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米べいボーイング、宇宙船うちゅうせん「スターライナー」で追加ついか損失そんしつ190億おく円えん–帰還きかん日程にっていは未定みてい

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　米べいBoeingが宇宙船うちゅうせん「CST-100 Starliner」の地球ちきゅう帰還きかんの遅おくれに伴ともない、1億おく2500万まんドル（約やく190億おく円えん）の追加ついか費用ひようを計上けいじょうしたことが報告ほうこくされている。

　Starlinerは、米べい航空こうくう宇宙うちゅう局きょく（NASA）の「商業しょうぎょう乗員じょういん輸送ゆそうプログラム（Commercial Crew Program：CCP）」で初はじめての有人ゆうじん飛行ひこう試験しけん（Crew Flight Test：CFT）として2人ふたりの宇宙うちゅう飛行ひこう士しを乗のせて、米国べいこく時間じかん6月がつ5日にちに打うち上あげられた。6月6日にちに国際こくさい宇宙うちゅうステーション（ISS）とのドッキングに成功せいこうしたが、ヘリウム漏もれやスラスターの問題もんだいから地球ちきゅうへの帰還きかんスケジュールが未定みていとなっている。当初とうしょの滞在たいざい予定よていは1週間しゅうかん前後ぜんこうだった。

　今回こんかいの追加ついか損失そんしつは、Boeingが7月がつ31日にちに米べい証券しょうけん取引とりひき所しょ（SEC）に提出ていしゅつした資料しりょうから判明はんめいした。同社どうしゃはStarliner計画けいかくを通つうじて約やく16億おくドル（約やく2400億おく円えん）の費用ひようを計上けいじょうしており、そのほとんどは2019年ねんに実施じっしした無人むじん飛行ひこう試験しけん以降いこうのものとなっている。

　「今こん四半期しはんきの業績ぎょうせきは明あきらかに期待きたい外はずれだ」と、Boeingで最高さいこう経営けいえい責任せきにん者しゃ（CEO）を務つとめるDave Calhoun氏しは述のべている。「開発かいはつ段階だんかいを完了かんりょうし、長期ちょうき提供ていきょうプログラムに移行いこうするまで、固定こてい価格かかく開発かいはつ計画けいかくは不安定ふあんていな状況じょうきょうが続つづくと予想よそうしていた」

　Starlinerの実じつ運用うんようミッションとなる「Starliner-1」は2025年ねん2月がつから2025年ねん8月がつに延期えんきしている。

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