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グラスで楽しむ カリフォルニアワインの旅へ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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ワインの楽しみ広げるバイ・ザ・グラス

カリフォルニアワインの魅力みりょく多様たようせいにあります。様々さまざま品種ひんしゅ栽培さいばいされ、あじわいもスタイルも、ヴァラエティにんでいます。これは産地さんちひろく、気候きこう海洋かいようせいから内陸ないりくせいまで幅広はばひろいためです。

ワインの魅力みりょくにふれると、様々さまざまあじわいをためしたくなります。その希望きぼうにふさわしいのが、バイ・ザ・グラスのサービスです。しろワインもあかワインも、重厚じゅうこうあじわいも、果実かじつあじあふれるフレッシュさも、グラスですこしづつたのしむことができます。

カリフォルニアはワインだけでなく、豊富ほうふ食材しょくざい駆使くしした料理りょうりでもられます。バイ・ザ・グラスのサービスが普及ふきゅうしたのは当然とうぜんのことでした。評判ひょうばんのレストランでは、新鮮しんせん魚介ぎょかい野菜やさいうまみあふれる肉類にくるい自由じゆう駆使くしした複雑ふくざつ料理りょうりきょうされます。

フレッシュな野菜やさいのサラダにはソーヴィニヨン・ブラン、バターを使つかったリッチな海老えび料理りょうりにはシャルドネ、スパイスをきかせたさかな料理りょうりにはヴィオニエ、という具合ぐあいに、グラスワインをたのしめます。

あかワインなら、豪快ごうかいほねきステーキにカベルネ・ソーヴィニヨン、キノコを使つかったにわとり料理りょうりにはピノ・ノワールという具合ぐあいに、これまた多彩たさいたのしみかたができます。

このバイ・ザ・グラス。じつうみやま食材しょくざいはいこんじる和食わしょく日本にっぽん食卓しょくたくにもてきしているのです。レストランでバイ・ザ・グラスをたのしめば、あなたのワインのたのしみがひろがるのは間違まちがいありません。

カリフォルニアは「サステイナブル」の先進地

「サステイナブル」という言葉ことばみみにしたほうおおいでしょう。最近さいきんは「サステイナブルコーヒー」という商品しょうひんまでています。元々もともとは「持続じぞく可能かのう」という意味いみですが、カリフォルニアのワイン生産せいさんでも、近年きんねんはサステイナブルな志向しこうたかまっています。

カリフォルニアしゅうで、「サステイナブル・ワイングローイング」(環境かんきょう保全ほぜんがたワイン生産せいさん)を認証にんしょうするはじめてのプログラムがスタートしました。ワイン・インスティテュートとブドウ栽培さいばい組合くみあい共同きょうどうで、「カリフォルニア環境かんきょう保全ほぜんがたワイン連盟れんめい」を設立せつりつし、ワイナリーやブドウ栽培さいばい農家のうかみを認証にんしょうする仕組しくみです。

環境かんきょう保全ほぜんがたワイン生産せいさんを、一言ひとことえば、地球ちきゅう環境かんきょうにやさしいワイン生産せいさんです。有機ゆうき栽培さいばいちかいのですが、経済けいざいてき実行じっこうできるかどうかも配慮はいりょし、必要ひつよう場合ばあい最小限さいしょうげん農薬のうやく使用しようします。有機ゆうき栽培さいばいが、農薬のうやくなどブドウはたけ栽培さいばい手法しゅほう力点りきてんくのにたいして、環境かんきょう保全ほぜんがたでは労働ろうどうしゃ健康けんこう、ワイナリーの排水はいすい耕作こうさくともな大気たいき汚染おせんなど、生産せいさん過程かてい全体ぜんたいつうじた環境かんきょう保全ほぜん重視じゅうししています。

おおくのワイナリーが、ワイナリーやブドウはたけ一部いちぶ、あるいは全部ぜんぶで、認証にんしょう取得しゅとくしています。カリフォルニアでは、太陽光たいようこう発電はつでんやワイナリーで使用しようする洗浄せんじょうすいのリサイクルなどに積極せっきょくてき生産せいさんしゃおおいのです。

はたけ農薬のうやく使つかわなくても、ワインの輸送ゆそう耕作こうさくようトラクターのはいガスで環境かんきょう汚染おせんこしては、意味いみがありません。地球ちきゅうにやさしい農業のうぎょうむのは、簡単かんたんなことではないのです。