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廉価れんかばんPS3 国内こくない発表はっぴょう 振動しんどうコントローラは5500えん




というわけで、さっそく国内こくないでも発表はっぴょうがありました。あらたに投入とうにゅうされる40GBモデルはカードリーダーやUSBポートのかずなどを削減さくげんPS2との互換ごかんせいたない簡易かんいばん価格かかくは3まん9980えん、11月11にち発売はつばい国内こくないではCECHH00(クリアブラック)とCECHH00 CW(セラミック・ホワイト)の2しょく展開てんかいします。

また、東京とうきょうゲームショウの平井ひらい基調きちょう講演こうえんかされた振動しんどうきコントローラDUALSHOCK 3同日どうじつ、5500えんにて発売はつばいされます。ごちらもブラックとセラミックホワイトの二色にしき展開てんかい。なお、40GBモデルPS3に付属ふぞくするのはデュアルショック3ではなく従来じゅうらい振動しんどうしない軽量けいりょうコントローラSIXAXISとなります。

40GBばん投入とうにゅうにともない、現行げんこうの20GBばん・60GBばんは10月17にちよりそれぞれ希望きぼう小売こうり価格かかく4まん4980えんと5まん4980えん改定かいていされるとのこと。(40GBばん後方こうほう互換ごかんせいやポートるい削減さくげんされているものの、20GBばんには内蔵ないぞうされていない802.11 b/g無線むせんLANを標準ひょうじゅん搭載とうさい)。




今後こんごすこしでもやすくPS3対応たいおうソフトをあそびたいかたは40GBばん、PS2タイトルをアプコンであそびたい場合ばあいは+5000えんまたは1まん5000えん従来じゅうらいばんけることになりました。これで発売はつばい直後ちょくごからいまいたるまで店頭てんとう堂々どうどうたる地位ちいきずいていた20GBばんきゅうにおどくかんして続出ぞくしゅつ、になることをおいのりします。SACDロゴのえた簡略かんりゃくばん標準ひょうじゅんばんそろった今度こんどこそぜひ待望たいぼうちょう高級こうきゅうばんAVPS3投入とうにゅう期待きたいです。


しんプレイステーション3のPS2ソフトエミュレーションは困難こんなん提供ていきょう予定よていなし



先日せんじつ発表はっぴょうされた廉価れんかばん 40GBモデルでPS2との互換ごかんせい過去かこよりも美学びがくよりも未来みらいえら覚悟かくごあきらかにしたプレイステーション3ですが、後方こうほう互換ごかんせい詳細しょうさい将来しょうらいてき復活ふっかつ可能かのうせいについてSCEから回答かいとうとどきました。SCEE広報こうほうディレクターNick Sharplesによれば、しんPS3はPS2互換ごかん必要ひつようなハードウェアを搭載とうさいしておらず、またソフトウェアエミュレーションによる互換ごかんいちじるしく困難こんなんであるため提供ていきょうする予定よていはないとのこと。

従来じゅうらいモデルについておさらいをすれば、国内こくない販売はんばいされている初期しょきがたPS3 (20GBばん・60GBばん)はPS2のCPU/GPUにあたるEE+GSチップを内蔵ないぞう、いわばPS2をそのままれる方法ほうほう互換ごかんせい確保かくほしており、その欧州おうしゅうばん」として各地かくち販売はんばいされるようになった80GBばんからはEEを省略しょうりゃくしてCellでエミュレート、「ソフトとハードで」互換ごかんせいをとる方法ほうほう選択せんたくされています。ダウンロード販売はんばい開始かいしされているPSOne(初代しょだいPS)タイトルはもともとソフトウェアエミュレーションであるため今回こんかい廉価れんかばんでもそのまま対応たいおう

Sharplesによれば廉価れんかばんPS3はEE+GSともに省略しょうりゃくされているため、「多数たすうのタイトルについて正確せいかくなソフトウェアエミュレーションを保証ほしょうすることは技術ぎじゅつてき困難こんなんであり、またおおくの時間じかん費用ひよう必要ひつようとなる」ことから、ソフトウェアエミュレーションは将来しょうらいてきなアップデートとしても提供ていきょう予定よていはないとしています。

