立川たつかわ駅えき北口きたぐちの街まち区く「ファーレ立川たちかわ」（立川たつかわ市し曙あけぼの町まち2）で10月がつ8日にちから、「ファーレ立川たちかわアート・ミュージアム・デー」が開催かいさいされる。

前回ぜんかいの「ファーレ立川たちかわアート・ミュージアム・デー」の様子ようす

　ファーレ立川たちかわは1994（平成へいせい6）年ねん、米べい軍ぐん基地きち跡地あとちの再さい開発かいはつ事業じぎょうにより整備せいびされた。デパート・映画えいが館かん・オフィスビルなど11棟むねの建物たてものが立たち並ならぶ5.9ヘクタールの街まち区くに、アートディレクターの北川きたがわフラムさんが指揮しきを執とり、世界せかい36カ国かこく92人にんのアーティストによる109点てんのパブリックアート「ファーレ立川たちかわアート」を設置せっち。10月13日にちで30周年しゅうねんを迎むかえる。

　立川たつかわ市し地域ちいき文化ぶんか課か文化ぶんか振興しんこう係長かかりちょうの稲いね福ぶく秀哉ひでやさんは「設置せっちされているアート作品さくひんは、車止くるまどめやベンチなど、町まちの機能きのうをアート化かしたものもあり、都市とし計画けいかくの観点かんてんからも高たかい評価ひょうかを受うけている。市民しみんにとって親したしみのある場ばとなるよう、市立しりつの全ぜん小学校しょうがっこう5年生ねんせいを対象たいしょうに、毎年まいとし『小学校しょうがっこうファーレ立川たちかわアート鑑賞かんしょう教室きょうしつ』を開ひらいているほか、アート・ミュージアム・デーを定期ていき的てきに開催かいさいしている」と話はなす。

　今回こんかい、30周年しゅうねんを記念きねんするプログラムとして、北川きたがわさんやファーレ立川たちかわアート管理かんり委員いいん会かい委員いいん長ちょうの川口かわぐち哲生てつおさんらが登壇とうだんし、同どう街まち区くの今いままでの30年ねんとこれからの在あり方かたについて意見いけん交換こうかんを行おこなうセレモニー＆シンポジウム「ファーレ立川たちかわアートの30年ねん」を11日にち、女性じょせい総合そうごうセンター「アイム」（同どう）で行おこなう。同どうセンターでは期間きかん中ちゅう、福永ふくなが紙工しこう（錦にしき町まち6）が制作せいさくした同どう街まち区くの立体りったいジオラマも展示てんじ。併あわせて、同どう街まち区くの人気にんき作品さくひんをモチーフにしたブロックメモやポチ袋ぶくろ、ポストカードなどの記念きねんグッズを同社どうしゃが製作せいさくし販売はんばいする。

　そのほか、ファーレ立川たちかわをモチーフとした2本立ほんだての朗読ろうどく劇げき「ゼロとイチのはざまのTACHIKYAWA（タチキャワ）」「立川たちかわオーバーツーリズム」（13日にち）、家いえにある材料ざいりょうを使つかってオリジナル楽器がっき「ブンパカパッパ」を作つくり、サンサンロードを練ねり歩あるくワークショップ「ロバととびっきりフェスティバル」（12日にち、親子おやこ1組くみ＝3,500円えん、付つき添そい1人にん＝2,000円えん）、ボランティアグループ「ファーレ倶楽部くらぶ（くらぶ）」がガイドするガイドツアー（12日にち・13日にち）、企画きかく展示てんじ「『小学校しょうがっこうファーレ立川たちかわアート鑑賞かんしょう教室きょうしつ』報告ほうこく展てん」などを行おこなう。アダムスオーサムパイ（緑町みどりちょう）では、同どう街まち区くの作品さくひん「ブリーフケースを持もった男おとこ」をモチーフにした限定げんていコラボメニューを提供ていきょうする。

　稲いね福ぶくさんは「当市とうしが世界せかいに誇ほこるファーレ立川たちかわを知しっている人ひとも、知しらない人ひとも、魅力みりょくを発見はっけんできる企画きかくをたくさん用意よういしている。足あしを運はこんでもらえれば」と呼よびかける。

　一部いちぶプログラムはウェブフォームで事前じぜん予約よやくが必要ひつよう。10月14日にちまで。