ニュース

GITAI、宇宙船うちゅうせん外がい模擬もぎ環境かんきょうでの軌道きどう上じょうサービス作業さぎょう実証じっしょうに成功せいこう

　宇宙うちゅう用よう汎用はんよう作業さぎょうロボットを開発かいはつするGITAI Japan（東京とうきょう都と大田おおた区く）は4月がつ26日にち、2月がつにJAXAの8m級きゅう熱ねつ真空しんくうチャンバー内ないにおいて実施じっしされた汎用はんよう作業さぎょう実証じっしょうについて、すべての作業さぎょうに成功せいこうしたと発表はっぴょうした。

　同社どうしゃは、宇宙うちゅうに安価あんかで安全あんぜんな作業さぎょう手段しゅだんを提供ていきょうすることを目指めざす宇宙うちゅうロボットスタートアップ。宇宙うちゅうステーション船せん外がいや軌道きどう上じょうサービスなど、宇宙船うちゅうせん外がい環境かんきょう下かで汎用はんよう的てきな作業さぎょうが可能かのうなロボットモジュールを開発かいはつしており、地球ちきゅう低てい軌道きどうの宇宙船うちゅうせん外がい環境かんきょうを模擬もぎした各種かくしゅ環境かんきょう試験しけん（熱ねつ真空しんくう試験しけん、恒温こうおん槽そう試験しけん、振動しんどう試験しけん、放射線ほうしゃせん試験しけん）を進すすめてきたという。

　2月がつ7〜11日にちの期間きかん、JAXA筑波つくば宇宙うちゅうセンターの8m級きゅう熱ねつ真空しんくうチャンバーにて行おこなわれた軌道きどう上じょうサービス作業さぎょう実証じっしょうでは、同社どうしゃの自律じりつロボットによる全すべての汎用はんよう作業さぎょうに成功せいこうしたという。

　具体ぐたい的てきには、同社どうしゃが開発かいはつした軌道きどう上じょうサービス用よう自律じりつロボットアーム（2m）・ロボットシステムによるソーラーパネル組立くみたてなどの宇宙うちゅう組立くみたて作業さぎょうと、バッテリーモジュール交換こうかん作業さぎょうを自律じりつ制御せいぎょによって実施じっししその全ぜん作業さぎょうに成功せいこうした。加くわえて、14時じ間あいだ連続れんぞく動作どうさ耐久たいきゅう試験しけんも実施じっし。同どう耐久たいきゅう試験しけんについても、正常せいじょうに動作どうさし続つづけたことを確認かくにんしているという。