というわけで、「それでもトップガンならなんとかしてくれる!」と希望きぼういていたかたには残念ざんねん結果けっかとなりました。また、従来じゅうらいモデルけのPS2互換ごかん機能きのうのアップデートについては、「今後こんごもサポートは継続けいぞく、これから発売はつばいされるPS2タイトルについてはパブリッシャーに互換ごかんせい確保かくほについて協力きょうりょくする準備じゅんびがある」。リソースを過去かこよりも未来みらい分配ぶんぱいする姿勢しせいがあきらかになった以上いじょう、いまだに互換ごかん問題もんだいのあるタイトルについてのアップデートがどの程度ていどおこなわれるのかは不透明ふとうめいになってしまいましたが、すくなくとも「サポート」はつづくようです。



40GBばんプレイステーション3登場とうじょう、ついにPS2互換ごかんせいてる



FCCで存在そんざい発覚はっかく米国べいこく小売こうりレベルでも確認かくにんされていた廉価れんかばんプレイステーション3が正式せいしき発表はっぴょうされました。10月10にちから欧州おうしゅう投入とうにゅうされるのは、HDD容量ようりょう40GBになり構成こうせい簡略かんりゃく、399ユーロに値下ねさげされたしんモデル。プレスリリースによれば「既存きそんユーザーの利用りようじょうきょう欧州おうしゅうでの市場いちば動向どうこうまえ、しんモデルからメモリーカードスロットなど」一部いちぶ機能きのうはずしたもので、従来じゅうらい4つあったUSBポートも2つに変更へんこうされています。

しかし最大さいだい変化へんかは、ついにプレイステーション2互換ごかん機能きのう完全かんぜんてたこと。プレイステーション3の後方こうほう互換ごかんせいといえば:

と、あいだあいだに地道じみち改善かいぜん互換ごかんせい向上こうじょうアップデートをはさみつつ、さんすすんでしよりまえもどるをかえしてきましたが、今回こんかいしんモデルからはきれいさっぱり「ゼロ」になりました。伝統でんとうえにれたのは「新規しんきユーザそう」にもおもとめやすい戦略せんりゃく価格かかく。(米国べいこくで$399ということは、国内こくない投入とうにゅうされるころにはいよいよ3まん9800えん?)。

プレイステーション2対応たいおうソフトはSCEもかえすとおり7~8ねん収穫しゅうかくであり、一方いっぽうPS3はアップデートでPS / PS2ゲームのこう品位ひんいなアップスケールという非常ひじょう強力きょうりょく武器ぶきれ「(振動しんどうさえあれば) 最強さいきょうのPS2」となったこともおおきな魅力みりょくでしたが、PS2のえはPS2で、PS3はPS3独自どくじ魅力みりょくたたかえるという判断はんだんになったようです。命綱いのちづな身軽みがるになったPS3の跳躍ちょうやく期待きたいです。

(>#1 タイトルを「後方こうほう互換ごかんせい」から「PS2互換ごかんせい」に変更へんこう本文ほんぶんのとおり、今回こんかいのプレスリリースでは初代しょだいPSについて言及げんきゅうなし。)


PSPだい爆発ばくはつ新型しんがた投入とうにゅうでDSに圧勝あっしょう




なにかにつけて劣勢れっせいのイメージでかたられるソニー PSPがしゅう販台すう任天堂にんてんどうDSをいたニュースは先週せんしゅうつたえしましたが、先行せんこう限定げんていパッケージにつづいて通常つうじょうばん新型しんがたPSP投入とうにゅうされた9月20にち以降いこうはさらにだい爆発ばくはつ、リンクさきメディアクリエイト調しらべでは9月17にち~23にちしゅうでなんと27まん7794だい販売はんばいして過去かこ最高さいこう販売はんばい台数だいすう記録きろくしています。おなじしゅう任天堂にんてんどう DS Liteは7まん523だい

またソフトウェアでも、おなじしゅうの20以内いないに3ほんもランクインという(PSPにしては)華々はなばなしい戦果せんかげています(1のCCFF VII(どうこりばんふくむ)、2のメタルギアソリッドポータブルOps+(2400えん戦略せんりゃく価格かかく)、11のメタルギア旧作きゅうさくと「+」パック)。20以内いないプラットフォームの割合わりあいはDSが10ほん、Wiiが5ほん、PS2が2ほんといったところ。日本にっぽん国民こくみんおよび日本にっぽんねこ杓子しゃくし一巡いちじゅんしつつあるのではないかとおもわれるDSをべつカテゴリにおけば、PSPも独自どくじ地位ちい確立かくりつしていることがあらためてよくかるニュースです。


