デザイン / Design

毎年まいとし数すう十じゅう億おく本ほんが販売はんばいされているタイヤ市場いちばでは、長ながい耐用たいよう距離きょり・環境かんきょう性能せいのう・静しず音おと性せいという三拍子さんびょうしがそろった理想りそうの電気でんき自動車じどうしゃ用ようタイヤ開発かいはつを目指めざした競争きょうそうが繰くり広ひろげられている。その結果けっかは、地球ちきゅう上じょうのすべてのクルマに恩恵おんけいをもたらすかもしれない。

3Dプリンティングはスニーカーのデザインに待望たいぼうのイノベーションを注つぎ込こみつつあるが、大手おおてが苦戦くせんする──あるいは二にの足あしを踏ふむ──領域りょういきを実際じっさいに主導しゅどうしているのは、小規模しょうきぼブランドだ。

来きたる1月がつ28日にち（火ひ）、ソニーグループ クリエイティブセンターが11月29日にちにリリースした書籍しょせき『SIGNALS Creative Research No.1』の刊行かんこうイベントが、代官山だいかんやま蔦つた屋や書店しょてんにて開催かいさいされる。ゲストには、同誌どうしにも登場とうじょうするYOASOBIプロデューサー・屋代やしろ陽平ようへい氏しも登壇とうだん。貴重きちょうな機会きかいをお見逃みのがししなく！

専門せんもん的てきなツールを使つかわなくても、誰だれもが簡単かんたんにデザイン制作せいさくができるようにすることで急きゅう成長せいちょうしたCanvaにとって、生成せいせいAIは存亡そんぼうの危機ききをもたらすかもしれなかった。しかし、CEOのメラニー・パーキンスは、AIによって世界せかいがより"視覚しかく的てき"になっていくだけだと語かたる。

2024年ねんもたくさんのガジェットが登場とうじょうし、WIRED.jpでも多おおくのレビューやレポート記事きじが掲載けいさいされた。その大半たいはんはワイヤレスイヤフォンにスマートフォン、スマートウォッチなど。いずれも間違まちがいなく性能せいのうは進化しんかはしているし、デザインだって洗練せんれんされ続つづけている。が、よく読よまれた記事きじを振ふり返かえってみると、気きになることがあった。『WIRED』日本にっぽん版ばんが振ふり返かえる2024年ねん（ガジェット編へん）。

人間にんげんがより人間にんげんらしくいられるための「カーム・テクノロジー」というデザインアプローチ。その支持しじが、静しずかながら確実かくじつに世界せかいに広ひろまっている。11月、Calm Tech Instituite創始そうし者しゃ、アンバー・ケースが京都きょうとを訪問ほうもん。同地どうちに同どう団体だんたい初はつの海外かいがい拠点きょてんを開設かいせつしたことと、新あらたな認証にんしょうプログラムがスタートしたことを報告ほうこくした。

国威こくい発揚はつよう型がたの万博ばんぱくから、多元的たげんてきな未来みらいへの道筋みちすじを選えらぶための万博ばんぱくへ。そのためには、より多おおくの人々ひとびとが共きょう創そうするための「かかわりしろ」をいかに拡ひろげられるかが問とわれている。

ゴールドウインとファッションデザイナー中里なかさと唯ゆい馬ばが、2025年ねん大阪おおさか・関西かんさい万博ばんぱくのシグネチャーパビリオン「Better Co-Being」のアテンダントスタッフユニフォームを制作せいさくした。慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく教授きょうじゅの宮田みやた裕章ひろあきがプロデュースした屋根やねも壁かべもないパビリオンのための服ふくは、夏なつが年々ねんねん過酷かこくになっていくいま、未来みらいの装よそおいのあり方かたを問とうている。

2025年ねんの電気でんき自動車じどうしゃ（EV）は、スタイルと実用じつよう性せいを兼かね備そなえたデザインで注目ちゅうもくされることだろう。街まちの中なか、自然しぜんの中なか、さらには水みずの中なかでも存在そんざい感かんを発揮はっきする未来みらいのモビリティを紹介しょうかいする。

2025年ねん4月がつ、大阪おおさか・関西かんさい万博ばんぱくは開幕かいまくしているはずだ。「未来みらい社会しゃかいの実験じっけん場じょう」のコンセプトのもと、世界せかいから人ひとや技術ぎじゅつやアイデアが集あつまるだろう。『WIRED』日本にっぽん版ばんはひと足早あしはやく会場かいじょうの夢ゆめ洲しゅうへ。正せい円えんに切きり取とるかのような大阪おおさか湾わんの空そらの下した、パビリオンは姿すがたを現あらわしつつあった。

12月19日にち（木き）に紀尾井きおいホールにて開催かいさいされる渋谷しぶや慶一郎けいいちろうのピアノソロコンサート。そのステージデザインがこのたび公開こうかいとなった。デザインを手てがけたのは建築けんちく家かの妹島いもうとじま和世かずよ。どのような狙ねらいのもと、いかなる意匠いしょうが込こめられているのだろうか？