さらに大手2社がアマゾンと再交渉、Kindle本を値上げへ
思えばアマゾンがDTPサービス向けに「印税70%が欲しければ各種条件を飲むべし」というオプションを提案してまだ一月足らず。iPad + iBookstoreというライバルが出現し、アマゾンは少なくとも大手出版社との関係において価格決定権を失い、戦略の再考が求められることになります。
ちなみにマクミラン、HarperCollins、Hachette Book GroupはいずれもiPad発表会でiBookstoreのパートナーとして紹介された出版社。米国の6大出版社で残るは同じくiBoostoreパートナーのSimon & ShusterとPenguin Books、そしてKindle本は提供中なのにiPad発表会では名前のなかったランダムハウスです。さらに余談ながら、iPadを発表直前にリークしたマグロウヒルはけっきょく発表会では名前を挙げてもらえず。怒らせてはいけない人を怒らせるとどうなるか身をもって知ることとなってしまいました。
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