新型しんがたプレイステーション3、FCCに登場とうじょう



ソビエトロシアでは、PS3がSCEを値下ねさげする!というわけで(あれ?)、うわさ廉価れんかばん *かもしれない* しんプレイステーション3がべいFCCに登場とうじょうしています。提出ていしゅつ書類しょるいかれているしん型番かたばんは"CECHG01"。

米国べいこく欧州おうしゅう韓国かんこく登場とうじょうしている80GB HDD搭載とうさいばん(型番かたばんCECHE01)はFCCで存在そんざい発覚はっかくしてからもしばらく「予定よていはありません」と否定ひていつづいたのち正式せいしき発表はっぴょうされるという経過けいかでしたが、今回こんかいしん型番かたばんについては外観がいかんや「別紙べっし現行げんこうモデルとの差異さい」など肝心かんじん部分ぶぶんがソニーのリクエストにより非公開ひこうかい。とはいえBluetooth 2.0+EDRに802.11b/gといったラジオ部分ぶぶん、あるいはCPUやバスのクロック、USB / HDMI / イーサネットポートといった中身なかみ基本きほんてき現行げんこうPS3とわりません(うえのラベルのひだり部分ぶぶんはNTSC N/C | 120V~3A 60Hzへるつ)。

公開こうかいされている部分ぶぶんのテストでUSBポートが2つしか記載きさいされていない、メモリーカードスロットの言及げんきゅうがないといったところから、コスト改善かいぜんのさらにすすんだ基板きばんに40GB HDDを搭載とうさい付加ふかコンポーネントを可能かのうなかぎりめた廉価れんかばんPS3 Liteにちがいない、とするきもあるものの実体じったい不明ふめいのまま。かくされている部分ぶぶんは9月4にちから45日間にちかん非公開ひこうかいとなっているため、おそくとも来月らいげつ20日はつか程度ていどまでにはなにか情報じょうほうかるのではないでしょうか。

[Via Pocket-lint and Spong]

TGS07:振動しんどうりSIXAXIS確定かくてい



SCE 平井ひらい社長しゃちょうのTGS基調きちょう講演こうえんでばばーんと発表はっぴょうされる(らしい)ともっぱらのうわさだった振動しんどう機能きのうつきSIXAXISですが、前日ぜんじつにあっさりと存在そんざい発覚はっかくしてしまったようです。EAの事前じぜんプレスイベントでBurnout ParadiseをこころみゆうしたIGNによると、なにやらみょうおもいコントローラだなとおもえばデュアルショックのような振動しんどうがあり、しかも「Rumble」(振動しんどう)といたステッカーがってあったとのこと。

EAのイベントで使つかわれたコントローラはおそらくプロトタイプとかんがえられますが、新型しんがたたんにSIXAXIS(+振動しんどう)になるのか、DualShock 3になるのかetcは不明ふめい。また、願望がんぼうじりでかたられてきた「SIXAXISの振動しんどう機能きのうたん復活ふっかつするだけでなくあたらしい技術ぎじゅつ使つかったしん世代せだい振動しんどうらしい」といううわさについては、すくなくとも今回こんかい確認かくにんできなかったようです。

うわさ:ふるえるSIXAXISはTGS発表はっぴょう



振動しんどう技術ぎじゅつ特許とっきょのImmersionと和解わかいして以来いらいうわさのえない「振動しんどう機能きのうSIXAXIS」の話題わだい年内ねんない登場とうじょうらしいとも、すでに開発かいはつしゃ配布はいふはじまっているとも、あるいは改良かいりょうばん登場とうじょうするが振動しんどうはないともつたえられてましたが、えいPro-Gの記事きじではランブルりのSDKがすでに配布はいふされているという「開発かいはつしゃ」の証言しょうげん掲載けいさいしています。

