岩手県が義援金配分を決定、総額は144億円
東日本大震災の義援金の扱いを決める岩手県の委員会が18日開かれ、死亡・行方不明者には計50万円を家族らに支給し、住宅の全壊・全焼も1戸当たり計50万円、半壊・半焼では計25万円を配分することを決めた。
同日開かれた「東北地方太平洋沖地震及び津波義援金配分委員会」によると、義援金の総額は国、101億円、県、43億円の計約144億円となっている。
同県内では死亡・行方不明者は16日現在で7962人、住宅の全壊・全焼は1万8047戸、半壊・半焼は5830戸。20日頃に県が市町村に入金し、市町村から対象者に振り込まれる。
(2011年4月18日19時16分 読売新聞)