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JAMSSなどが開発かいはつの光ひかり触媒しょくばい空気くうき浄化じょうか装置そうち、民間みんかん宇宙うちゅう飛行ひこう士しミッションでISSに

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　有人ゆうじん宇宙うちゅうシステム（JAMSS、東京とうきょう都と千代田ちよだ区く）などが開発かいはつしている光ひかり触媒しょくばい空気くうき浄化じょうか装置そうちの技術ぎじゅつ実証じっしょう機きが4月がつ9日にちに国際こくさい宇宙うちゅうステーション（ISS）に向むけて打うち上あげられた。4月11日にちに発表はっぴょうされた。

　東京理科大学とうきょうりかだいがくや東京農工大学とうきょうのうこうだいがくと共同きょうどうで開発かいはつした。JAMSSは、今後こんご増加ぞうかが見込みこまれる宇宙うちゅう旅行りょこうなどで滞在たいざい生活せいかつの質しつ（Quality Of Life：QOL）を向上こうじょうさせるため、場所ばしょを選えらばず置おける簡易かんいな空気くうき浄化じょうか装置そうちが必要ひつようになると考かんがえたという。

　空気くうき浄化じょうか装置そうちの開発かいはつでは、アセトアルデヒドやエタノールなど常温じょうおん常つね圧あつで揮発きはつしやすい揮発きはつ性せい有機ゆうき化合かごう物ぶつ（VOC）の除去じょきょに有効ゆうこうな光ひかり触媒しょくばいに着目ちゃくもくし、同どう分野ぶんやで世界せかいをリードしているという東京理科大とうきょうりかだい、東京農工大とうきょうのうこうだいと共同きょうどう研究けんきゅうを進すすめてきた。

　共同きょうどう研究けんきゅうでは、新型しんがたの光ひかり触媒しょくばいフィルター開発かいはつに加くわえ、装置そうちを最適さいてき化かするためのプロトモデル開発かいはつ、装置そうちの性能せいのう試験しけんなどでも協力きょうりょく。性能せいのう評価ひょうかのため、高千穂たかちほシラス（宮崎みやざき県けん都城みやこのじょう市し）からセラミック吸着きゅうちゃく剤ざいを提供ていきょうしてもらったとしている。

　技術ぎじゅつ実証じっしょう機きは、米べいAxiom Spaceによる初はじめての民間みんかん宇宙うちゅう飛行ひこう士しミッション「Axiom Mission 1（Ax-1）」に搭載とうさいされた。今後こんごはAx-1の民間みんかん宇宙うちゅう飛行ひこう士しが装置そうちを設置せっち、起動きどうした後のち、ISSで1カ月かげつ間あいだ程度ていど運転うんてんを継続けいぞくし、その後ご装置そうちを回収かいしゅうして評価ひょうかする予定よていという。JAMSSはAx-1でミッションを行おこなう唯一ゆいいつの国内こくない企業きぎょうとしている。

　Axiom Spaceは、ISSの商業しょうぎょうモジュール設置せっちを米べい航空こうくう宇宙うちゅう局きょく（NASA）から承認しょうにんされている唯一ゆいいつの企業きぎょう。ISS退役たいえき後ごには「Axiom Commercial Space Station」の運用うんようを計画けいかくしている。