また1UPの看板かんばんソニー担当たんとうShane Bettenhausen主張しゅちょうでは振動しんどう機能きのう搭載とうさいした「DualShock 3」コントローラの存在そんざいを「確認かくにん」しており、大幅おおはば進化しんかげたプレイステーション3 システムソフトウェア 2.0とともにTGS( 東京とうきょうゲームショウ)の平井ひらい社長しゃちょう 基調きちょう講演こうえん発表はっぴょうされる、とのこと。うわさとしては順当じゅんとうであり、また基調きちょう講演こうえんでなにもたまがないということはかんがえにくいためあっておかしくないはなしですが、になるのは「SIXAXIS / DualShock 3の振動しんどう進化しんかした振動しんどう」というせつ振動しんどうきゅう世代せだい機能きのうかえしてきた公式こうしき見解けんかい矛盾むじゅんしないどころか堂々どうどう次世代じせだい振動しんどうをアピールできるということもあり、振動しんどう中身なかみにも注目ちゅうもくしたいところです。


改良かいりょうばんSIXAXISはテストちゅう、でも振動しんどう



振動しんどうりのしんSIXAXIS
開発かいはつしゃけに配布はいふちゅうらしい、といううわさ続報ぞくほう。GameProがSCEAの広報こうほう責任せきにんしゃカラカーさん(David Karraker)にわせたところ、たしかに改良かいりょうばんSIXAXISのプロトタイプは存在そんざいしており開発かいはつしゃのもとでテストちゅうではあるものの、振動しんどう機能きのう追加ついかされていないとのこと。改良かいりょうされたのはモーションセンサーおよびアナログスティックの精度せいど

カラカーさんいわく、こうしたこまかな改良かいりょう従来じゅうらいからおこわれてきたもので、「(改良かいりょうばんSIXAXISは) あたらしいコントローラではなく、通常つうじょう改良かいりょう進歩しんぽ一部いちぶにすぎない」。また振動しんどうについては「追加ついかしていないし、発表はっぴょうすることもない」。将来しょうらいわたって追加ついかしないと明言めいげんしたわけではありませんが、現在げんざいすでにテストされているらしい(そしてまもなく市場いちば出回でまわるであろう)新型しんがたはとりあえず振動しんどうきという結論けつろんになったようです。

SIXAXISへの「ぜん世代せだい機能きのう追加ついかについては特許とっきょ侵害しんがいをめぐる訴訟そしょう和解わかい過去かこのライセンス料金りょうきん損害そんがい賠償金ばいしょうきん支払しはらってみちけたとおもわれていましたが(「Immersionとははないをつづけている」by カラカー)、とうImmersionのほうもいろいろと問題もんだいかかえているところからすると、技術ぎじゅつでもライセンス料金りょうきんでもない障害しょうがいがあるのかもしれません。


振動しんどうりSIXAXIS、開発かいはつしゃ配布はいふちゅう



Inner Bitsの「開発かいはつしゃのうわさ」コーナーより。Immersionとの和解わかい振動しんどう復活ふっかつへのみちけたプレイステーション3コントローラですが、すでに振動しんどうりバージョンのプロトタイプが開発かいはつしゃけに提供ていきょうされテストがおこなわれている(らしい)とのこと。公式こうしきには「可能かのうせいはあるが、わたしはらない」(SCEAトレットンさん)、今回こんかいのうわさによれば2、3かげつのうちにも発表はっぴょうがある可能かのうせいたかいとなっています。

そのほかの確認かくにん情報じょうほうとしては、しんSIXAXISは付属ふぞくコントローラとして現行げんこうえてゆくこと(これはまあ当然とうぜん)、しんSIXAXISは振動しんどうとの以外いがいにモーションセンサそのものの品質ひんしつ改善かいぜんされているらしいこと。

れいの"Control docking unit"発明はつめい掲載けいさいされたPSP x SIXAXIS (デュアルショック)ドッキングからしんSIXAXISはPSP Liteを固定こていできるのでは?という妄想もうそうについては、たん出願しゅつがんされただけで実現じつげんされるともげん世代せだいともまっていないから期待きたいしないように、とのこと。やや残念ざんねん

プレイステーション3にデジチューナー、HDDレコーダに


ソニー・コンピュータエンタテインメント ニュージーランドの広報こうほう責任せきにんしゃ Warwick Light地元じもとのインタビューでかたったところによると、現地げんちでは来年らいねん3がつ予定よていされているFreeviewしゃのサービス開始かいしにあわせて、プレイステーション3ようデジチューナーが登場とうじょうするとのこと。Lightによればそとけのデジチューナーとしてテレビが視聴しちょうできるだけでなく、内蔵ないぞうのHDDに番組ばんぐみ録画ろくがするHDDレコーダとしても利用りよう可能かのうとされています。

