コーエーテクモゲームスは2014
年1
月28
日,
「YAIBA: NINJA GAIDEN Z」(
PlayStation 3 /
Xbox 360)および
「影牢 〜ダークサイド プリンセス〜」(
PlayStation 3 /
PlayStation Vita)のプレス
向け
体験会を,
東京都内の
同社 市ヶ谷オフィスにて
開催した。
本稿では,そこで
両タイトルのプロデューサーが
発表した
最新情報を
中心に,イベントの
模様をお
伝えしよう。
なお,
記事中で
紹介している
両タイトルの
操作方法やボタン
表記はPS3のコントローラに
準じている。
体験会冒頭の
挨拶では,「YAIBA:NINJA GAIDEN Z」のエグゼクティブプロデューサー/コンセプターを
務めるcomceptの
稲船敬二氏と,Team NINJAのプロデューサーである
早矢仕洋介氏が
登壇。
稲船氏は,
本作を
従来のアクションゲームとは
毛色の
違うものにしたいと
考え,コミック
調のグラフィックスを
採用したと
説明。その
一方で,アクション
自体はTeam NINJAタイトルの
手触り
感を
残しながら,
稲船氏自身のテイストを
加えたものに
仕上がっているとした。
「YAIBA:NINJA GAIDEN Z」エグゼクティブプロデューサー/コンセプター 稲船敬二氏
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さらに
稲船氏は,
本作を「
忍者あり,ゾンビあり,メカありの
贅沢なゲーム」「やりたいこと,
好きなものを
全部詰め
込んだ」と
表現。かつて
氏は
旧テクモの
「忍者龍剣伝」シリーズをやり
込んでいたとのことで,その
流れを
汲むタイトルに
携われることにエキサイトしたと
語った。
早矢仕氏は,「YAIBA:NINJA GAIDEN Z」の
最新情報として,まず2014
年3
月6
日となっていた
発売日を
3月27日に変更するとを
発表した。
開発現場では,さらなるクオリティ
向上のため,
最後のブラッシュアップを
行っているとのことである。
「YAIBA:NINJA GAIDEN Z」プロデューサー 早矢仕洋介氏
|
また,「YAIBA:NINJA GAIDEN Z」のコラボレーションは
「ぶっ飛んだものにしたい」という
思いがあると
説明し,すでに
発表されている
映画「ヌイグルマーZ」や
稲船氏の
手がける「
Mighty No.9」とのコラボを
紹介。さらに
最新コラボ
情報として,「
DEAD OR ALIVE 5 ULTIMATE」のハヤブサと
紅葉のコスチュームが,
本タイトルの
初回封入特典となることを
明らかにした。
最後に
早矢仕氏は,
本タイトルを「“
忍者×ゾンビ×メカ”という,これまでにないアクションゲーム」と
表現し,その
新しい
刺激をぜひ
確認してほしいと
意気込みを
見せた。
「YAIBA:NINJA GAIDEN Z」の戦闘では,スラッシュ([□]ボタン),サイボーグアームによるパンチ([△]ボタン),チェーンを伸ばしてサイボーグアームを振り回すフレイル攻撃([○]ボタン)を組み合わせてコンボを繰り出し,ゾンビを蹴散らしていく |
カットインの演出とともに現れる中ボスは,敵の攻撃をガード([R1]ボタン)したり,ダッシュ([×]ボタン)で背後に回り込んだりしないと,思うようにダメージを与えられないので,やみくもに攻撃するだけではクリアできない |
特殊なアクションの発動に関しては,適宜解説がなされる。こうしたアクションを駆使して閉ざされている道を切り開くことも |
攻撃手段のアップグレードはツリー形式となっており,プレイヤー各自のスタイルや好みに合わせたカスタマイズが可能だ |
続いて,「
影牢 〜ダークサイド プリンセス〜」のプロデューサーを
務める
菊地啓介氏が
登壇。
菊地氏は,18
年の
歴史を
持つ「
影牢」シリーズについて,「“
悪”が
主人公」「
武器がトラップ」という2つの
特徴を
軸に
展開してきたとし,
今回もまた
多くのアイデアを
詰め
込んだと
話す。
「影牢 〜ダークサイド プリンセス〜」プロデューサー 菊地啓介氏 |
菊地氏は「
影牢 〜ダークサイド プリンセス〜」の
企画にあたり,シリーズのファンを,
「残忍なトラップで敵が苦痛に苦しむ様子を楽しむタイプ」「敵が落ちてくるタライに当たったり,バナナの皮で滑ったりする様子を笑って楽しむタイプ」「複数の仕掛けを綿密に配置し,敵が連続でトラップに掛かる様子を楽しむタイプ」の3
系統に
分類したという。
そして
本作では,
各タイプの
嗜好に
合うよう
「残虐」「屈辱」「華麗」の3
系統のトラップを
用意し,プレイを
通じてそれぞれに
特化していけるようになっていると
話した。
また
本タイトルの
新機能として,あらかじめ
登録しておいた
複数のトラップを,[×]ボタンをタイミングよく
押していくだけで
次々に
発動できる
「トラップシーケンス」や,
敵に
一定の
手順でトラップを
当てて
鎧を
破壊し,
防御力を
大幅に
下げる
「アーマーブレイク」が
紹介された。とくに
後者は,
敵があられもない
姿となるため,
視覚的にも
楽しめるだろうと
菊地氏は
語る。
さらに
菊地氏は,
本タイトルのプレイで
特定の
条件を
満たすと,
「影牢 〜刻命館 真章〜」の
主人公「ミレニア」の
衣装が
使えるようになるとの
情報を
公開。ゲーム
中には,こうした
衣装が
多数隠されており,それを
探し
出すのもプレイの
楽しみの1つになっているという。
ミレニアの衣装
|
最後に
菊地氏は,「
影牢 〜ダークサイド プリンセス〜」を
「プレイヤーの想像力に訴えかけるゲーム」とし,たとえばリアルで
嫌なことがあったときに,
本タイトルのトラップコンボで
憂さ
晴らしするような
楽しみ
方をはじめ,さまざまな
形で
遊んでほしいとまとめた。
チュートリアルでは,トラップの仕掛け方と発動,トラップシーケンスの登録やアーマーブレイク,敵の捕獲,トラップの系統など,全10項目にわたって実践を伴う解説がなされる。「影牢」シリーズが初めてという人でも,プレイしやすい親切設計だ
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