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小型こがたSAR衛星えいせいのSynspective、119億おく円えんを調達ちょうたつ–30機きのコンステ構築こうちく目指めざす

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　小型こがたの合成ごうせい開口かいこうレーダー（Synthetic Aperture Radar：SAR）衛星えいせいを開発かいはつ、運用うんようするSynspective（東京とうきょう都と江東こうとう区く）は119億おく円えんを調達ちょうたつした。損害そんがい保険ほけんジャパンや野村のむらスパークス・インベストメント、シンガポールのPavilion Capitalなどから、シリーズBラウンドによる第三者だいさんしゃ割当わりあて増資ぞうしと融資ゆうしで資金しきんを調達ちょうたつした。

　累計るいけいで228億おく円えんを調達ちょうたつしたことになる。Synspectiveは小型こがたSAR衛星えいせいを開発かいはつ、運用うんようするとともに観測かんそくデータを活用かつようしたソリューションサービスをワンストップで提供ていきょう。同社どうしゃは、2026年ねん前後ぜんこうに小型こがたSAR衛星えいせい30機きからなるコンステレーションを構築こうちくし、広範囲こうはんい、高こう頻度ひんどの地上ちじょう観測かんそくを可能かのうにするシステムの構築こうちく運用うんようを目指めざしている。

　今回こんかい調達ちょうたつした資金しきんは、主おもに小型こがたSAR衛星えいせいの開発かいはつ、製造せいぞう、打うち上あげ、運用うんよう、量産りょうさん施設しせつの準備じゅんび、衛星えいせいデータソリューションの開発かいはつとグローバル展開てんかいなどにあてるとしている。

　Synspectiveは、2機き目めの実証じっしょう衛星えいせいである小型こがたSAR衛星えいせい「StriX-βべーた」の軌道きどう投入とうにゅうに成功せいこうしている。ニュージーランドにあるRocket Labの発射はっしゃ場じょうから小型こがた液体えきたい燃料ねんりょうロケット「Electron」で打うち上あげられ、高度こうど561kmの太陽たいよう同期どうき軌道きどうに投入とうにゅうされた。