ニュージーランドは今年ことし3がつにいわゆる欧州おうしゅうばん(コスト削減さくげんばん)PS3が発売はつばいされ、1200NZドル(やく10まんえん)ちか価格かかくにもかかわらず好調こうちょうきを記録きろくしているSCEにとって有望ゆうぼう市場いちば具体ぐたいてきには発売はつばい以来いらい現在げんざいまでに9019だいれています(人口じんこうやく400まんにんひつじ4000まんとう+キーウィ少々しょうしょう)。

さて、になるのはデジタルチューナーの地域ちいきでの展開てんかい。ニュージーランドとおなじDVB-T形式けいしき採用さいようする地域ちいき、たとえば欧州おうしゅうならばBDがみられてデジタルレコーダにもなるホームエンターテインメントマシンというかたをしてくることは十分じゅうぶんかんがえられます。日本にっぽんではデジタル放送ほうそう形式けいしきやコピープロテクトの仕組しくみがちがい、またHDテレビには基本きほんてきデジチューナが内蔵ないぞうされているという事情じじょうがあるものの、ここはやはりPS3をベースにしたBlu-ray PSX(熟成じゅくせい機能きのうつき)の登場とうじょう期待きたいしたいところです。

[via PS3 Fanboy]

PS3在庫ざいこは230まんだい、65nmややおくれ、ぎゃくザヤ解消かいしょうは「今期こんきかなりきびしいかな」


ソニーの2007ねんだい1四半期しはんき 連結れんけつ業績ぎょうせき説明せつめいかいより、ほぼゲーム部門ぶもん集中しゅうちゅうした質疑しつぎ応答おうとうをピックアップ。

Q:かく部門ぶもんごとの業績ぎょうせきについて。

「ゲームについてもですね、利益りえきてきには、想定そうていより若干じゃっかんくなっています。えー、これはひとつにはですね(苦笑くしょう)、あのー、ま、ちょっとかずすこちたということで、まあぎゃくザヤぶんったというようなことも(かるす)ございましてですね(笑)かっこわらい若干じゃっかんですけどこれもまあ、うえぶれしていると」。


Q:在庫ざいこ流通りゅうつう在庫ざいこについて。

「(今回こんかい発表はっぴょう)の(出荷しゅっか)すうが71まん若干じゃっかん当初とうしょ計画けいかくよりがっていることがひとつ。年間ねんかんでの1100まんだいという目標もくひょうは、いまのところ達成たっせいするということでうごいている。だから在庫ざいこレベルとしてはがっているということはえる。(どれくらいでしたっけ?と確認かくにんして)まあ、200おくというレベルでは、がってるんじゃないかと。だいたい流通りゅうつう在庫ざいことしては、60まんだいくらいマーケットにあるかな、というふう理解りかいしています。」


Q:半導体はんどうたい好調こうちょうだが、ゲームの販売はんばいすうちているという。(PS3半導体はんどうたいって)工場こうじょう稼働かどうりつがることは。減損げんそんになる可能かのうせいは。

半導体はんどうたい稼働かどうりつかんしては、現時点げんじてんでは問題もんだいない。1100まんだいを(PS3の)年間ねんかんターゲットとしてやっているかぎりにおいては、(工場こうじょうの)キャパシティからも先行せんこうてきにやってゆく必要ひつようがあり、稼働かどうりつについては全然ぜんぜん問題もんだいはない。(かりかずがっても)そとしているものを(ソニーの工場こうじょうに)むといったかたち調整ちょうせいできるところもまだあり、減損げんそんということは、相当そうとうひどいかずにならないかぎりありえないとかんがえています。」



Q:65ナノプロセス時期じきは。ぎゃくザヤ(るほどそん)解消かいしょうのタイミングは65nmなのか。ぎゃくザヤ解消かいしょうのトリガーについて。

ぎゃくザヤ解消かいしょうおおきなところはたしかにCellのコストダウン。それからRSXだとか、半導体はんどうたいがまずおおきい。それから(ドライブの)ピックアップ。これもおおきい。

