マシンで鍛えて介護いらず 大田区
介護予防に活用されているマシン
地元企業が開発したトレーニングマシンで介護予防を――。大田区役所や区内のクアハウスなどで、健康作りのためのスクワット機材の設置が進められている。区の担当者は「区民が地元の中小企業の製品に関心を持つきっかけにもしたい」と話している。
マシンは産業機械製造会社「オージーエー」(萩中3)が2004年、都立大学(現・首都大学東京)の協力で作った「ステッキレス」。バネ仕掛けで上下するイスに腰掛け、屈伸運動を行うもので、足腰の筋肉を鍛え、転倒予防につながるという。今夏から区役所や平和島温泉クアハウス(平和島1)に順次、置かれており、1回100円で7分ほどトレーニングできる。
(2009年11月6日 読売新聞)