竹原信一市長(51)の出席拒否で空転が続く鹿児島県阿久根市議会(定数16)3月定例会は19日、最終日を迎え、最終本会議が始まった。竹原市長は姿を見せていない。本会議では、市長による議会解散を画策する市長派(4人)が市長不信任案を提案したが、採決で一転して反対する不可解な行動をとり、解散を回避したい反市長派(12人)とともに全会一致で否決した。
反市長派は「議会と市民をもてあそんでいる」などと激しく反発している。市長派の狙いは、市長不信任案を可決することで、これを受けた市長に議会を解散させ、出直し市議選に持ち込むことだった。