まずCellが65nmにきます。具体ぐたいてきにいつとはもうげられないが、いずれにしてもピークにそのへんはてくると理解りかいしていただいて問題もんだいない。RSXについては多少たしょうおくれるのではとかんがえている。ぎゃくザヤを解消かいしょうするのはそれらが全部ぜんぶたあとということになりますので、今期こんきギリギリどうかな?ってかんじでみてますけども。具体ぐたいてきなことについては、いま段階だんかい断定だんていてきにはいえることではないと。」

つづきます。

つづきをPS3在庫ざいこは230まんだい、65nmややおくれ、ぎゃくザヤ解消かいしょうは「今期こんきかなりきびしいかな」


ソニー 2007ねんQ1業績ぎょうせき、エレキ好調こうちょう増益ぞうえき&「生産せいさん出荷しゅっか発表はっぴょうりやめ



ソニーの2007年度ねんどだい1四半期しはんき (4がつ1にちから6がつ30にち)の連結れんけつ業績ぎょうせき発表はっぴょうされました。内容ないようおもにエレクトロニクス部門ぶもん好調こうちょう営業えいぎょう利益りえき+267.2%というあかるいもの。

リンクさきpdfをつらつらながめてゆきますと、まず全体ぜんたい売上うりあげだか前年ぜんねん同期どうき13.3%ぞう前年ぜんねん同期どうき為替かわせレートで補正ほせいすると7%の増収ぞうしゅう内容ないようはエレキ部門ぶもんのサイバーショット、BRAVIA、ハンディカムが好調こうちょうで11.6%の増収ぞうしゅう(どう4%)、ゲーム部門ぶもんはPS3がれたぶん60.5%の増収ぞうしゅう

つぎ連結れんけつ利益りえきは、前年ぜんねん同期どうき267.2%ぞうの993おくえん。エレクトロニクス部門ぶもんは77.7%ぞうだい健闘けんとう映画えいが部門ぶもんはDVD販売はんばい新作しんさく公開こうかいのスケジュールで四半期しはんき単位たんいではおおきくうごくものの前年ぜんねん同期どうき +13.0%。懸案けんあんのゲーム部門ぶもん売上うりあげだか1966おくえん営業えいぎょう損失そんしつ 292おくえんと、PS3の「戦略せんりゃくてき価格かかく設定せってい」により赤字あかじ拡大かくだいしています。

ここではさまれている(6ページ)ハードウェアのぜん地域ちいき合計ごうけい売上うりあげ台数だいすう(※)は:

PS2: 270まんだい(前年ぜんねん同期どうき+37まんだい)
PSP: 214まんだい (どう+73まんだい)
PS3: 71まんだい

生産せいさん出荷しゅっか1おくだいえてますます健在けんざいなPS2、北米ほくべい欧州おうしゅうでの値下ねさ効果こうか発揮はっきされたPSP、跳躍ちょうやくけて暖気のんき運転うんてんちゅうのPS3といった数字すうじです(年度内ねんどない目標もくひょうは1100まんだい)。そのしたにあるなにやらちいさい注意ちゅういきをんでみますと、「※ソニーは2007年度ねんどだい1四半期しはんきより、ハードウェア、ソフトウェア製品せいひん数量すうりょうについて、従来じゅうらい生産せいさん出荷しゅっか台数だいすう本数ほんすうから、売上うりあげ台数だいすう本数ほんすう変更へんこうしました」だそうです。さて、つぎのページにす......え?
※ソニーは2007年度ねんどだい1四半期しはんきより、ハードウェア、ソフトウェア製品せいひん数量すうりょうについて、従来じゅうらい生産せいさん出荷しゅっか台数だいすう本数ほんすうから、売上うりあげ台数だいすう本数ほんすう変更へんこうしました。
えええ?!

つづきをソニー 2007ねんQ1業績ぎょうせき、エレキ好調こうちょう増益ぞうえき&「生産せいさん出荷しゅっか発表はっぴょうりやめ


プレイステーション3 システムソフトウェア 1.90:CDアプコン、壁紙かべがみ絵文字えもじ



プレイステーション3のシステムソフトウェアがv1.90にバージョンアップ、いつものようにネットワーク経由けいゆでアップデータをダウンロードできます。今回こんかい目玉めだまはCDのアプコン出力しゅつりょく対応たいおうしたこと。ミュージック設定せってい音楽おんがくCDの出力しゅつりょくを48KHz と 44.1/88.2/176.4kHzきろへるつ選択せんたく可能かのうになりました。そのほかこまかな改良かいりょうは:

