巡査部長、現金抜き取り=窃盗疑い、処分へ−大阪府警
大阪府警八尾署交通課の50代の男性巡査部長がパチンコ店で客の財布から現金を抜き取ったとして、窃盗の疑いで府警に事情聴取されていることが26日、分かった。府警は経緯を詳しく調べるとともに、巡査部長を処分する方針。
府警監察室によると、巡査部長は25日午後7時ごろ、同府寝屋川市のパチンコ店で、足元に落ちていた男性客の財布を拾い、トイレで現金4万2000円を抜き取った疑いが持たれている。
パチンコ店の防犯カメラの映像に、巡査部長が財布を拾う様子が映っており、駆け付けた寝屋川署員が巡査部長に任意で事情を聴いたところ、「出来心でやってしまった」と認めたという。巡査部長はその場で全額を男性客に返金した。