小学生にあげるお年玉の金額(アンケートより)は、1都6県の20~39歳の男性200人を対象に調査した
そろそろお年玉の季節。親戚の子どもに一体いくらあげればいいのか、判断は難しい。そこで、20~30代の男性を対象に、お年玉に関するアンケート調査を実施した。
アンケートでは、親戚の子どもを年齢別で6つに分け(1~3歳/幼稚園/小学生/中学生/高校生/大学生)、回答者があげるお年玉の金額を尋ねている。結果は以下の通り。
【親戚の子どもにいくらお年玉をあげますか?】
●子どもが1~3歳の場合
1位 あげない 50.0%
2位 1000円程度 25.0%
3位 500円程度 13.0%
4位 3000円程度 9.0%
5位 5000円程度 2.0%
6位 1万円程度 1.0%
7位 3万円以上 0.0%
●子どもが幼稚園児の場合
1位 あげない 40.5%
2位 1000円程度 25.5%
3位 3000円程度 17.5%
4位 500円程度 12.5%
5位 5000円程度 3.0%
6位 1万円程度 1.0%
7位 3万円以上 0.0%
●子どもが小学生の場合
1位 あげない 33.5%
2位 3000円程度 26.0%
3位 1000円程度 20.5%
4位 5000円程度 14.5%
5位 500円程度 3.5%
6位 1万円程度 2.0%
7位 3万円以上 0.0%
●子どもが中学生の場合
1位 あげない 36.5%
2位 5000円程度 29.5%
3位 3000円程度 17.0%
4位 1万円程度 9.5%
5位 1000円程度 6.5%
6位 500円程度 1.0%
7位 3万円以上 0.0%
●子どもが高校生の場合
1位 あげない 41.5%
2位 5000円程度 27.0%
3位 1万円程度 22.5%
4位 3000円程度 4.0%
5位 1000円程度 3.0%
6位 500円程度 1.5%
7位 3万円以上 0.5%
●子どもが大学生の場合
1位 あげない 56.5%
2位 1万円程度 27.0%
3位 5000円程度 10.0%
4位 1000円程度 3.0%
5位 3万円以上 1.5%
6位 500円程度 1.0%
6位 3000円程度 1.0%
子どもの年代にかかわらず、意外にも多かったのが「あげない」という回答。幼稚園以下の小さな子どもならともかく、小中学生に対しても35%前後の人が「あげない」と答えているのは、昨今の景気の世知辛さを反映しているのだろうか…。
そうはいっても、60%を超える大多数は、小中学生にお年玉をあげると回答している。気になる金額は、子どもが小学生なら「1000程度」「3000円程度」がボリュームゾーンで、「あげる」と答えた人の約7割を占めた。中学生になると、少し金額のラインが上昇し、同じく7割が「3000程度」「5000円程度」をあげると回答している。
高校生に対しては「あげない」という人が41.5%、大学生になると56.5%となった。いずれも、あげる人のほとんどは「5000円程度」「1万円程度」と回答しており、少数ながら「3万円以上」との声もあった。5000~1万円となれば、出費が続いた年末直後の財布には、なかなか深刻な額。とはいえ、相手が高校生以上になると、ちょっとした金額ではごまかせそうになく、「もう大きいんだから、お年玉なんてあげたら失礼だろう」など、完全回避のセリフも用意しておいた方が良さそうだ。
R25世代にとっての甥・姪が多いであろう幼い子どもは、1~3歳の場合「あげない」が50%、幼稚園児の場合は「あげない」が40.5%となった。お年玉を省略してもさほど問題はなさそうだが、あげても金額は3000円以下が主流だ。
「あげる」「あげない」の意見は分かるところだが、意外と重要になるのが、“子どもの親や祖父母との関係”。自分が子どものとき、たくさんもらった親戚の子どもなら、多少ふんぱつしてでも、恩に報いたいところだ。R25世代の皆さん、ガンバりましょう…!
(小越建典/アバンギャルド)
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