  • XMB(トップメニュー)の背景はいけい写真しゃしんれるように
  • フォントが選択せんたく可能かのう
  • メッセージング機能きのうかお文字もじ使用しよう可能かのう
  • 簡体字かんたいじ中国語ちゅうごくご入力にゅうりょく
  • 繁体字はんたいじ中国語ちゅうごくご入力にゅうりょく方式ほうしき選択せんたく
  • XMBじょうのゲームならえ(作成さくせい昇順しょうじゅん降順こうじゅん、フォーマットじゅん)
  • ブラウザのインライン文字もじ入力にゅうりょく
  • ディスクのイジェクトメニュー
  • メモステや外部がいぶHDDじょうのAVCHD再生さいせい
  • トリックプレイの強化きょうか
  • DVD / BD視聴しちょうちゅう画質がしつ設定せっていオプション
といったところ。ですが、アップデート項目こうもくのリストにない、PS3の使つか勝手がって劇的げきてき改善かいぜんするてんがさりげなくくわわりました。それは「アップデートのたびにコントローラを有線ゆうせん接続せつぞくなお必要ひつようがなくなった」。WiiやXbox 360といった機種きしゅしかっていないほうには一体いったいなんのはなしをしているかからないとおもわれるため説明せつめいしますと、プレイステーション3は小刻こきざみにアップデートをかえして機能きのう漸次ぜんじえてゆくのが魅力みりょくではあるものの、アップデートするたびに無線むせんコントローラを有線ゆうせんでつなぎなおしてペアリングをやりなおすというわけからない手間てまがありました。

それが今回こんかいのアップデートからはたんにダウンロード>アップデート実施じっし操作そうさ可能かのうに!SCEのすばらしい技術ぎじゅつりょくに、えらばれたユーザとしてのほこらしさにむねいたくなります。これはもしや!とおもいPS2ゲームを実行じっこうしてみましたが、こちらは相変あいかわらずゲーム開始かいしで「PSボタンをしてください」>すうびょうって接続せつぞく、ゲーム終了しゅうりょうも「PSボタンをしてください」>微妙びみょうって操作そうさ可能かのうのまま。

すうびょうつこと自体じたいはまったくなんでもないのですが、起動きどうしてしばらくってから不意ふいにPSボタンをすように指示しじされること、してから認識にんしきされるまで微妙びみょうあいだがあること、XMBにもどってからもまたおなじ手続てつづきをかえすこと......ときわめて些細ささい違和感いわかんがあります。せめて入力にゅうりょくけるようになったタイミングで コントローラがふるえる おとでもればよいのですが。とはいえ、アップデートで有線ゆうせん接続せつぞくが8かげつらずで改善かいぜんされたということはこちらも近々ちかぢかストレスフリーになるはず。

CDのアプコンについていえば、当然とうぜんながら88.2/176.4kHzきろへるつけるオーディオ機器きき必要ひつようとなります。「SACD」がなんだかっていて対応たいおう機器ききっているだい大人おとなをターゲットにしたユニバーサルプレーヤとしては順当じゅんとうなうれしいアップデートです。「CellはセキュアレイヤーがあるからDVDもリッピングできる」という構想こうそうかたられていたPS3だけに、つぎはSACDのリッピング・CDのDSD変換へんかんみ・DVDの「熟成じゅくせい」リッピングあたりに期待きたいです。

しゅく:プレイステーション3 国内こくない累計るいけい販売はんばい100まんだい達成たっせい! Wiiは300まんだい



大丈夫だいじょうぶ。エンターブレイン調しらべだよ?によると、ソニー プレイステーション3の国内こくない累計るいけい販売はんばい台数だいすうはやくも100まんだい突破とっぱしました! なにかにつけて「ライバル」との不毛ふもう比較ひかくばかりが報道ほうどうされるプレイステーションですが、発売はつばいからわずか8カ月かげつほどで貫禄かんろくの100まんだいプラットフォームの獲得かくとくしたことになります。

