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Intelsat、後こう付つけスラスターで衛星えいせいの運用うんようを6年ねん延長えんちょう-SpaceLogisticsの延命えんめい策さく利用りよう

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　人工じんこう衛星えいせいによる通信つうしんサービスなどを手てがけるIntelsatは、Northrop Grumman傘下さんかのSpaceLogisticsが提供ていきょうする衛星えいせい延命えんめいサービスを利用りようし、現在げんざい運用うんよう中ちゅうの衛星えいせいの運用うんよう期間きかん延長えんちょうを図はかる。延命えんめいミッションは2027年ねんまでに実施じっしする計画けいかく。

　地球ちきゅうを周回しゅうかいする人工じんこう衛星えいせいは、空気くうきの抵抗ていこうを受うけて高度こうどが下さがっていく。そこで、何なんらかの推進すいしん装置そうち（スラスター）で必要ひつように応おうじて軌道きどう修正しゅうせいし、高度こうどを維持いじしている。ただし、推進すいしん装置そうちの燃料ねんりょうには限かぎりがあるため、いずれ軌道きどう修正しゅうせいできなくなる。そうなると、衛星えいせい本体ほんたいが正常せいじょうでも寿命じゅみょうを迎むかえてしまう。

　SpaceLogisticsの衛星えいせい延命えんめいサービスは、衛星えいせいにドッキングして軌道きどう修正しゅうせいするモジュール「Mission Extension Pod（MEP）」と、MEPを衛星えいせいにドッキングさせるためのモジュール「Mission Robotic Vehicle（MRV）」を使つかう。延命えんめい対象たいしょうの衛星えいせいは、MEPで軌道きどう修正しゅうせいして運用うんようを続つづけられる。

　Intelsatは、これで衛星えいせいの運用うんよう期間きかんを6年ねん以上いじょう延のばせると見込みこむ。

　IntelsatがSpaceLogisticsの衛星えいせい延命えんめいサービスを契約けいやくしたのは、これで4回かい目め。旧型きゅうがたモジュール「Mission Extension Vehicles（MEV）」で2機きの衛星えいせいをすでに延命えんめいしたほか、2023年ねん4月がつにMEPとMRVを使つかう別べつの契約けいやくを結むすんでいる。