東京五輪準備「順調でない」82%…読売調査
読売新聞社は、スポーツに関する全国世論調査(郵送方式)を実施した。
2020年の東京五輪・パラリンピックに「関心がある」とした人は82%で、昨年1~2月調査と並んで高い割合を示したが、開催準備が順調に進んでいると「思わない」との回答も82%に上り、昨年の80%からほとんど変化がなかった。
五輪の準備状況について、依然厳しい見方が多かったのは、開催経費の削減が大きな問題となったことや、都外で開催される競技の仮設施設整備費の負担を巡る国、大会組織委員会、都、都以外の地方自治体の対立なども影響したとみられる。
今後、国と関係団体が力を入れるべきこと(三つまで)のトップは「テロ対策の強化」44%(昨年54%)。「大会開催費用の縮減」は33%(同28%)に上がった。
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2017年03月03日
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