野党やとうが年金ねんきん支給しきゅう漏もれ追及ついきゅう…衆院しゅういん解散かいさん前ぜん最後さいごの論戦ろんせん

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  衆院しゅういん厚生こうせい労働ろうどう委員いいん会かいの閉会へいかい中ちゅう審査しんさで答弁とうべんをする加藤かとう厚労相こうろうしょう（２０日にち午前ごぜん、国会こっかいで）＝青山あおやま謙太郎けんたろう撮影さつえい

　衆院しゅういん厚生こうせい労働ろうどう委員いいん会かいは２０日にち、総額そうがく約やく６００億おく円えんの年金ねんきん支給しきゅう漏もれが発覚はっかくした問題もんだいについての閉会へいかい中ちゅう審査しんさを行おこなった。

　加藤かとう厚生あつお労働ろうどう相しょうは「支払しはらうべき年金ねんきんが適正てきせいに支払しはらわれなかったことは誠まことに遺憾いかんだ」と述のべ、再発さいはつ防止ぼうし策さくを徹底てっていする考かんがえを示しめした。衆院しゅういん選せんが「１０月がつ１０日にち公示こうじ・２２日にち投開票とうかいひょう」の日程にっていで行おこなわれる見通みとおしとなったことを受うけ、衆院しゅういん解散かいさん前まえの最後さいごの国会こっかい論戦ろんせんとなり、野党やとうは政府せいふへの追及ついきゅうを強つよめた。

　加藤かとう氏しは「日本にっぽん年金ねんきん機構きこうが事務じむ処理しょり誤あやまりの根絶こんぜつに向むけた取とり組くみに努つとめ、今後こんごこうした事態じたいが生しょうじないよう対応たいおうしていく」と強調きょうちょうした。職員しょくいんの処分しょぶんについては「今月こんげつ中ちゅうに行おこなうことを前提ぜんていに、機構きこうの規定きていに違反いはんがあったかどうかなどを踏ふまえて対処たいしょしたい」と述のべた。