アンコールはやはり友達ともだちたのしむカジュアルなパーティーといったところ。ふたたびステージにもどってきたメンバーはラフなグッズTてぃーシャツに着替きがえて登場とうじょうし、沖縄おきなわサウンドをフィーチャーした「ハイサイ守護しゅごれい」で、アンコールをスタートさせた。そして、これでもかとばかりにトロッコしゃ再々さいさい導入どうにゅう。はじけるようなラブソングにのせてアリーナを1しゅう志麻しまが「みんなのこえかせてくれ~!」とおまつりムードをたかめていく。トロッコからメインステージにもどると、となりの坂田さかた。が「写真しゃしんりませんか~?」と提案ていあん。ウェディングの列席れっせきしゃ(もしくは当事とうじしゃ?)となった満員まんいんのcrewたちとも記念きねん撮影さつえいおこなわれた。全員ぜんいん結婚けっこん指輪ゆびわせるポーズでキメたのもいいおもになったはず。ステージじょうではメンバーあいだで「結婚けっこんしたね~」「そうだね~」と、なんともほのぼのとした会話かいわひろげられる。

さて、セレモニーもついに大詰おおづめとなり、だいラスきょくへ。ここでえらばれたのは「ヘウレーカ」。最後さいごにcrewと一体いったいになれるきょくってくるのは、やはりさすがのながれ。全員ぜんいんでジャンプするタイミングではキラキラテープも発射はっしゃされ、セレモニーは完走かんそう。ただ、これでわりかとおもったらだい間違まちがい(笑)。最後さいごにトロッコで場内じょうないをもうひとまわりしてくれたのだ。ファンサ……いやいや、もはや家族かぞくサービスとうべきか? crewへのあいふかさ、感謝かんしゃおもいがつたわってくる。

浦島坂田船

浦島うらしま坂田さかたせん

いつもしみなくcrewあいつたえてきた浦島うらしま坂田さかたせんだが、“Weddiing”という究極きゅうきょくのテーマをとおして、おおくのひと自分じぶんたち気持きもちをより具体ぐたいてき表現ひょうげんしたかったのかもしれない。

終演しゅうえんも、当日とうじつのオフショットを映像えいぞうながすなど、ギリギリまで演出えんしゅつにこだわっていたようだ。映像えいぞう最後さいごには“これからもどうかよろしくね”というメッセージがうつされ、場内じょうないはほっこり……。このさき浦島うらしま坂田さかたせんとcrewたちかたきずな末永すえながつづいていくにちがいない。つぎなるライブがまたたのしみになった。


ぶんうみこう敦士あつし
撮影さつえいほり卓朗たくろう(ELENORE)、鈴木すずきあきら

セットリスト

浦島うらしま坂田さかたせん SUMMER TOUR 2024 Weddiing
2024.8.3 LaLa arena TOKYO-BAY

1. アダマントリング
2. アイドルっぽいきょくつくった。
3. ぼくのシンデレラ
4. 世界せかい一番いちばんきな名前なまえ
5. SHOW MUST GO ON!!
6. Save Me
7. ホワイトプリンス
8. Mermaid
9. フレテ
10. シックスセンス・ベル
11. しあわせのレシピ
12. メリメリ
13. マグネティック
14. 妄想もうそう注意報ちゅういほう
15. Killer Killer My Love
16. FlashBack
17. Treat You Better
18. シャララ
19. むしろ Why?
20. 証人しょうにん
21. フレンドシップ
22. +
[ENCORE]
1. ハイサイ守護しゅごれい
2. ヘウレーカ
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