さまざまなデータ
分析などを
行うSensor Towerは
本日(2023
年10
月6
日),
日本で
人気の
高いジャンルの
一つである
モバイルスポーツゲームにおける,収益やプレイ時間,継続率に関するレポートを
公開した。
レポートによると,
日本のモバイルスポーツジャンルにおいて,野球ゲームとサッカーゲームが収益の柱となっていることが
確認できるという。また,モバイルスポーツゲームは
世界的にも
人気のあるジャンルだが,
世界と
日本ではその
傾向が
若干異なるようだ。
Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると,2023
年1
月から8
月までの
世界のモバイルスポーツゲームの
収益トップ10は,サッカーゲームが5タイトル,
野球ゲームが1タイトル,そのほか4タイトルとなっている。
一方,
日本では
順に6タイトル,3タイトル,1タイトルとなっており,ほぼサッカーゲームと
野球ゲームで
占められるという。
収益トップ10のパブリッシャ
別の
内訳では,
世界ではElectronic Arts,KONAMI,Take-Two Interactiveが
各2タイトル,そのほかが4タイトルとなっているが,
日本においてはトップ5
中の4
作品がKONAMIのモバイルスポーツゲームで,このジャンルではKONAMIの
独走状態にあるとのこと。
世界と
日本で
収益トップとなっているのが
「プロ野球スピリッツA」(
iOS /
Android)だ。プロ
野球スピリッツAは,
日本でのみリリースされており,
世界市場でもリリースされている
収益2
位の
「FIFA Soccer」との
差はわずか。プロ
野球スピリッツAは,
前年同期比でも1
位になっていることから,
日本の
野球ファンから
熱烈な
支持を
受けていることが
分かるという。
Sensor Towerの
使用状況インテリジェンスのデータによると,
収益トップ5のタイトルのユーザーがプレイに
費やした
週あたりの
時間は,いずれのタイトルも1〜10
時間が
多い
傾向にある。プロ
野球スピリッツAについては,10
時間以上というユーザーが10%に
迫っており,
熱中してプレイしているファンが
多いことがうかがえる。
世界市場で
収益2
位のFIFA Soccerと
比較しても,10
時間以上というユーザーはプロ
野球スピリッツAが
上回っている。
また,
日本における
収益トップ5のタイトルのユーザー
分布では,いずれのタイトルも
平均年齢が33〜34
歳で
共通しており,
野球ゲームでは25〜34
歳,サッカーゲームでは35〜44
歳の
層が
多い
傾向にあるという。
男女比別では,
野球ゲームが
男性7:
女性3に
対して,サッカーゲームでは
男性6:
女性4と
若干女性比率が
高くなっている。
ユーザーのプレイ
継続率についても,
日本の
収益トップ2であるプロ
野球スピリッツAと
「eFootball 2023」は,トップ5
内のほかのタイトルと
比較して
継続率が
高く,60
日目,90
日目においても
高水準をキープしているとのこと。こうした
支持の
大きさが
収益につながっているとしている。
※
掲載した
画像はすべてSensor Towerのブログ(
リンク)より。