透き通った歌声で世界中にファンを持つキャサリン・ジェンキンスが、新アルバム「Believe」を発表した。クラシックの歌唱を土台に活躍するクロスオーバーアーティストで、新アルバムではロック、レゲエ、シャンソンなどこれまで以上に幅広いジャンルに挑戦し、新境地を開いている。
イギリス・ウェールズ出身で、2004年にデビュー。オペラを中心とした名曲コレクションや聖歌集など発表するアルバムは立て続けにイギリスのクラシックチャートで1位を記録。高級万年筆モンブランのイメージ・キャラクターを務めた美貌(びぼう)と、控えめで素朴な人柄もあって、世界中で愛されてきた。
新アルバムは7作目。米ロックバンド、エバネッセンスの「ブリング・ミー・トゥ・ライフ」、シャンソン歌手、エディット・ピアフの代表曲「ラ・ヴィ・アン・ローズ(ばら色の人生)」、レゲエ歌手、ボブ・マーリーが歌った「ノー・ウーマン、ノー・クライ」など、カバージャンルがとにかく多彩。それらの曲を、ときにエレガントに、ときに高らかに、愛をこめて歌い上げる。
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