「あれ?"プレイステーション3国内こくない100まんだい"ってずいぶんまえかけたけど?」という貴方あなた今年ことし1がつ16にちにソニー・コンピュータエンタテインメントが「SCEI史上しじょう最速さいそくげ」とほこらしげに発表はっぴょうした数字すうじれい生産せいさん出荷しゅっか、つまり工場こうじょうからたけれど実際じっさい出荷しゅっかされていない台数だいすうふく数字すうじです(たとえば生産せいさん出荷しゅっか550まんだい時点じてんで190まんだい)。すなわち、1がつ生産せいさん出荷しゅっか100まんだいからわずか半年はんとし在庫ざいこけた計算けいさん

一方いっぽう、「需要じゅよう見通みとおちから十分じゅうぶんなかった」とトップみずからかたり、年末ねんまつまでつづ可能かのうせいがある供給きょうきゅう不足ふそく気息奄々きそくえんえん任天堂にんてんどうのWiiはようやく販売はんばい台数だいすう300まんだいにこぎけました。

現時点げんじてんでの数字すうじだけをみれば誤差ごさ程度ていどでWiiがれているものの、PS3は「がりがおそくてもがつけば津波つなみ」「来年らいねん3がつには圧勝あっしょう」(SCEEリーブスCEO)、「ライフサイクルは10ねん。8カ月かげつ時点じてん数字すうじには意味いみがない」(SCEAトレットンCEO)。

昨年さくねん実機じっきそろったときに撮影さつえいした最新さいしん世代せだい勢揃せいぞろ写真しゃしん偶然ぐうぜんにも販売はんばい台数だいすうどおりのならびになっていますが、Wiiのトップの位置いちはいかにも不安定ふあんていです。本当ほんとう数字すうじをアピールして不当ふとう惨敗ざんぱいムードをくつがえすためにも、ソニーは「国民こくみんWiiのさんぶんいちれているPS3!」「PS3 最大さいだいのヒットタイトルはあのWii Sports 6ほんにつき1ほんれています!」と広報こうほうしてみてはいかがでしょうか。

追記ついき一番いちばんのXbox 360は世界せかいやく1200まんだい国内こくないで40まんだいえたくらい。

Engadgetインタビュー:SCEグループCEO平井ひらい一夫かずお・SCEAジャック・トレットン (後編こうへん)



(前半ぜんはん SCEインタビュー パート1からつづき。)

Engadget:
では、これはとくにKazに質問しつもんです。ソニー内部ないぶで、またゲーム部門ぶもんのなかで、クタラギ・サンが前線ぜんせんはなれたことでビジネスはどのようにわったとかんがえていますか。


平井ひらい
微妙びみょう変化へんかはすでにいくつもあります。ちょっとちがった視点してんまれたといいますか。というのは、わたしは11ねんか12年間ねんかんほどいまのジャックの位置いち、つまり地域ちいきのトップというポジションにいたわけですが、日本にっぽんからは北米ほくべいマーケットにぞくする問題もんだいについても非常ひじょうおおくのインプットがとどきました。こちらが受信じゅしんするがわ日本にっぽん発信はっしんがわというわけです。なかには、それは日本にっぽん欧州おうしゅうけにはすばらしいアイデアかもしれないけれども、ここ米国べいこくではちょっとどうなのかな、といわざるをなかったこともあります。べつ場合ばあいでは、欧州おうしゅう北米ほくべいでの戦略せんりゃくをみてこれはいけるとおもっても、実際じっさいにヨーロッパではあまり有効ゆうこうではなかったり、といった。

そこではじめようとしている変化へんかは、地域ちいき指導しどうたいしてより自律じりつせいを、よりつよ決定けっていけんを、それにともな責任せきにんを、そして成功せいこうしたときにはよりおおきな評価ひょうかあたえることです。まずはちいさなことからはじめています。たとえばジャックがPSPについてはなしていましたが、今回こんかいくろ当然とうぜんとして、シルバーとホワイトを用意よういしています。東京とうきょうから北米ほくべいにこのいろとこのいろりなさいとか、この5しょくのなかからえらびなさいだとか、どれも北米ほくべいきではないけれどともかくこのなかからというやりかたとはちがって、あたらしいプロセスはたとえば「ジャック、どんないろしいかおしえてくれ。そのとおりにつくるから」といったようなものです。そうしたちいさなことからはじめていますが、いずれはもっとおおきな問題もんだいについても同様どうようになります。地域ちいき本部ほんぶたいしてもっと自治じちをということです。

つづきをEngadgetインタビュー:SCEグループCEO平井ひらい一夫かずお・SCEAジャック・トレットン (後編こうへん)


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